米ワシントンに本拠地を構える独立系スタジオのMotigaは、欧米を対象にXbox OneおよびWindows 10向けに『Gigantic』のオープンベータテストを現地時間の12月8日より実施すると発表しました。本作は5 vs 5のヒーローシューター。『Smite』に始まり『Battleborn』や『Paladins』など、MOBA要素を持ったシューティングゲームは今やすっかりひとつのジャンルとして定着したように思われます。
『Gigantic』概要
カートゥーン調のグラフィックが印象的なファンタジーの世界で、プレイヤーは巨大なAI「ガーディアン」を本拠地として闘います。
Gigantic & Perfect World - Official Announcement Trailer
戦闘は三人称視点にて進められ、かねてより行われてきたクローズドベータテストのレポートによれば、一試合は平均16分ほどで、1分あたりの平均キル数は4.15。かなりスピーディーな試合運びが行われていると予想されます。
今回のベータテストでプレイできるのは16人のヒーローと3つのマップ(Siren’s Stand、Ghost Reef、Sanctum Falls)。ヒーローはそれぞれユニークなプレイスタイルをフィーチャーしている他、試合中にスキルツリーによって更なるカスタマイズを行なうことも可能。
プレイヤーはチームワークを駆使してマップ上の拠点を確保し、強力なクリーチャーを召喚することで戦闘を有利に進められます。また、戦場をコントロールし、敵を倒すことで自身のガーディアンを強化することが可能となっており、最終的に敵のガーディアン倒したチームが勝利を手にします。
クロスプラットフォーム
本作はWindows10とXbox Oneのクロスプラットフォームを採用し、どちらのハードでも一緒にプレイすることができます。
一般的にはコントローラーよりもマウスが優れていると言われるシューティングゲームですが、アクション要素の強い『Gigantic』のような作品ならばうまくバランスを取ることも可能なのかもしません。
なおWindows7、8でプレイする場合はゲームプラットフォーム「Arc」から『Gigantic』を入手する必要があり、残念ながらクロスプラットフォームは適用されません。後日「Arc」向けにも『Gigantic』がリリースされます。
Motiga
開発元のMotigaはNCsoft WestでCEOを務めたクリス・チャン氏や、Sony Online Entertainment、Sierra Entertainment、Monolithなどで技術担当役員を歴任したリック・ランブライト氏などのゲーム業界のベテランによって2011年に創設された独立系のゲームスタジオ。
『Gigantic』の開発を率いるのはBlizzardの有名タイトル『Diablo』、『Warcraft II』、『StarCraft』を手がけ、ArenaNetでは『Guild Wars』と『Guild Wars 2』のデザインチームを率いるなど、豪華な経歴を持つジェームズ・フィニー氏とワクワクする面々が顔をのぞかせます。
『Gigantic』の開発にはすでに2年以上の歳月が費やされており、新興スタジオながら重厚な人材によって長期間の開発が行われてることが見て取れます。競技的な要素が強い本作ですが、MOBAシューターに新しいかぜを吹き込むタイトルとして大きな期待が持てそうです。
Source: arcgames
コメント
コメント一覧 (1件)
GCみたいなグラしてんな
なんか懐かしく思ったわ