『Overwatch(オーバーウォッチ)』のヒーロー「ロードホッグ」のチェイン・フックは命中した敵を近距離に引き寄せるというアビリティですが、5月の発売当初から壁などの障害物を越えて敵にヒットするという、理不尽とも言えるヒット判定にコミュニティーからは不満の声が寄せられていました。
この現象に対して遂にブリザードの開発者がコメント。そこには意外ともいえる事実が隠されていました。
Roadhog Hook Hitbox
海外メディアのKotakuがこの件に関して開発元のブリザードに連絡したところ、下記の回答があったとのこと。
「『オーバーウォッチ』のエンジンでは、フックは要するにロードホッグが投げる球体で、移動をしながら目標を探し出すものだ。フックが目標を見つけると、その目標を自分の目の前まで引き寄せる。(中略)フックは即着弾(ヒットスキャン)ではない。」
実はチェイン・フックは即着弾(ヒットスキャン)の攻撃ではなく、「射出された球状の物体が敵を探しなら移動」していくという攻撃になっているようです。チェイン・フックの当たり判定が広く感じることもここから説明できます。
ブリザードは同時に目標が視界に入ってないケースや、ロードホッグに引き寄せられるべきではないケースに対しての改善を行っていくと言及しましたが、この「改善」はロードホッグの弱体化に繋がる可能性も考えられますが、バランスの良い調整を期待したいところです。
おまけ
[wpap service="with" type="detail" id="B074HYHGQF" title="オーバーウォッチゲームオブザイヤー・エディション - PS4"]
Source: Kotaku
コメント