Treyarchがメイン開発を手がける『Call of Duty: Black Ops 7(コールオブデューティ: ブラックオプス7)』では、日本時間12月5日午前2時より最初の大型アップデート「シーズン01」がスタート。開幕に先駆けて、変更内容を記載したパッチノートが公開された。
新武器の対戦データを考慮するため、今回は武器バランスの調整は控えめ。個別のアタッチメントの微調整に限られている。一方でマルチのプレイリストデザインが変更され、従来型のスキルマッチ形式が、オープンプレイリストに代わって注目のプレイリストとして強調されるようになる。
『CoD:BO7』シーズン01アップデート
RICOCHETアンチチート
- シーズン01より、ウォーゾーンのプレイにはTPM2.0とセキュアブートを要する
- ブースティング検知の強化:不公平な進行速度を得ていたチーターを排除
メールアドレス認証報酬
自身のアカウントのセキュリティを強化するためにメールアドレスを認証させたプレイヤーは、以下の報酬をシーズン01開始時に受け取れる。以前から認証していたプレイヤー、今回初めて認証したプレイヤーともに対象。
- ユニバーサル武器迷彩「Veiled Aurora」
- プレイヤーXP2倍トークン(1時間)x5
- 武器XP2倍トークン(1時間)x5
- バトルパスXP2倍トークン(1時間)x5
チャレンジ
- 報酬フィードでコーリングカードを選択した際に、「チャレンジへ向かう」オプションを追加。これで、特定のコーリングカードをアンロックするそのチャレンジへと素早く移行できる
- 全モードの迷彩ハブで、マスター迷彩の進行状況と次のマスター迷彩チャレンジが正しく表示されない不具合に対処
- ロビーのチャレンジ追跡ウィジェットで、一部のチャレンジの総計がその進行ゲージに重なる不具合に対処
武器バランス調整
貫通ダメージを仕様変更
シーズン01では、弾丸のオブジェクト貫通性能が全体的に強化される。これまでは貫通するオブジェクトの厚みによってダメージの減衰度が異なっていたが、この仕様だと武器ダメージに影響を与えずに射程を調整することが難しくなっていたという。
シーズン01では、距離によるダメージ減衰と、貫通によるダメージ減衰を切り分けることに。弾が遠くに行くほどダメージが減少するのはこれまでと同じだが、今後はどんな厚さのオブジェクトを貫通しても、貫通によるダメージ減少量は一定割合になった。
- 多くの種類の面に対し、弾丸を貫通させられる距離をやや引き延ばした
- 面を貫通した弾丸は、貫通時の距離と関係なく一定の割合でダメージが減衰する
- FMJ弾は貫通可能な距離が延び、貫通時のダメージ減衰も減少する
- FMJ弾の貫通後のダメージが、意図した通りに改善されない不具合に対処
ホリデーシーズンに向けてさらにバランス調整
シーズン01開始時の武器バランス調整は、以下のとおりアタッチメントに限られている。いずれも個別の項目に焦点を当てた微調整であり、環境全体へのバランス調整を意図したものではない。
シーズン開始から数週間は、新武器やアタッチメントを含めてのデータとフィードバックをチェックしていく。そしてホリデーシーズンに向けて、より広範なバランス調整をリリースする予定だ。
アサルトライフル
M15 MOD
- 16.5" フュージョンバレル
- 有効射程ボーナスを20%から18.5%に減少
AK-27
- ストライダーハンドストップ
- 移動速度ボーナスを0.05m/s減少
- フローガードフォアグリップ
- 移動速度ボーナスを0.05m/s減少
- キャリバン ライトストック
- 腰だめ撃ち時の移動速度ボーナスを0.075m/s減少
- ダッシュ速度ボーナスを0.075m/s減少
- ヴィクトル7R ストック
- エイム移動速度ボーナスを0.06m/s減少
- パジル ヘビーストック
- エイム移動速度ペナルティを0.075m/s増加
MXR-17
- クイックステップ フォアグリップ
- 移動速度ボーナスを0.025m/s増加
- EAM ステディ90 グリップ
- 移動速度ボーナスを0.025m/s増加
- ウィンチストック
- エイム移動速度ペナルティを0.05m/s増加
X9 Maverick
- クイックステップ フォアグリップ
- エイム移動速度ボーナスを0.025m/s増加
- 意図せず付与されていたダッシュ速度ボーナスを削除
- エーエリアル ウェーブストック
- 腰だめ撃ち時の移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- ストライダー オーバーステップストック
- エイム移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- H01-90 フルストック
- エイム移動速度ボーナスを0.025m/s増加
DS20 Mirage
- ストライダーハンドストップ
- エイム移動速度ボーナスを0.04m/s増加
- アサルトディビジョンストック
- 腰だめ撃ち時の移動速度ボーナスを0.05m/s減少
- ダッシュ速度ボーナスを0.05m/s減少
- ウェイトストック
- エイム移動速度ペナルティを0.05m/s増加
- Redwell カリオンストック
- エイム移動速度ボーナスを0.04m/s増加
Peacekeeper Mk1
- クイックステップ フォアグリップ
- エイム時のしゃがみ移動速度に、通常のエイム移動速度へのボーナスと同じ量のボーナスが適正にかかるようになった
- Swift-B ガードストック
- 移動速度ボーナスを0.13m/s増加
サブマシンガン
Ryden 45K
- 11" ラウチ 6L-R バレル
- 弾速へのボーナスを25%から27%に増加
- 10.5” Greaves ウィップテールバレル
- 弾速へのボーナスを12.5%から13.5%に減少(※訳注:原文ママ)
- EAM ライトパスフォアグリップ
- エイム移動速度ボーナスを0.075m/s増加
- コラプシブルストック
- 移動速度ボーナスを0.025m/s増加
- 腰だめ撃ち時の移動速度ボーナスを0.025m/s増加
- しゃがみ移動速度ボーナスを0.025m/s増加
- ダッシュ速度ボーナスを0.025m/s減少
- SKE-02 ストック
- エイム移動速度ボーナスを0.075m/s増加
RK-9
- クイックステップ フォアグリップ
- 移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- エイム移動速度ボーナスを0.05m/s増加
- エンボイフォアグリップ
- 移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- アライアンス拡張マガジン
- 装弾数を40発から42発に増加
- アスコット ドラムマグ
- 装弾数を55発から57発に増加
- コンパクト ヴォイドマグ
- 装弾数を25発から27発に増加
- ナイトフォール ラピッドストック
- 移動速度ボーナスを0.025m/s増加
- 腰だめ撃ち時の移動速度ボーナスを0.025m/s増加
- しゃがみ移動速度ボーナスを0.025m/s増加
- VQ-45 ハーピーストック
- エイム移動速度ボーナスを0.05m/s増加
Razor 9mm
- EAM ライトパスフォアグリップ
- 移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- エイム移動速度ボーナスを0.06m/s増加
- EAM ステディ90 グリップ
- 移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- サーペントパッド
- ダッシュ速度ボーナスを0.05m/s減少
- レネゲードパッド
- エイム移動速度ボーナスを0.06m/s増加
Dravec 45
- 19" EAM ホライズンバレル
- 有効射程ボーナスを30%から27%に減少
- 14" バースバレル
- 有効射程ボーナスを15%から13.5%に減少
- EAM ヘリテージストック
- 移動速度ボーナスを0.075m/s減少
- 腰だめ撃ち時の移動速度ボーナスを0.075m/s減少
- しゃがみ移動速度ボーナスを0.075m/s減少
- ダッシュ速度ボーナスを0.075m/s減少
- サーバルQステップ ストック
- エイム移動速度ボーナスを0.025m/s減少
Carbon 57
- 14” ロックリーバレル
- 有効射程ボーナスを27%から30%に増加
- 11” Greaves プロトンバレル
- 有効射程ボーナスを13.5%から15%に増加
- クイックステップ フォアグリップ
- 移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- エイム移動速度ボーナスを0.06m/s増加
- サッパーガード ハンドストップ
- 移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- グラフエアロストック
- 移動速度ボーナスを0.25m/s増加
- 腰だめ撃ち時の移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- ダッシュ速度ボーナスを0.13m/s減少
- Bowen リゾルートパッド
- エイム移動速度ボーナスを0.06m/s増加
MPC-25
- 13.1" レイザーバックバレル
- 弾速へのボーナスを27%から25%に減少
- 10.4” ハイドラバレル
- 弾速へのボーナスを13.5%から12.5%に減少
- クイックステップ フォアグリップ
- 移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- エイム移動速度ボーナスを0.1m/s増加
- フローガードフォアグリップ
- 移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- バイパーワイヤーストック
- ダッシュ速度ボーナスを0.025m/s減少
- K-1 ペダルストック
- エイム移動速度ボーナスを0.025m/s増加
- アリドフルストック
- エイム移動速度ボーナスを0.075m/s増加
ライトマシンガン
MK7.8
- 17" Bowen ムーンバレル
- 有効射程ボーナスを25%から30%に増加
- 18.5" タイタン ハイブリッド バレル
- 有効射程ボーナスを12.5%から15%に増加
- クイックステップ フォアグリップ
- エイム移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- Charon ライトストック
- ダッシュ速度ボーナスを0.025m/s減少
- SwiftGuard ストック
- エイム移動速度ボーナスを0.025m/s減少
XM325
- 24" フラクタルLRB バレル
- 有効射程ボーナスを30%から25%に減少
- 20" リスト76 ノヴァバレル
- 有効射程ボーナスを15%から12.5%に減少
- VG-0 ライトストック
- 腰だめ撃ち時の移動速度ボーナスを0.05m/s増加
- ストライダーハンドストップ
- エイム移動速度ボーナスを0.025m/s減少
- 2Rモビリティ ストック
- エイム移動速度ボーナスを0.025m/s減少
その他の武器アップデート

- アタッチメントの名前、説明文、長所と短所に関するさまざまな不具合に対処
- 複数の武器とマガジンで、武器をリロードするプロンプトが正しいタイミングで表示されないいくつかの不具合に対処
エンドゲーム / CO-OPキャンペーン(抜粋)
- 2種類の新エキゾチック武器を追加
- キルスイッチ:純粋な力と攻撃性に調整されたフルオートアサルトライフル。榴散弾との親和性を持つ
- スウォームフォージ:極めて動的かつ冷酷な至近距離戦に適応したフルオートサブマシンガン。フォトン弾との親和性を持つ
- アンダーバレルランチャーのダメージは、武器のレアリティとキャラクターのダメージ・アップグレードに伴って増加するようになる
- キャンペーンのパズルの、マウスでのナビゲーションを改善
- ミッション「汚染」
- キネティックジャンプを無制限に使えるようにした
- ニカラグアでの複数のデスに対し、安全装置が先行して処理されるようにした
- ミッション「激化」
- ボスとの交戦中、カードキーをドロップするロジックを改善
- ユーザーインターフェース
- キャンペーンミッションの「任務を離脱」画面上に、プレイヤーの達成度(%)が表示されるようになった
- 「任務を離脱」画面には、ミッションから退出するのに長押しのプロンプトが出るようになった
マルチプレイヤー(抜粋)
オープンプレイリストについて
シーズン01で新モードと復刻モードが多数登場するのに合わせて、マルチプレイヤーモードのプレイリスト構成と、インターフェースがアップデートされる。
一番目に表示されるのは「注目」プレイリストのタブとなる。ここでは、さまざまなシーズン01の新マップで対戦する「シーズン01モッシュピット」が強調される。
「注目プレイリスト」には他にも「スタンダード モッシュピット」があり、ここではマッチングにおいてプレイヤースキルが重要な要素として考慮される。要するに、これまで通りのスキルマッチ方式でロビーを形成するプレイリストを基本に戻したいのだと読み取れる。
『BO7』のベータからリリース版にかけては、マッチングにおいてプレイヤー間のスキル差をあまり考慮しなくなる「オープンプレイリスト」の登場が話題となった。しかし、開発側が言うには、従来型である「スタンダード モッシュピット」でのプレイヤーエンゲージメントが増加しているのを確認しているという。
そこで、なるべく自分と同等のスキルの敵と戦いたいプレイヤーに向けて、「スタンダード」の方をメインである「注目プレイリスト」に加えることにした(リリース時点ではこちらがサブで、「オープン」の方がメインになっている)。
「スタンダード モッシュピット」を補足する形で、プレイヤースキルがあまり考慮されない「オープン マッチメイキング」のプレイリストも続投する。より多様な体験を求めるプレイヤーに向けてフィーチャーされるとのことで、こちらはあくまでサブの扱いにするようだ。
「注目」タブの他にも、プロップハントなどのカジュアル対戦が楽しめる「パーティーゲーム」タブがある。
ゲームモードのアップデート
- オーバーロード
- オーバータイムを追加
- 対戦の前半が終わった時点でEMPデバイスを持っているプレイヤーは、追加で30秒、オーバーロードするか倒されるかの時間を得る
- 対戦終了時点でも同様にオーバータイムが発生するが、これはEMPを持っているプレイヤーが劣勢のチーム側で、1ポイント差で敗北するという場合に限られる
- EMPデバイスを運んでいる際は、ピストルを強制的に持つようになる
- サブ武器がピストルでない場合は、バックアップ・ピストルが与えられる
- スカーミッシュ
- ミッション:タイドに新たな重要目標を追加
- スカーミッシュにベストプレイ機能を追加
- 重要目標が、以前より約25%早く出現するようになる
- ミッション:タイドからヘリコプターを削除
- ミッション:タイドで、ウイングスーツで再出撃する位置を引き上げ
マップ
- 新マップ
- ユートピア、フェイト、スタンドオフを6v6プレイリストに追加
- オデュッセウスをフェイスオフ・モッシュピットに追加
- エクスポージャー
- 新たな通り道と内部構造を追加し、「積荷場」からスポーンしたプレイヤーが、そこからつながる「ソーラーパネル」や「塩貯蔵庫」に移動しやすくした
- 都心
- 新たな懸垂式モノレールを追加。これは中央のモノレール・セクションと、駅の上部セクションにつながっている
スコアストリーク
- スカウトパルスのオーバークロック進行率を大きく上昇させた
ゾンビモード(抜粋)
- 「アッシュ オブ ザ ダムド」のメインクエスト
- カースモードにおけるアッシュ オブ ザ ダムドのボス戦はオリジナル版に戻し、難易度を引き上げた
- 他のイベント中のプレイヤーたちは、5分のディレイを挟んで、全員が必要になるメインクエストの段階にワープされるようになった
- パックアパンチ版のAAROWを、グレネード弾を発射するようにアップデート
- アンダーバレルランチャーのダメージは、武器のレアリティとキャラクターのダメージ・アップグレードに伴って増加するようになる
- ミステリーボックス
- ミステリーボックスから出てきたアイテムは、ボックスを近接攻撃すれば地上に落ちるようになった。そのアイテムはどのプレイヤーも装備可能
- サバイバル
- Necrofluid Gauntletがサバイバルのミステリーボックスから入手できるようになった
- T.E.D.D.のミッションがサバイバルで有効化
- 特殊ラウンドと脱出中を除いて、チョンピー(※武器のリサイクルができるゴミ箱)はサバイバルでは有効化されたままとなる
- カース
- カースでは、トラップによるキルから得られるエッセンスを減少させた
- 序盤ラウンド中、トキシックグロースでエーテルプラント(※地面から生えている緑色の塊)に養分を与えた際に、高レアなアイテムがドロップする確率を低下
- チャレンジ
- デイリーチャレンジから「スペシャルゾンビをキル」を削除
- リーサル装備品を要求するチャレンジに、スティッキーグレネードとクラスターグレネードがカウントされるようになった
- デッドオプスアーケード4
- 新モードとプレイリストのアップデート
- リーダーボードをリセット
- ハードコアプレイリストを追加
- 通常プレイリストに一人称視点モードを追加
『CoD:BO7』シーズン01まとめ

FPS POWER TUNE
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コメント
コメント一覧 (7件)
あのー、SGとMRの調整が見当たらないようですが正気か?
トライアークは一気にライト層潰し始めたからな。
海外のプロ、ストリーマーの意見聞いた結果がこのザマなのかはわからないけどトライアークはもう駄目だな。
MXRとAkita何も無しとか終わってる
今やってほしい武器調整が何も入ってない…
まだ地獄が続くのか…
マクロ環境のまま年越すって事?
終わってる
「ほらやっぱりSBMMは必要だったろ?」と言わんばかり
プレシーズンの段階で見切りを付けられる程度には酷い数字や反応が出てるって事だろうね
実際、BO6に比して開始数分で部屋が崩壊するしょーもないマッチが体感として多過ぎ
ゾンビモードでサバイバルでもゴミ箱とTEDDミッションが有効化されるのは嬉しいね。ミステリーボックスのアイテムを近接攻撃するだけで落とせるようになるのも良い変更。トキシックグロースでの植物ブーストの弱体化も個人的には良いと思う。調子良いときは6ラウンドまでにパックアパンチLv2、武器レア度エピックに育ってるレベルだったから流石に便利過ぎたと。