オーバーウォッチ:アップデート配信、知っておきたい便利な新機能「字幕」とCS版のエイム・アシスト改善を詳解

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『Overwatch(オーバーウォッチ)』のサマー・ゲーム開催に伴う7月17日配信のアップデートにて、一部プレイへの影響が考えられる調整が入りました。実際にプレイした感想を踏まえてまとめました。

7月17日アップデートの気になるポイント

ダメージ量やクールタイムといったヒーローへの直接的な調整はありませんでしたが、特に気になる重要な変更点を詳しく見ていきましょう。

新機能:字幕

オプション > サウンドから選択可能な新機能「字幕」。プレイ中に獲得する聴覚情報の一部を字幕で表示することで、聴覚に障がいのある方のプレイ環境が向上しましたが、そうでない方も使用することで聞き逃し防止などの効果に期待できます。

字幕の表示位置は画面中央低めであり、基本的にはUltゲージの中心より上に来ることはありません。最新の3つ表示され時間の経過で消滅し、複数の字幕が短時間で表示された場合は古いものから時間の経過を待たず消去されていきます。

一瞬4つ表示されることも

字幕機能は「なし」「重要なゲームプレイ」「重要なゲームプレイと会話」「すべて」の4つから選択することが可能。「なし」は今まで通り字幕を表示しないでプレイすることが出来ます。「重要なゲームプレイ」「重要なゲームプレイと会話」は、主にUltを含むアビリティ発動ボイスの表示を目的とした設定になります。各種アビリティ発動時のボイスを敵味方で色分けして表示してくれます。

字幕の色は、オプション>ビデオ>色覚サポートオプションから変更可能。

ULTに関しては発動時に明確なセリフがあるヒーローに関してはそのセリフが表示され、ロードホッグやバスティオンの様な台詞というよりは発動音に近いヒーローの場合(ULT名)という字幕で表示されます。

発動時にセリフのあるUlt


発動時にセリフのないUlt

すべて」を選択した場合は、上記に加えてデスしたヒーローが発するうめき声が(デス時の声)としての表示され、呼吸音や笑い声も括弧内で表示されます。獲得できる視覚的情報量は他の選択の比ではありませんが表示数上限の都合上、頻繁に字幕の表示と消滅が起きるので見逃してしまいやすくなったり、不要な情報がノイズとなってしまう可能性が高くなります。

「すべて」選択時の字幕例

字幕が全く邪魔にならない訳ではありませんが、敵と味方による字幕の色分けが非常に便利で同じヒーローをチームに組み込んでいた場合の判断ミスが減ります。特に利便性を感じたのはメイのUlt《ブリザード》の発動時。味方は「フリーズ!動かないで!」、敵(自身)の場合は「フリーズ!凍りつけ!」とセリフの冒頭が同じなので敵味方の判別が遅れる事がありましたが、その心配がなくなります。

味方《ブリザード》発動時の字幕表示

一部アビリティがエイム・アシストの対象に(CS版限定)

CS版では敵対するヒーローに対してエイムが引きつけられるエイム・アシストがデフォルトで有効になっていますが、今までは機能していなかった以下のアビリティへアシストが働くようになりました。

  • オリーサ「スーパーチャージャー」
  • バティスト「イモータリティ・フィールド」
  • アッシュ「ダイナマイト」

特に、デバイスを設置し周囲の味方に対して影響を与える《スーパー・チャージャー》や《イモータリティ・フィールド》が発動されている時には、優先的に破壊すべきデバイスに照準を合わせても周囲に敵ヒーローが集まりやすく、そちらに照準を引っ張られてしまい却って邪魔になる事が頻繁に起きていました。この調整によって優先度の差がなくなれば、ある程度緩和されると思います。

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まとめ

その他細かいバグ修正が複数ありましたが、ゲームプレイに与える影響は大きくないと判断し省略しました。興味のある方は、公式パッチノートから確認出来ます。複雑かつ様々なオプション項目があるオーバーウォッチですが、今回実装された字幕機能はプレイフィールが変わるのでぜひ一度有効にしてプレイしてみてください。

『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / PC / Nintendo Switch。

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Source: Patch Notes

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