Razerは、ブラウザから直接デバイス設定を行える新たなウェブアプリケーション「Razer Synapse Web(beta)」を発表した。ソフトウェアのインストールを必要とせず、競技シーンや共有PC環境でも即座にキーボードのカスタマイズが可能となる。
本機能はまずRazer Huntsman V3シリーズに対応し、今後対応デバイスの拡張も予定されている。
Razer Synapse Webとは?
Razer Synapse Webは、Razer Synapseエコシステムに新たに加わるブラウザベースの軽量チューニングツールだ。Google ChromeやMicrosoft Edge、OperaなどのChromium系ブラウザからアクセスでき、インストール不要で基本的なデバイス設定を行える点が最大の特徴。
通常の利用はもちろん、競技大会やLANイベント、共有PCといった「環境制限のある場面」での利用を想定し、スピードとシンプルさを重視して設計されている。




必要な機能にフォーカスした設計
Synapse Webは、フル機能版であるSynapse 4とは異なり、ゲーマーが即座に必要とするコア機能に絞って提供される。主な特徴は以下の通りだ。
- 即時アクセス
対応デバイスを接続すれば、ブラウザからその場で設定が可能。大会会場やLAN環境でも迅速な調整が行える。 - シンプルな操作性
キー割り当てやChroma RGBのクイックエフェクトを、無駄を省いた高速UIで操作できる。 - オンボードプロファイル対応
設定はデバイス本体のメモリに直接保存され、PCを変えても同一設定を維持可能である。
これらの設計は、eスポーツ選手やTeam Razer所属アスリートからの実戦的なフィードバックをもとに開発されたという。
対応デバイスと今後の展開
ローンチ時点での対応デバイスは、Razer Huntsman V3キーボードシリーズに限定されている。対応モデルは以下の通り。
- Razer Huntsman V3 Pro 8KHz
- Razer Huntsman V3 Pro TKL 8KHz
- Razer Huntsman V3 Pro Mini
今後はプラットフォームの拡張とともに、対応機種を順次拡大していく予定とされている。
じゃあアプリはいらないの? Synapse 4との棲み分け
Synapse Webは、あくまで「Synapse 4を補完する存在」として位置づけられている。複数デバイスのChroma RGB同期やゲーム別プロファイル管理といった高度なカスタマイズは、引き続きSynapse 4が担う。
一方でRazer Synapse Webは、インストールが難しい環境でも利用できる「軽量で実用的な選択肢」として、明確な役割を持つ。この二層構造により、Razerは柔軟性と高機能性の両立を図っていると言える。特にHuntsman V3シリーズを使用するFPSプレイヤーにとってその価値は高い。
インストール不要という特性は、可能なら広がってほしいゲーマーが多いのではないだろうか。ブラウザ側の進化にもよるだろうが、SynapseやChroma RGBなど色々とインストールして管理せずとも、ブラウザで完結できる未来を期待してします。
いずれにせよ「基本はブラウザでパパッと設定し、凝ったことだけアプリでする」というスタイルが主流になりそうで、Razer Synapse Webの今後の対応デバイス拡張にも注目したところだ。
Source: PressRelease



コメント