Electronic Artsは現地時間2月3日、同社の会計年度2026年第3四半期決算を発表した。
シリーズ最新作『Battlefield 6(バトルフィールド6)』がゲームコミュニティの話題となった今四半期だが、『BF6』は期待通りの成果を出し、EAのネットブッキングは昨対比で38%も上昇した。他の主力作として、『エーペックスレジェンズ』も2ケタ台の成長を見せている。
『バトルフィールド6』絶好調、EAのネットブッキングは38%上昇

EAの第3四半期は2025年9月から12月に相当する。この時期と言えば、10月10日発売の最新作『バトルフィールド6』に注目が集まっていた。
実際、今四半期のネットブッキングは昨対比で38%も上昇し、30.46億ドル(約4,745億円)を記録した。これはロンドン証券取引所グループが集計したアナリスト予想である28.6億ドル(約4,450億円)を上回る結果だ。
なお「ネットブッキング」とは、分かりやすく言うと売上の一部のことだ。ゲーム業界の場合、デジタルソフトやサブスクリプション、その他少額課金などによって、売上とキャッシュインのタイミングがずれる。そこで期間中のデジタル販売またはパッケージ販売された製品およびサービスを合わせた売上額は、この勘定科目を使って報告している。
『バトルフィールド6』はやはり売上増に大きく寄与したようだ。10月から12月までの3ヵ月弱で「2025年で最も売れたゲームソフト」となったこの作品は、歴代BFシリーズのエンゲージメント(プレイヤー数・プレイ時間・同時接続数・マッチ数などの統計)と比べても最高記録をたたき出した。
個別の数字こそ掲載されていないが、プレスリリースでも最上段の方にその名前があることから、EA全体をハードキャリーしたことがうかがえる。
『エーペックスレジェンズ』も2ケタ台の成長

EAの人気タイトルでは、バトロワFPS『エーペックスレジェンズ』のことも外せない。シーズン28「ブリーチ」のプレ・パッチノートが公開されたエーペックスは今年でリリース7周年を迎えるが、今なお成長余地を残している。

エーペックスのネットブッキングは、昨対比で2ケタ台の増加を見たとのこと。EAからは、「革新的な新機能やイベントが(ブッキングの伸びを)けん引した」と述べられている。
実際この1年は、新レジェンドのような新コンテンツは控えめにして、新規プレイヤーが参戦できる余地を維持。一方でベテランに向けては、既存のレジェンドたちのアビリティに大胆な変更を加えていくことでゲームプレイの鮮度を保っている。
シーズン28の先行情報を見ても、今のところ新レジェンドの存在は発表されておらず、ヒューズやブラッドハウンドらを強化するなど、同様の傾向が見られる。

あくまでSteam版のみの話だが、Steam Chartsで人口推移をチェックすると、月間平均9万弱~10万人、ピーク20万人という規模感をキープしていることが分かる。
こちらもBFやEA SPORTS FCと並んでプレスリリースの上段にその名があることから、引き続き同社の一軍タイトルであることがうかがえる。札幌で開催されたALGSチャンピオンシップの盛り上がりも相まって、運営・開発チームの手腕が光った今四半期と言えるだろう。



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