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『レインボーシックス シージ』eスポーツワールドカップ完結! 優勝はフランスチームBDS、サウジ大会3連覇で賞金1億円獲得!

『レインボーシックス シージ』eスポーツワールドカップ完結! フランスチームBDSが無敵の3連覇で賞金1億円獲得!
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サウジアラビアのリヤドでは現在、世界最大のeスポーツイベント「Esports World Cup 2024(EWC)」が開催中。日本時間8月5日にはUbisoft(ユービーアイソフト)の『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』部門が完結し、フランスチームBDSがw7mとのグランドファイナルを制して優勝した。

EWCの前身である大会「Gamers8」でも連覇を遂げたBDSは、今回の優勝により実質的な3連覇。サウジアラビアの地でこれまで合計190万ドル(2.7億円)を獲得している。その栄誉に相応しい強さを、今年も大観衆の前で披露してくれた。

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EWC『レインボーシックス シージ』、BDSの実質3連覇で完結!

2022年の「Gamers8」に始まり、すっかり夏の定番となりつつあるサウジアラビアでの『レインボーシックス シージ』eスポーツ大会。今年は「EWC」へとさらに進化し、世界各地の強豪16チームを招待。約1週間に渡る激闘が繰り広げられた。本大会には日本チームSCARZも参戦。3戦して1勝を遂げたものの、グループステージで敗退した。

ベスト4の時点で勝ち残っていたのは、FURIA(ブラジル)、w7m(ブラジル)、Liquid(ブラジル)、BDS(フランス)という顔ぶれ。BLASTの公式大会から引き続きブラジル勢が中東でも好調な中、BDSはヨーロッパ最後の希望としてグランドファイナルのステージに立った。

BO5の試合を3タテで圧勝! 脅威的強さで観衆わかせる

グランドファイナルでBDSの対戦相手となったのは、w7m。2023年度の3つの世界大会を完全制覇する偉業を達成したチームだが、2024年度はロースターを変更。現在はかつてのLOSの選手たちが中核となっている。BDSとw7mは今大会のグループステージでも対戦。このときは7-2でBDSが圧倒していた。

そんな経緯もあり、試合前のコミュニティ評価ではやはりBDSが有利。そんなBDSファンの期待に応えるように、内容・結果ともに有意義な試合が見られた。

第1マップ「クラブハウス」で攻撃からスタートしたBDSは、Grim(グリム)やDeimos(デイモス)で相手の位置情報をコントロールしつつエリアを制圧。個人スキルでの勝負となる対面のガンファイトでもしっかり勝ちつつ、序盤を0-3でリード。防衛に回ってからも、相手のタイミングを読んで自分たちに有利な勝負どころを作り、人数差を広げつつ着実にラウンドを獲得。最終スコア2-7で「クラブハウス」のポイントを獲得した。

第1マップでも存在感を発揮したBDSのLikEfac選手は、続く第2マップ「領事館」でさらに躍動した。第8ラウンド、3方向から囲んできたw7mの選手たちを正確なガンスキルでさばききり4キル。試合の流れを決定付けた。w7mもd4sh選手が1v1を巧みに制する好場面もあったが、BDSは3-7で「領事館」も制覇した。

第3マップ「オレゴン」では攻撃から入ったBDS。引き続き強力な情報系であるDokkaebi(トッケビ)などを使い、捕捉した敵をスタングレネードで無力化しつつ制圧していく。防衛のw7mも、Smoke(スモーク)やAzami(アザミ)、Warden(ウォーデン)など敵のスピードダウンやアンチガジェット用ガジェットで対抗した。しかし人数差がついた状況でも個々の連携力で押し返せるBDSの地力に屈し、前半を0-3で終える。タイムアウトで作戦変更を試みたw7mだったが、結局1-5で攻防交代。

BDSはその後もラウンドを落とさず、最終ラウンドはパーフェクトラウンド(味方にデスが発生していない状況)で勝利。こうしてラウンドスコア1-7、マップスコア0-3の圧倒的な強さを見せつけ、EWCの大舞台で王者に戴冠した。

BLAST公式の競技シーンでは、「夏のメジャー」がなくなっている。その代わりと言えるEWCは、シージファンたちが世界のチームの現状や、最新メタを見せてもらうのにうってつけの機会だった。そんな中、以前から注目チームの1つだったBDSは予想を上回る好パフォーマンスで優勝。「Gamers8」も含め、大会3連覇を果たしてみせた。

11月にはシージの出生地でもあるカナダ・モントリオールを舞台に、次なる世界大会「BLAST R6 Major Montreal 2024」が開催される。ステージ2での戦いがいっそう楽しみになるサウジの夏だった。

やや脱線するが、中国でもついに『レインボーシックス シージ』が当局に承認されたとの一報が舞い込んでいる。「中国版シージ」として会計年度2025年のリリースを見越しており、コミュニティからは「中国リーグ」の創設に期待が高まる。

ステージ2から来年度にかけ、日本を含むAPACにとって大きな動きが起きるかもしれない。今後も競技シーンの動向に注目していこう。

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Source: X, YouTube


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