『Enginefall』はRed Rover Interactiveが開発中の、サンドボックス要素が豊富なPvPサバイバルFPS。プレイヤーは終末世界を走る超巨大列車の労働者となり、車内でリソースを集めて自身を強化。仲間とともに車掌の座を奪いに行ったり、自分だけのコミュニティを築いたりできる。
プラットフォームはSteam。2026年初頭のリリースを予定しており、現地時間3月1日より北米と欧州ユーザー向けにプレイテストを開催する。
超巨大列車でのサバイバルFPS『Enginefall』
『Enginefall』の舞台となるのは、ポストアポカリプス世界を爆速で周回するメガ・トレイン。列車がまるごと街になったようなこの超巨大列車の中で、プレイヤーは永遠の強制労働奴隷としてスタートする。仲間とともに武装して車掌に反旗を翻し、列車のエンジンルームを制圧。車掌の座を奪い取ることを目指す。
もしくは、列車内に自分だけの拠点を作ったり、仲間と交流してコミュニティを築いたり、他の列車のレイドに出かけたりもできる。サバイバル・クラフト要素がふんだんに盛り込まれた、マルチプレイヤー・サンドボックスFPSだ。
車掌の座を目指し、巨大列車を冒険
メガ・トレインを構成する車両には、労働者の階級ごとに「クラス」が設定されている。一つ一つの車両に、まるで別の街のような景観が異なっている。
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鉱物リソースに満ちた車両もあれば、自然に覆い尽くされた車両、さらに買い物ができる車両もある。物資アイテムは列車内の至るところで収集でき、装備をさらに強化したいなら、メガ・トレインの先頭に向かって進んでいく必要がある。
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「ファーストクラス」の車両を抜けると、その先が列車のコアであるエンジンルームになる。そこにいる車掌プレイヤーを倒すと、自分が「車掌」クラスとなり、列車の支配権を獲得。富を独占し、仲間とさらに大きなコミュニティを築ける。
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ただし他のプレイヤーも常に車掌の座を狙っている。車掌になったら、今度は自分でエンジンルームを要塞化し、侵入者たちに備える必要がある。
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『Enginefall』の世界には、多数のメガ・トレインが走っている。車掌は目指さず、列車内で資材を集めたら、別のメガ・トレインを目指して脱出することもできる。
プレイヤーには個人用の脱出ポッド「Dagger Shuttle(ダガーシャトル)」があり。これに乗って新たなコミュニティに移動。そこにいるプレイヤーたちと交流したり、徒党を組んでレイドしたりできる。「Dagger Shuttle」にもアップグレード要素がある。
拠点を作って装備をアップグレード
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クラフト要素として、台車エリアに自分自身の拠点を作れる。ここで武器やアーマーをクラフトしたり、新技術を開発したりする。ただし他のプレイヤーに要注意。留守にしているときのために、冷凍睡眠装置に入り、プレイの進行を一時停止する機能もある。
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デスすると、列車のAIが自分のクローンを作ってリスポーンさせてくれる。ただしリスポーン回数には限りがあり、リスポーン・トークンを使い切るとその列車内での冒険は終わり。リスポーン回数を増やす方法として、自分のクラス以外の台車に侵入し、クローン装置から「Trespasser Chip(侵入チップ)」というアイテムを奪う手がある。
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うっかりデスを繰り返すとリソースがなくなっていくが、じり貧状態でもサバイバルできるギミックも。戦闘で不利になったら「死んだふり」機能で敵をだます。武器がなければ「高所から飛び降りて敵を踏み潰す」。さらに「他人の荷物からアイテムを盗む」、「他人に爆弾をしかけて暗殺してアイテムを奪う」こともできる。
クラフト要素やサバイバル要素のあるPvPシューターは他にも数多くあるが、巨大な列車を一つの世界にした『Enginefall』はユニークな作品だ。2026年初頭のリリースに向けてウィッシュリストに登録し、ピンは高そうだが北米・欧州向けのテストに興味があれば参加してみよう。
- 『Enginefall』Steamストアページ
- 3月1日よりプレイテスト開催(※北米・欧州向け)
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Steam
コメント
コメント一覧 (1件)
あまりにもスノーピアサーの設定そのままだけど大丈夫なのか