Treyarchは『Call of Duty: Black Ops 7(コールオブデューティ: ブラックオプス7)』における最初の大型アップデート「シーズン01」の全情報を公開した。日本時間12月5日午前2時よりスタートする『BO7』シーズン01は、マルチ、ゾンビ、キャンペーン・エンドゲームの新コンテンツに加え、「ウォーゾーン」も『BO7』に統合される大規模なものとなる。
この記事ではシーズン01の新要素のうち、新武器や新アタッチメント、バトルパスにイベント、チャレンジなど、全モードに関連する項目を紹介していく。
『CoD:BO7』"シーズン01"12月5日スタート
(以下、日本語名不明のものは記事上の仮訳)
シーズン01のストーリーは、『BO7』キャンペーン終了後から始まる。ギルドCEOエマ・ケーガンの忠実な右腕だったオールデン・ドーンなる人物が新たに台頭し、組織の実権を掌握した。ドーンの目的は、デイビッド・メイソンを捕らえ、JSOCメンバーたちの有する最先端神経技術「Cリンク」に秘められた秘密を解き明かすことだ。
シーズン・バトルパスが進めやすく改変

シーズン・バトルパスが『BO7』シーズン01でいよいよ登場。対戦を通じてバトルパストークンを獲得することで、オペレータースキン11種、武器設計図26種、CODポイント1,100を含む、全119の報酬にアクセスできる。「秘蔵版」購入者なら、バトルパスとブラックセルがシーズン開始時に即時アンロックされる。
全体としては『BO6』と同様に、ページを攻略していく形式になっている。一つのページは複数のティアで構成されており、そのページを最後まで進めることで完了報酬としてHVTアイテムが手に入る。
一方で『BO6』からの改善点もあり、デイリーチャレンジ報酬にトークンが出現するようになるなど、シーズン・バトルパスには易化傾向が見られる。
- 『BO7』のどのモードでプレイしても、このゲームに時間を費やすほど、以前より多くの報酬が受け取れるようにしている
- バトルパスの序盤ページはティア数が減り、HVTまで早めに到達できるようになった。一方で、後半のページはティア数が増えている。全体としては多くのHVTをより早く獲得できる
- シーズン内の特定の日には、デイリーチャレンジ報酬としてバトルパストークン1個が含まれるようになる。これはキャンペーン、エンドゲーム、マルチ、ゾンビ、ウォーゾーン、どのモードのチャレンジでも受け取れる

1,100 CODポイントで有料版バトルパスを購入すると、即時報酬としてオペレーター「ドーン」などを受け取れる。
- ドーン用オペレータースキン「Adjutant」
- 10%のバトルパスブースト
- サイト用レティクル「Linked」
- X9 Maverickアサルトライフル用武器設計図「Chain of Command」
- デカール(大)「Rank and File」
- ブラックセル購入者にはさらに「Adjutant BlackCell」が贈られる
バトルパス豪華版「ブラックセル」

「ブラックセル」は現金でのみ販売されるバトルパスの豪華版だ。購入すると、有料版バトルパスの特典の加えて、限定オペレーター「スコーン」がアンロックされる。即時報酬には他にも、Carbon 57用マスタークラフト武器設計図「Ultimatum」や、とどめの一撃「Heavy Fire」、1,100 CODポイントなどが含まれる。また、変わった報酬として、HUDのカスタマイズテーマ「BlackCell No.1」というものも収録される。
ブラックセルを所持した状態でバトルパスを進めていくと、バトルパス内のアイテムのブラックセル版、計21種を追加報酬として獲得できる。通常バトルパスと合わせて、獲得可能なアイテム数は計140点にもおよぶ。
ブラックセル所有者は各モードでデイリーチャレンジの枠が1つ追加されるので、XP稼ぎの効率も上がるだろう。
なお、有料版バトルパス(1,100 CODポイント)を購入した後にブラックセルを購入した場合は、バトルパス購入分の1,100 CODポイントが返還される。シーズンコンテンツが気に入ったら、いつでもブラックセルにアップグレードできる。
ウィークリーチャレンジ復活

2023年の『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ)』で好評を博したものの、2024年の『BO6』には無かった要素「ウィークリーチャレンジ」。コミュニティの要望に応えて『BO7』で復活する。
このウィークリーチャレンジからは、新武器や新アタッチメント、新スコアストリークを含むロードアウトの構成要素や、限定迷彩を報酬として獲得できる。もちろんチャレンジ単体をクリアするだけでもXPが獲得できる。
1週分のチャレンジは、キャンペーン、マルチ、ゾンビ、ウォーゾーンの各モードに6種ずつ、計24種が課させる。このうちいずれか6種をクリアすることで、その週のチャレンジは完了したことになる。なるべくすべてのモードをプレイしておくと、自分にとってどれがいちばん楽そうか手早く見抜けるようになるだろう。
まだ開発中の可能性もあるが、画像によるとマルチの初週チャレンジ6種は以下のようになっている。参考程度に。
- リーサル装備品を使って12キル
- ドローンポッド(フィールドアップグレード)を使って5キル
- 自分のネメシスプレイヤーを3回キル
- ピンポイントグレネード(タクティカル装備品)で発見した敵を5キル
- マッチで7回勝利する
- 300キルを取る
記念すべき最初の完了報酬は、近接武器のBallistic Knifeだ。なおこれを入手した後も、残ったチャレンジをクリアすれば追加のXP報酬が手に入る。
毎週新しいウィークリーチャレンジが次々に追加されていくが、前の週にやり残したチャレンジも、そのシーズン内であれば常に達成可能だ。

さらに毎週の完了報酬に加えて、毎週ウィークリーチャレンジを達成すればユニバーサル迷彩の追加報酬も。計5週分のチャレンジを達成すると「Feedin’ Time」が、シーズン全体のチャレンジを達成すると「Coral Streaks」が手に入る。
なお、武器やスコアストリークなど、ロードアウトを構成する要素をシーズン中に獲得できなかった場合は、シーズン終了後に兵舎メニューから別のアンロックチャレンジにアクセスできるようになる。
『BO7』全プレイヤーに「リプレイサー」配布

ゲームに没頭したいプレイヤーたちの代わりに、日常の雑事をこなしてくれるナイスガイ「リプレイサー」。ピーター・ストーメア演じる彼のスキンが、オリジナルのブラックスーツ姿で登場だ。
このリプレイサーは『CoD:BO7』を所持している全プレイヤーに配布される(ニュアンスとしてはウォーゾーンのみのプレイヤーは含まないのだろう)。シーズン01開始時は、ロビーがリプレイサーであふれそうだ。所属はJSOC陣営。
新武器7種
Kogot-7(サブマシンガン)

- バトルパス・ページ3で獲得
フルオート・サブマシンガン。機動力と連射速度に優れ、腰だめ撃ちで近距離の敵に弾丸をたたき込むのに向いている一方、有効射程が短め。アイアンサイトが見やすいデザイン。
プレステージアタッチメントは「MFS Kogot-7デュアル」。2丁持ちにすることで射程と腰だめ撃ちの精度には多少ペナルティがかかるが、圧倒的な火力でそれをカバーできる。
Maddox RFB(アサルトライフル)

- バトルパス・ページ6で獲得
『BO4』から復刻のフルオート・アサルトライフル。連射速度に優れ、反動も制御しやすく、安定感のある戦いができる。レベルを上げて拡張マガジン(装弾50、ペナルティなし)などのアタッチメントをアンロックすれば、さらにその真価を発揮していくだろう。
プレステージアタッチメントは「13” MFSエコーファイアバレル」。発砲時のブローバックで連射速度がさらに高まり、純粋に火力が上がるが、引き換えに命中精度をやや犠牲にする。
Ballistic Knife(近接武器)

- ウィークリーチャレンジ1週目の完了報酬
近接で高ダメージを与えるナイフだが、刃の部分を発射することで遠隔攻撃にも使える。撃った刃は回収可能。
Sokol 545(ライトマシンガン)

- 「ノーティー・アンド・ナイス」イベント報酬
フルオート・ライトマシンガン。連射速度の切り替え機能がついており、さまざまな状況で柔軟に使い分けられる。連射速度を下げれば命中精度は上がり、射程も伸ばせる。連射速度を上げればダメージも上がるが、その分だけ反動もきつくなる。ベース装弾数100発ながら、ダメージ減衰が最大になるまでの射程も長めで、マークスマンにも対抗できるLMGだ。
プレステージアタッチメントは「MFS 48 ドレッドバーストMOD」。Sokol 545を、強力な6点バースト武器に変化させるというもの。連射速度は劇的に向上し、反動と機動力も向上するものの、引き換えにダメージが低下、射程も短くなる。
NX Ravager(スペシャル)

- 「ラリー・ポイント」イベント報酬
『BO7』でも登場する「スペシャル」枠。ボルトを発射して戦うクロスボウだが、爆発ボルトに切り替えれば着弾地点を爆破できるようになる。はるか遠くまで高い精度を発揮するため、レベルを上げて中距離サイトや遠距離サイトにアクセスすれば、このクロスボウであらゆる距離に対応できるだろう。
プレステージアタッチメントは「トライボルト」。ボルトを3本同時に装填できるようになり、実質的にリロード短縮。次のボルトを速やかに撃ち込める。
Hawker HX(スナイパーライフル)

- シーズン01のイベント報酬(詳細不明)
『BO2』から復刻のボルトアクション・スナイパーライフル。こちらはミッドシーズンで登場しそうだ。
VS Reconと比較すると、反動も、受けるひるみも大きく、エイム中の安定性にも劣り、さらに再装填時間もやや長い。代わりに操作性と機動力が極めて優れているため、素早く移動しながらキルを決めたいスナイパーにはうってつけの武器となっている。
プレステージアタッチメントはまだ「機密扱い」。と言いつつ、「TACスタンス・スナイパーのビルドを可能にするようだ」と記載されている。
Sturmwolf 45(サブマシンガン)

- シーズン01のイベント報酬(詳細不明)
同じくミッドシーズンでの登場が見込まれるサブマシンガン。フルオートで低反動だが、他のSMGに比べて操作性、機動力、射程の部分は性能低め。その代わり命中精度が高く、ヘッドショットダメージにも優れているので、SMGで正確無比なショットを狙いに行きたいプレイヤー向けの武器だ。
プレステージアタッチメントはまだ「機密扱い」のマガジン。「より多くの反動とパワーが与えられる」という。
新アタッチメント11種

シーズン01全体では11種の新アタッチメントが入手できる。そのうち5種は、前述した新武器のうち5つのプレステージアタッチメント。残り6種は、シーズン01のウィークリーチャレンジ報酬になっている。
Akitaスコーチリンク デュアル

ショットガンのAkitaが、ベルト給弾式のデュアル・ショットガンになるというアタッチメント。撃ち続けるとオーバーヒート効果がかかり、射程もやや短縮、腰だめ時の精度も落ちるが、二丁持ちの強みでペレットの雨を降らせることができる。
レッドウェル シェードX サプレッサー

マズルアタッチメントに対応した全武器に装着可能なサプレッサー。消音性に優れるだけでなく、縦横の反動も改善させられるが、代わりに有効射程が短くなり弾速も落ちる。
残り4種は今後公開

その他のアタッチメントはまだ秘密。画像と名前だけがチラ見せされている。一部は名前の通りの機能だと察せられるが、詳細な性能はシーズンが進むにつれて明らかになるだろう。
- CODA 9用「アダプティブ ディスチャージMOD」
- AK-27用「バトル スカー コンバージョン」
- M8A1用「フルオート コンバージョン」
- MPC-25用「コントラブルーム レーザー」
シーズン01のイベント

- 「ラリー・ポイント」イベント
シーズン01最初のイベントは「ラリー・ポイント」。個人ミッションをクリアすることでも報酬を受け取れるが、コミュニティ全体で進めるコミュニティ・ミッションも用意されている。
協力してコミュニティ・マイルストーンに到達すると、全プレイヤーに新武器NX Ravagerクロスボウが贈られる。

- 「ノーティー・アンド・ナイス」イベント
今年のホリデーイベントの一部のようだ。悪い子は「ノーティー・チャレンジ」を達成して、石炭袋の報酬を収集できる。よい子は「ナイス・チャレンジ」を達成し、ホリデーギフトを開けていこう。報酬には新武器Sokol 545ライトマシンガンも含まれている。
アカウントセキュリティ強化でアイテム配布

シーズン01開始時には、セキュリティ強化のキャンペーンも開催。Activisionアカウントにメールアドレスを認証させることで、ユニバーサル武器迷彩「Veiled Aurora」ほか、以下のアイテムが贈られる。
- プレイヤーXP2倍トークン(1時間)x5個
- 武器XP2倍トークン(1時間)x5個
- バトルパスXP2倍トークン(1時間)x5個
現地時間12月4日から有効化されるこちらのページから、簡単にメール認証ができるという。公式サイトのメール認証サポートページ(日本語)も参考に。
FPS POWER TUNE
Source: CoD Official







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