Ubisoft(ユービーアイソフト)は『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の次回大型アップデート、イヤー9シーズン3「Operation TWIN SHELLS(オペレーション・ツインシェルズ)」の全情報を公開した。
この記事では新コンテンツのうち、ドローンの新たな「ブースト機能」や、一部地域のPC版で始まる「シージカップ」。さらに刷新されたアフターアクション画面などについて紹介していく。
『R6S』Y9シーズン3でドローンに「ブースト機能」
ドローンに「ブースト機能」が搭載。短時間の高速移動が可能になる。
イヤー9の全体的な方針として、開発側では「攻撃側の強化」が目指されている。今回のドローン強化もその一環だ。データ上は防衛側の勝率が高い傾向にあるシージにおいて、ドローンの機能向上はきっと役に立つだろう。
- すべてのドローンは対戦中、最大3回のブーストを使用可能
- ブースト継続時間は1回につき最大3秒で、中断も可能
- 1回分のブーストゲージを使い切ると6秒のクールダウンが入り、その後もう1回使えるようになる
Twitch(トゥイッチ)のショックドローン、Brava(ブラバ)のクラッジドローン、Echo(エコー)のヨーカイドローンも、通常ドローンと同じ仕様でブーストが使える。Flores(フローレス)のラテロチャージはドローンではないのでブースト不可。
ドローンがMozzie(モジー)のペストに奪われた場合、ブーストの回数が残っていればMozzieもブースト操作ができる。
スキルさえあれば、今後はたとえ防衛側に視認されてもブーストして逃げ去るチャンスが増えるだろう。ブーストを活用した、新しい操作テクニックが発見されることに期待したい。
クレイモアの強化
クレイモアの爆発タイミングが迅速化。センサーに触れた瞬間、ディレイなしで起爆するようになる。
これまで防衛オペレーターには、クレイモアのセンサーに一瞬だけ体を引っかけて逃げ、ダメージを受けずに爆発させる小技があった(参考映像)。もともとスピードや設置場所に依存するものではあったが、今後はこうしたテクニックはまとめて不可能になりそうだ。
新機能:シージカップ(ベータ)
(注意:ベータ版のシージカップに参加できるのは、PC版かつ北米・ヨーロッパのプレイヤーのみ)
ゲーム内のトーナメント機能「シージカップ」が、いよいよY9シーズン3で登場。新シーズン開始後すぐに、記念すべき第1回目がスタートする。その後は、2週間ごとに新たなトーナメントが開催されていく。問題がなければY9シーズン4で正式リリース予定。
シージカップには、フレンド4~5人とともにチームを登録して出場。各チームはスキルによって「ティア」で格付けされ、ティアごとにトーナメントが作成される。
1つのトーナメントには8チームが集まる。1敗するとロアブラケットに送られ、そこで3~4位決定戦に参加する。
トーナメント終了後、自分たちのティアと、大会結果にもとづいて「コンペティティブ・コイン」という新たなゲーム内通貨を獲得。このコインを新しい「コンペティティブ・パック」と交換し、限定報酬を集めていく。
コンソール版プレイヤーには、Y9シーズン3で無料のコンペティティブ・パックが1つプレゼントされる。
アフターアクション・セクション2.0
対戦後の「アフターアクション」画面が、シーズン3でリワーク。カードではなくオペレーターのモデルが表示され、ここでコメンデーションを行ったり、同じチームのまま次のマッチングをかけたりできる。
リザルトも一新され、バトルパス、ランク、アルファパック、チャレンジの達成などが1画面にまとめられた。情報が整理されたことでゲーム体験もスムーズになるだろう。
射撃練習場の新機能
「遮蔽物」を追加
射撃場に遮蔽物を立てられるオプションが追加。ダミーも遮蔽物に合わせて動作を変える。
マッチメイク中に射撃場にアクセス
マッチメイキングを待っている間、射撃場でウォーミングアップできるようになる。シージカップでも同様に、対戦開始を待ちながら練習場にもアクセスできる。
攻撃側AIが登場
AIオペレーターと対戦する「VS AI」モード。Y9シーズン3では、新たに攻撃側AIが登場する。最初は5人のみだが、今後も追加されていく。しっかり2+3で分かれて囲い込んできたりと、実践的な動きをしてくるので入門者におすすめだ。
- AIアタッカー
- Ash(アッシュ)
- Thatcher(サッチャー)
- Thermite(テルミット)
- Nomad(ノーマッド)
- Sledge(スレッジ)
防衛側(人間)オペレーターは16人を選択可能。新オペレーターSkoposも含まれるので、新オペレーターの練習にもうってつけだ。
攻撃と防衛、両方のAIがそろったことで、「VS AI」では攻防の交代が発生するようになる。
カスタムゲームの1v1プリセット
海外配信者がよく開催している「1v1」大会が、カスタムゲームのプリセットになった。これは任意のマップを使用した、準備フェーズ20秒での「爆弾」ルール。攻防交代は1ラウンドごとに行う。
プリセットには全6ラウンドと、全14ラウンドの2種類が登場する。
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