『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』に続く2025年の新作CoDについては、まだActivisionからの公式発表は何もない。
一方で、ファンには嬉しくない点が先に判明してしまったのかもしれない。「ソフトの値上げ」だ。
Xbox本体、コントローラー、新作ゲームが全世界で値上げへ
現地時間5月1日、Microsoftは同社の手がけるXboxに関する価格改定を発表した。日本を含めた全世界における、Xbox本体各種と、コントローラー含む周辺機器の一部が値上げされることになった。
- 価格改定の要約
- 現地時間5月1日をもって、Xbox StoreにおいてXbox本体各種とコントローラーの価格を改定。小売に向けても新しい希望価格を提供
- Xboxのファーストパーティーゲームの新作のうちいくつかは、今年のホリデーシーズンより79.99ドル(約12,000円)でリリース予定
- Xbox Series SおよびXの入手可能性についても、国ごと、小売ごとに、今後変化していく可能性がある
Xbox Storeでの新価格(参考)
- 本体
- Xbox Series S 512:$379.99 ($299.99から値上げ)
- Xbox Series S 1TB: $429.99 ($349.99から値上げ)
- Xbox Series X デジタル: $549.99 ($449.99から値上げ)
- Xbox Series X:$599.99 ($499.99から値上げ)
- Xbox Series X 2TB Galaxy Special Edition: $729.99 ($599.99から値上げ)

- 周辺機器
- Xbox ワイヤレスコントローラー (Core) :$64.99
- Xbox ワイヤレスコントローラー(Color):$69.99
- Xbox ワイヤレスコントローラーSpecial Edition:$79.99
- Xbox ワイヤレスコントローラーLimited Edition:$89.99 ($79.99から値上げ)
- Xbox エリートワイヤレスコントローラー Series 2 (Core) :$149.99 ($139.99から値上げ)
- Xbox エリートワイヤレスコントローラー (Full):$199.99 ($179.99から値上げ)
- Xbox ステレオヘッドセット:$64.99
- Xbox ワイヤレスヘッドセット:$119.99($109.99から値上げ)

- 日本(日本マイクロソフト株式会社より)
- Xbox Series X 本体: 66,978円 (税込)
- Xbox Series S 1TB (ブラック) 本体: 49,978 円(税込)
- Xbox Series S (512GB) 本体: 44,578 円(税込)
2025年の『CoD』にも影響か
気になるのは、本体だけでなくXboxのファーストパーティーゲームも値上げの対象になっている点だ。
ホリデーシーズンに出そうな新作といえば、やはり2025年の新作『コールオブデューティ』のことを思わざるを得ない。CharlieIntelはじめ海外勢もやはり同じことを心配しており、「その値段ならゲームを買うのを止める必要がある」とコメントされるほどだ。

2024年10月にリリースされた『CoD:BO6』は、通常版が69.99ドル。日本だと9,800円という販売価格だった(予約開始時点)。
日本では円安環境が続いていることもあり、ここにプラス10ドルして79.99ドルになると、「通常版12,000円」が見えてくる。特典付きの「秘蔵版」は99.99ドル/13,400円だったが、こちらも値上げされると15,000円を超えそうだ。なお値上げをするなら、今年限りでは終わらない可能性も想定しておきたい。
もちろん、繰り返しになるが2025年の『コールオブデューティ』についての公式発表はまだ何もない。しかし、今回のXbox値上げの背景にはMicrosoftの単独の事情ではなく、物価上昇による生産コストの上昇があり、企業努力のみで避けるのは困難という点はおさえておきたい。
コロナ禍以降のアメリカのインフレ経済に明確な着地点がなかなか見えない中で、昨今はトランプ政権のいわゆる相互関税政策も加わり、不確実性がさらに高まっている(参考:NHK)。重要な貿易相手国である日本もこの影響を受ける。
Microsoftは次の経済環境に備えた形だ。ゲーム業界では任天堂も、米国向けNintendo Switch 2周辺機器の値上げを発表(参考:日経新聞)。ソニー・インタラクティブエンタテインメントも、欧州など一部地域でPlayStation 5を値上げした(PS Blog)。ハード、ソフト、関連製品、サービスを問わず、他のメーカーも今後これに続く可能性がある。
2025年の新作については、『BO6』の続きで『ブラックオプス7』という噂がある。毎年のパターンだと、Activisionから何らかのティザーが出始めてもおかしくない時期に入っているので、最新情報を注意深くチェックしておこう。

- タイトル:Call of Duty: Black Ops 6(コール オブ デューティ ブラックオプス 6)
- 発売日:2024年10月25日
- 対象機種:Xbox Battle Pass, PC Game Pass, PC(Microsoft Store, Battle.Net, Steam)PS5,PS4 / XboX X|S, One

Source: Microsoft
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コメント
コメント一覧 (10件)
箱よりpcゲームパス優遇すごいよ、新シーズンやリローデッド始まる時だけ14日間150円を利用すればいいだけ
ゲームパス解約後1週間経てばまた14日間150円で遊べる、2日前に解約したら返金されるから無料、シーズン始まってちょっと遊ぶだけのライト層はゲームパス利用した方がいい
それ1回だけだろ
サブアカウント含めて2月からできてるぞ
シーズンはじまって少しやる程度ならマルチ無料開放期間あるからそれで済むやろw
ミッドシーズン無料期間ないじゃん
イベント系やバトルパスの新武器解除含めたら無料期間じゃ足りないのよ、12日間無料で遊べるから武器解除と迷彩解除できるしpcゲームパス使った方がいいよ
いやいや言ってるのシーズン開始に少しやる程度の人やろ。そんな人は別に迷彩解除しないやろ
毎年バグまみれのゲーム出すクセに値上げかよ…
まぁどんな低クオリティでもブランド力だけで一定数売れるから今年も値上げしてテキトーな作品出すのかね
もう基本無料にして課金で稼ぐべき
CODに関して言えば別にマルチだけ遊べるやつ販売すれば低価格で出せるやろ
AB買収してこれなの最悪
箱だけ値上げしといてソフトウェアは巻き込まないでくれ