Team JadeとTiMi Studio Groupが手がける基本プレイ無料FPS『デルタフォース(Delta Force)』では、日本時間9月23日よりシーズン6にあたる大型アップデート「ウォーアブレイズ」が開幕する。
今シーズンも、膨大な新コンテンツと、既存コンテンツへの改善が見られる。新オペレーターとして、情報収集に長けた偵察兵「ラプター」が登場。立体構造に富んだ新マップ「フォルト」での活躍が期待される。他にも、予告されていたジェット機「F-45A戦闘機」がついに登場するなど、『デルタフォース』の戦闘をさらに多彩かつユニークにするアップデートになりそうだ。
『デルタフォース』シーズン6「ウォーアブレイズ」
『デルタフォース』では、9月23日よりメンテナンス時間を伴わないアップデートを実施。PC版では午前11時よりアップデートが開始し、リソースダウンロードを経て新コンテンツにアクセスできるようになる。コンソール版はその1時間後、12時よりアップデート可能になる。
- アップデートスケジュール
- 9月23日午前9:30:オペレーションズ、ウォーフェアのランクマッチを一時休止
- 9月23日午前10:59:オペレーションズおよびマッチングモード、市場・取引所機能を停止
- 9月23日午前11:00:PC版およびモバイル版のアップデートを開始(PC版は23ギガバイト、PC Steam版は33.8ギガバイト)
- 9月23日午前12:00:Xbox Series X|S版およびPlayStation 5版のアップデートを配信開始(45ギガバイト)
新偵察兵オペレーター「ラプター」
偵察兵として「ラプター」ことランドン・ハリソンが新たに登場。シーズンバトルパスの無料枠からアンロックできる。
ラプターは情報戦に特化したオペレーターだ。「ハヤブサドローン」を遠隔操作して安全確実な索敵ができるだけでなく、「ハチドリスパイカメラ」で敵をスポットする。そして敵の位置が特定できたら、「EMPグレネード」を使って、敵の電子機器(装備品、武器アタッチメント、サイト)を無効化しながらチームの前押しを支援していく。
さらに、「追跡トラッカー」で敵の足跡を視認でき(オペレーションズ)、敵から視認されたことがUIに表示される(ウォーフェア)。偵察兵ながらも、自ら敵を狩りにいける攻撃的なデザインだ。

- 追跡トラッカー
- オペレーションズ:一定時間内に敵が残した足跡を見ることができる。近づいてエイムすると、敵の足跡や開けられたコンテナをスキャンして、敵オペレーターの情報や装備、位置などを特定できる
- ウォーフェア:敵にエイムされた時、狙われている方向の画面の端が光る。脅威アラートで敵を発見したら、そのままハチドリスパイカメラを放つことができる

- ハチドリスパイカメラ
- オペレーションズ:近距離でエイムした敵やその痕跡にスパイカメラを使用すると、カメラは敵側をマークし、3秒ごとにその位置を発信する(最大5回)。効果期間中、任意のタイミングでカメラ映像に切り替えて敵を監視できる。一定時間後、敵はカメラを破壊して、ラプターの位置や方向を特定することができる
- ウォーフェア:近距離でエイムした敵にスパイカメラを使用すると、カメラは敵側をマークし、3秒ごとにその位置を発信する。敵がキルされると、カメラはその場に留まりマークを続ける。一定時間後、敵はカメラを破壊して、ラプターの位置や方向を特定することができる。

- 「ハヤブサ」バイオドローン
- 手動操作が可能なドローンを飛ばし、90メートル以内の視野内の敵をマークする
- ドローンはEMPグレネードを1枚携行・投下できる
- ドローンで敵をエイムした時、ハチドリスパイカメラを放つことができる
- 自爆モードを発動すると敵に突撃して少量のダメージを与えると同時に、ドローンも爆発する
- EMPグレネード
- ラプターがEMPグレネードを投擲し、敵側オペレーターのエレクトロニック装備品、エレクトロニックウェポンアタッチメント、エレクトロニックサイトを無効化する
ウォーフェア新マップ「フォルト」

「フォルト」は、アジアの古代都市を舞台にした新マップ。テクノロジー企業ハヴォックはこの地にスカイネット・サーバーグリッドを建造し近代化を行ったが、その後の抗争や気候変動によって人口が激減してしまう。G.T.I.のオペレーターたちは現地の市民軍と協力し、ハヴォックからこの都市を奪還すべく作戦を開始する。
対戦マップとしての特徴は、多彩な立体構造にある。高低差の激しい山間や建造物を活用して戦うことで、新鮮な戦闘体験が得られるだろう。
また、対戦中に天候が変化し、濃霧が発生することもある。視認性が一気に悪くなることで、交戦距離を考え直すことが求められる。霧の中では遠距離戦の有用性が薄れ、至近距離での激しい戦闘が巻き起こるだろう。
ハイペースな新ミニモード「チームデスマッチ」

大人数で対戦する「ウォーフェア」や、緊迫感のある脱出体験「オペレーションズ」などから派生したミニモードとして、「チームデスマッチ」が登場する。
チームデスマッチはハイペースな戦闘がウリ。対戦マップはこのモード用に小さめに設定されており、ここでは味方の蘇生もできない。一方では、デスしても待機時間なしで即座にリスポーンできるため、激しいガンファイトの連続が期待できる。
他にも、マップ内ギミックがなく、リスポーンビーコンが削除されているなど、ハイペースなゲーム展開にあわせた独自の調整が施されている。
オペレーションズ新ボス「刑務所長グロース」

オペレーションズでは、タイドプリズンに新ボス「グロース」が登場。刑務所長であるこの仮面の男は施設内を徘徊しており、通常兵士と比べて洗練された立ち回りとガンスキルでプレイヤーを苦しめる。
ビクトリーユナイトに「工事」を追加

対戦に「司令官」プレイヤーによる指揮が加わる「ビクトリーユナイト」には、「工事」などの新機能が追加される。「役割選択」機能と相まって、よりクリエイティブなロールプレイが楽しめるだろう。ただし建設のクールダウンや上限はチームで共有されているので、そこら中を対空砲だらけにする、といったことはできない。
- 「戦前配置フェーズ」を新たに追加
- プレイヤーは今回の戦闘での役割(乗り物/歩兵戦/救助)を選択でき、自分の戦闘スタイルを表示できる
- それぞれの役割には個別のレベルがあり、役割に応じた行動を達成すると、その役割のレベルが上昇する
- 役割は対戦中に切り替え可能
- 新たに「戦時工事」を追加
- 司令官またはスクワッドリーダーは、沿岸砲、対空砲、バンカーの3種類の工事を建設できるようになった
- 司令官とスクワッドリーダーは建設のクールダウン時間を共有する。攻撃側は初回および以降の建設クールダウン時間が80秒、防御側は130秒。攻守ともに建設できるのは1つまで
- スクワッド配置
- スクワッドリーダーの近くに再配置する際、クールダウン時間が5秒短縮される(スクワッドリーダーが乗り物や固定ウェポンを使用中は対象外)
- 新たに「司令官通信機能」を追加
- 司令官やスクワッドリーダー以外のプレイヤーも、陣地支援-司令官通信を通じて司令官チャンネルに参加できるようになった
新乗り物「F-45A戦闘機」

以前から予告されていた通り、乗り物の「ジェット機」カテゴリーがシーズン6でついに実装される。ヘリコプターとはまったく異なり、急旋回、急加速しながらソニックブーム(衝撃派)をリアルに感じる、新たな操作性が楽しめる。
主兵装のキャノンでは、地上の歩兵を直接攻撃したり、敵ジェットとのドッグファイトができる。サブ武器枠には、空対空ミサイルか空対地ミサイルのどちらかを搭載可能。さらにF-45Aはレーダーガイドミサイルを積んでおり、敵の乗り物を自動でロックオン、空から一方的に破壊することもできる。

ジェット機の登場に合わせて「エア・スペリオリティ」というミニモードも登場する。これは航空系ビークル(ジェットとヘリ)にフィーチャーしたモードで、敵の航空戦力を破壊しつつ、地上の歩兵が拠点を確保するのを支援する。
新武器2種

- Marlinレバーアクションライフル
- 西部開拓時代をリスペクトした現代的なレバーアクションライフル。45-70弾による強力なストッピングパワーを誇り、現代的なアタッチメントの数々を組み合わせて、作戦内容に合わせたカスタマイズが可能

- MK47アサルトライフル
- 7.65mm弾を装填し高ダメージをたたき出せるだけでなく、コンパクトなシルエットにより機動力も確保。中距離で敵を溶かすほどの威力を発揮する
その他、既存オペレーターたちへのバランス調整は公式パッチノート(日本語)を参照。シーズン6でスタートするホラー映画『ソウ』とのコラボや、「TGS2025」出展情報については、以下の記事を参考にして欲しい。

FPS POWER TUNE


Source: X, YouTube
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