Embark Studiosが手がけるPvPvEエクストラクション・アドベンチャーTPS『ARC Raiders(アークレイダース)』は、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic)向けに大好評発売中。
ゲームとしては荒廃してしまった世界を舞台にしているが、実際には地下都市スペランザの住民たちも驚きのレイダー人口を擁しており、人類の未来は割と明るいようだ。リリースから2週間ほど経過したが、プレイヤーはまだまだ増え続けている。
『ARC Raiders』リリース後も増え続ける人口
10月30日にリリースされた『ARC Raiders』は、初日から絶好調。Steam版のみの話だが、初週は同時接続プレイヤー数が約26万から始まり、たちまち40万人を突破したことで話題を集めた。

しかしプレイヤー人口には、まだまだ伸びる余地があるようだ。SteamDBで日ごとの人口推移グラフをチェックすると、記事執筆時点の11月16日には同時接続ピークを更新して48万人に到達。11月9日の記録(46.2万)を更新した。Steam Chartsからも明らかなように、この規模はSteam全体における最上位帯。維持できればトップ10どころか、トップ5さえ常駐可能な数字だ。
長らくSteam上位タイトルとなっている『Counter-Strike 2』、『Dota 2』、『PUBG: BATTLEGROUNDS』に匹敵する規模。2025年はシリーズ復活を掲げた『バトルフィールド6』の大ヒットも注目されているが、Embark Studiosが手がける『ARC Raiders』もPCゲーム界の地図を塗り替えているところだ。
PlayStation版やXbox版を含めた数字は不明だが、実際の総プレイヤー数は想像以上に多い可能性が高い。公式からの発表としては、11月11日の時点で既に全プラットフォーム合算で同接70万人を突破していることが報告されている。
コミュニティと開発の熱意が相乗効果

『ARC Raiders』は、恐ろしい機械軍団ARCの襲撃によって滅ぼされた地球を舞台に、プレイヤーは残された地上資源を求めるレイダーとなり、ARCや他のレイダーたちと戦いを繰り広げるPvPvEシューターだ。
ゲームシステムは、倒されると荷物をすべて失うという「脱出系」に分類される。しかし、敵NPCが非常に強力に設定されていたり、一方では繰り返し調達できる無料のロードアウトがあったりと、Embarkならではの難易度バランス調整が絶妙。「倒れたら終わり」という脱出系の緊迫感をウリにしつつも、カジュアルにも遊べるよう丁寧な工夫が見られる。

11月中旬も、「NORTH LINE」アップデートとともにコミュニティ主導のイベント「Breaking New Ground」が開催され、プレイヤー同士で協力しながら新マップを開放するなど、ライブサービス型の強みをいかしたコミュニティ重視の開発方針が好評を博している。
ハードコアFPS『Escape from Tarkov(タルコフ)』が切り開いた脱出系の地平を、異なるアプローチからうまく開拓した作品だ。今回の人口ピーク更新も、プレイヤーとEmbark Studiosの熱量が相乗効果を生んだ結果といえるだろう。
- 『ARC Raiders』ストアページ

FPS POWER TUNE
Source: Pressrelease







コメント
コメント一覧 (5件)
ローンチ時がピークで下がり続け今や10万台目前のBF6と
徐々に増え続けたArcが対照的すぎる
あれは人口の多いアメ鯖以外は息してないから人が減るのも当然だと思う。サーバーの仕様が改善される気配もないし。
タルコフ出たら過疎るどころか増えちまったwどうしてなんだろーね?
言っちゃ悪いがタルコフはゲームとして作りが杜撰過ぎるし、それに加えて難易度もハードコアだから…
それも含めて愛せるよって物好きだけが生き残る設計してるからARCのが流行るのは自然よ
その頃無料のバトロワをリリースしたBF6はピークである発売時からsteam人口が半分以下になっていた