ASUS JAPANは、ゲーミングブランド「Republic of Gamers(ROG)」より用途に合わせてリフレッシュレートと解像度を切り替えられるゲーミングモニター3製品「ROG Swift OLED PG32UCDP」「ROG Strix XG27UCG」「ROG Strix XG27UCG-W」を、11月22日に発売すると発表した。予約受付は11月15日より開始される。
市場想定価格は「ROG Swift OLED PG32UCDP」が213,120円、ほか2製品が81,720円(税込)となっている。
ROG Swift OLED PG32UCDP
本製品は低遅延のゲームモード(フルHD/480Hz)と、高品質な映像視聴モード(4K/240Hz)を切り替えられる有機ELゲーミングモニター。ホットキーを押すだけで簡単にモードを切り替えられる。独自の「有機ELアンチフリッカーテクノロジー」によりフレーム レートの変動時にちらつきが軽減され、「均一輝度」機能により、輝度レベルが一定に保たれて目が疲れにくくなる。
AIがゲームを自動サポート
プレイヤーのゲーム体験を向上させるというAIアシスタント機能も搭載。以下の5つの機能が使用できる。
- AIクロスヘア:自動で背景に対して見やすい色に変わり、狙いやすさが向上
- AIシャドウブースト:暗いエリアを自動で強調し、マップ上の薄暗い場所に隠れている敵を見つけやすくする
- AIビジュアル:画面上のコンテンツを自動で検出し、DisplayWidget Centerを通じて最適なプリセット設定またはユーザー設定を提供
- AIスナイパー:練習セッション中に(?)ゲーム内のターゲットの中心を自動でズームイン
- MOBAマップヘルパー:MOBAゲームで集団戦が発生した際に、見逃さないように通知
ゲーミングキーボードの自動入力のように直接手助けしてくれるわけではないが、戦闘では有利にはたらくだろう。試したわけではないのでなんとも言えないが、いわゆる「ハードウェアチート」にも見える。どこまでゲーミングモニターの便利機能を認めるかで議論になりそうだ。
なお4K解像度が不要であれば、同様のAIアシスタントを搭載し先日発売されたばかりの「ROG Swift OLED PG27AQDP(関連記事)」が候補になる。
- デュアルモード
- 低遅延のゲームモード(フルHD/480Hz)と、高品質な映像視聴モード(4K/240Hz)を切り替えることが可能なため、ユーザーは用途に応じて最適な設定を選択可能。
- 32インチ 4K 有機ELディスプレイ
- 3,840×2,160(4K)の高解像度で、鮮明で鮮やかな映像を提供。
- 有機ELアンチフリッカー
- フレームレートの変動時にちらつきを軽減するために、High、Mid、Offの3つのリフレッシュレート範囲を提供。
- 高速リフレッシュレート
- 240Hzのリフレッシュレートにより、滑らかでリアルな映像を実現し、特に高速アクションゲームに最適。
- 応答速度0.03ms(GTG)
- 有機ELの技術により極めて低い応答時間を実現。ゴースティングやブレを最小限に抑える。
- NVIDIA G-SYNC Compatible
- ティアリングやスタッタリングを排除し、シームレスなゲーム体験を提供。
- 高コントラスト比
- OLED特有の高コントラスト比により、鮮明な黒と明るい白を実現し、映像の深みとリアリズムを向上。
- HDRサポート
- HDR10対応により、より広い色域と高いダイナミックレンジを提供。
- 多様な接続オプション
- DisplayPort、HDMI、USB-Cなど、さまざまなデバイスと接続可能。
- エルゴノミックデザイン
- 高さ調整、傾斜、スイベル、ピボット機能付きのスタンドで快適な視聴ポジションを確保。
- 目に優しい設計
- ブルーライト軽減機能とフリッカーフリー技術を搭載し、長時間の使用でも目の疲れを軽減。
- アプリで簡単設定
- アプリ「ASUS DisplayWidget Center(ダウンロードサイト)」で、OSDメニューを使用することなくモニターの設定や有機EL関連の機能を簡単に変更。
「ROG Strix XG27UCG」「ROG Strix XG27UCG-W」
こちらはリフレッシュレートと解像度を映像モード(4K/160Hz)、またはゲームモード(フルHD/320Hz)に切り替えられる、デュアルモード搭載の27インチFast IPSパネル採用のゲーミングモニター。両者の違いはカラーリングのみ。
独自機能のExtreme Low Motion Blur Sync(ELMB SYNC)と可変リフレッシュレートを同時に有効にすることで、画像のブレやチラつきを除去した高フレームレートで鮮明なゲーム映像を実現。ゲーミングAI機能もハイエンドモデルより少なくなっているが、ダイナミッククロスヘアとダイナミックシャドウブーストの2つを備える。AIアシスタントなどの機能が不要で、320Hzゲーミングモニターを手に入れたい場合はこちらがお得だ。
- デュアルモード対応
- ゲームモード: フルHD、320Hzの低遅延で応答性の高い設定により、競技ゲームでのパフォーマンスを最大化。
- 映像モード: 4K、160Hzの高品質な映像視聴用設定で、映画や動画の視聴に最適。色彩とディテールを強調。
- 27インチ 4Kディスプレイ
- 3840x2160の高解像度で、クリアで詳細な映像を提供。
- 応答速度1ms(GTG)
- ゴースティングやブレを最小限に抑え、シャープなゲームビジュアルを提供。
- NVIDIA G-SYNC Ultimate
- ティアリングやスタッタリングを排除し、シームレスでティアリングのないゲーム体験を提供。
- HDRサポート
- HDR10に対応し、より広い色域と高いダイナミックレンジを提供。
- 高色域カバー率
- DCI-P3 95%とsRGB 130%の色域カバー率で、色再現性の高い映像を提供。
- 多様な接続オプション
- DisplayPort、HDMI、USBハブなど、さまざまなデバイスと接続可能。
- エルゴノミックデザイン
- 高さ調整、傾斜、スイベル、ピボット機能付きのスタンドで快適な視聴ポジションを確保。
- 目に優しい設計
- ブルーライト軽減機能とフリッカーフリー技術を搭載し、長時間の使用でも目の疲れを軽減。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Pressrelease
コメント
コメント一覧 (1件)
やっぱあれよな、ゲーミングデバイスの根本って「お金を出して有利性を買う」って所があると思うわ
結局はグラボにしろモニターにしろ高性能なの使えば他と比べて有利になる訳だし
まぁ今に始まった事じゃないからそれはそれでそういう産業として別に良いとは思うけどね
FPSの場合スポーツ言っても個々性能さが激しいモータースポーツに近い気がする