強烈なキャラクターのため覚えているユーザーも多いでしょうが、『Call of Duty: Black Ops 2(コール オブ デューティー ブラックオプス 2)』のキャンペーンに登場するキャラクター「ノリエガ」のベースとなったパナマ共和国の元独裁者マヌエル・ノリエガ氏が、Activisionを肖像権の侵害等で訴えを起こしました。
マニュエル・ノリエガ氏の訴訟内容
訴訟の内容は、事前の承諾や許可無しに、マニュエル・ノリエガ氏のイメージを使用した上に、誘拐犯や殺人犯、アメリカの敵として描写を行ったこと。そしてマニュエル・ノリエガ氏のイメージを使うことでゲームのリアリティーが増加し、それが売上の向上にも繋がったと主張。不当利得、公正商取引、肖像権の侵害への賠償、逸失利益の支払いを求めています。
彼はパナマ共和国で1983年から1989年まで独裁者として君臨した同国の最高司令官(将軍)で、麻薬の不正浄化や在パナマ米軍兵士の殺害、選挙結果の不履行を理由にジョージ・H・W・ブッシュ大統領による米軍のパナマ侵攻を受けて失脚。麻薬密輸の罪でフロリダ州マイアミで服役中でしたが、模範囚であることを理由に刑期は短縮され2007年9月9日に釈放。現在はパナマ在住。
キャンペーンに登場するキャラクター「ノリエガ」はCIAを騙し、私兵団の兵を撃つ卑劣な敵として描かれています。下記の動画では「ノリエガ」がCIAに捉えられるシーンが収められています。
Call of Duty: Black Ops 2 - Woods and Mason capture Noriega
請求されている賠償金額等は不明ですが、今後Activisionがどういった対応を行うのかが気になるところ。
なお訴訟には至っていませんが、以前は「宗教的な問題」でInfinity Wardがテクスチャの即時修正を発表したこともありました。
続報:CoD:BO2:「自分に似すぎ」とAcitivisionを提訴していたノリエガ氏、敗訴
Source:Charlie Intel
コメント
コメント一覧 (10件)
アンゴラの軍人か。あの人は亡くなったからな。
扱いが良かったら何も言わないパターンのやつだろこれwwwwwwwww
似てるwww
実在してたとはな~!
誰だっけ、もう一人BO2で無断で出してた人いたよね、
劇中ではかなり扱い良かったけど
ついさっきBO2のストーリーやってきた自分にはタイムリーな話題w
ノリエガ氏ってとっくに死んでるのかと思ってた・・・・・・
無許可で生きてる人の顔まんま出すのはまずいでしょう
これは賠償払って当然
あーあー何年前の話持ち出してんだよ。
どんどん訳の分からない未来が舞台になって、現代戦は遠ざかるんですねー
写真のノリエガ氏ってあれ年齢本当なのか?80歳であれは若すぎるだろ
これで今後の作品は尚更未来戦に突っ走ることになるね
許可を得ずに登場させたのならActivisionの方が悪いかな・・・