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オーバーウォッチ2:予告されていた3ヒーローにバランス調整を実施 /「Paraíso」と「Antarctic Peninsula」がマッププールに復帰するも新たな不具合が発生中

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本日2023年6月29日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』 のアップデートを実施。予告されていたキャスディ、メイ、ライフウィーバーにバランス調整が行われたほか、「Paraíso」と「Antarctic Peninsula」がマッププールに復帰しています。

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ヒーローのアップデート

今回のヒーローアップデートは予告通り、ソフトCCの弱体化を中心とした内容となっています。

キャスディ(弱体化)

  • “マグネティック・グレネード”
    • 探知半径を1.5mから1.3mに縮小
    • ホーミングの持続時間を1秒から0.75秒に短縮

付着時の効果は変更されておらず、付着させる難度を高める調整となっています。開発のコメントによると「機動力の高いヒーローは、グレネードが付着する前に逃げるといったカウンタープレイが可能になる」とのこと。

メイ(バランス調整)

  • “ディープ・チル”(パッシブ)
    • 効果発動時に適用される最大スロー効果を75%から65%に減少
  • “凍結ブラスター”
    • メイン攻撃による最大スロー効果を50%から40%に減少
    • メイン攻撃のダメージを55/秒から70/秒に増加

パッシブ・アビリティの“ディープ・チル”の能力は新しく獲得したものではなく、シーズン5開幕時に“凍結ブラスター”が獲得したいくつかの能力が独立した形となっています。

「蓄積による強化スロー付与」と「強化スロー対象へのサブ射撃強化」が“ディープ・チル”の能力に

開発コメントでは「シーズン5開幕時の調整によって、強力なスロー効果を獲得した一方で、火力面でのパフォーマンス低下の影響が大きく、メイの全体的なパワーが低下してしまった」と説明されており、スロー効果の一部を火力に還元する形でバランス調整が行われています。

スロー効果については、通常時と“ディープ・チル”の両方が弱体化されているものの“凍結スプレー”の大きな魅力の1つである、マルチヒットを狙えるビーム属性攻撃という特徴を活かしやすくなっています。

“ディープ・チル”を絡めた200族キルタイムの変化

“ディープ・チル”の起動には、最短で1.3秒(ダメージ判定26回)の攻撃が必要になります。今回のダメージ量変更により“ディープ・チル”起動までに与えられるダメージ量は、71.5(55×1.3)から91(70×1.3)に増加。

“ディープ・チル”起動中にサブ射撃のボディショットを与えた場合、基本ダメージの75+ボーナスダメージの40で合計115ダメージを与えることができます。結果、“凍結ブラスター”のメイン射撃開始からサブ射撃終わりまでの合計ダメージ量は以下のように変化します。

  • 旧仕様:71.5+115=186.5
  • 新仕様:91+115=206

旧仕様では必要であった13.5ダメージ分の追撃が不要になり、200族のキルタイムは約2.35秒から2.1秒に(約0.25秒)短縮。回復等の影響を受けない限り、“ディープ・チル”起動後のサブ射撃ボディショットで確実に200族をキルできるという事になります。また、“ディープ・チル”効果終了までに与えられる最大合計ダメージ量も225から250へと体力帯1つ分上昇しています。

とはいえ、実戦では“凍結ブラスター”(メイン)の弾速の関係上、“ディープ・チル”の起動を考慮したタイミングで射撃を止めることは困難であり、“ディープ・チル”のスロー効果中にメイン射撃で追撃することは容易であるため、その恩恵を実感できる場面はそれほど多くはなさそうです。

ライフウィーバー(強化)

  • “ソーン・ボレー”
    • 最大拡散率に達するまでの連続射撃数を0から20に緩和
    • 1マガジンの最大弾薬数を70から80に増加

“ソーン・ボレー”は、初弾の時点でレティクル中央への射撃が困難でしたが、初弾(2発)が確実に中央に飛んでいくようになりました。そのため、ダメージ効率はイマイチですが、タップ撃ちを行うことで常に正確な射撃を行うことも可能になっています。

また、初弾以降の連射時についても20発目までは、今までに比べ狙い通りの射撃を行いやすくなっており、基本的に味方と少し距離を開けた後方で戦う事が多いライフウィーバーにとってかなり嬉しい調整となっています。

マガジンの最大弾薬数増加も、射撃精度の悪さをカバーしてくれる嬉しい調整であり、1マガジンで出せる基本ダメージ量は、420から480に増加。回復に特化した立ち回りだけでなく、“ヒーリング・ブロッサム”構え状態の自動リロードを利用した、攻撃寄りの立ち回りを試してみたくなる調整です。

不具合の修正

不具合の発生によりマッププールから除外されていた「Paraíso」と「Antarctic Peninsula」が不具合修正を経てプールに復帰しています。そのほか不具合修正についてはパッチノート(英語)をご確認ください。

Paraíso:新たな不具合報告

そんなマッププール復帰を果たした「Paraíso」ですが、キャスディの“マグネティック・グレネード”に関する不具合がアップデートから数時間後に報告されています(CS版では発生しないとの報告も)。

実際にPC版での検証を行った結果、不具合の内容については以下の通りです。

  • “マグネティック・グレネード”の不具合
    • 2回に1回“マグネティック・グレネード”が透明になる。
    • 透明なグレネードは、投てき地点に起爆のビジュアルエフェクトが発生する。
    • 効果、ダメージについては通常の“マグネティック・グレネード”と同様。

この不具合の発生条件は「Paraísoで“マグネティック・グレネード”を使用する」のみ、と非常に再現性の高いものとなっています。

キャスディを使用する以上“マグネティック・グレネード”を一切使用しないという立ち回りは困難であり、バグの悪用はプレイヤーによる通報・処罰の対象となっていますので、Paraísoで積極的にキャスディを選出するのは控えた方がよいかもしれません。

ようやくマッププール復帰を果たしたParaísoですが、今後の対応次第では再びマッププールから除外される可能性も考えられます。

  • タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2
  • 発売日:2022年10月5日
  • 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch

Source: Overwatch 2,Twitter


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コメント

コメント一覧 (1件)

  • パライソで敵チームのマクリーグレネードをひたすら投げてたけど、バグだったんだ。
    ラグかなんかかと思ってた。

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