期待の新作FPS『Titanfall(タイタンフォール)』ですが、開発を担当するRespawn Entertainmentのコミュニティマネージャーが、改めてXbox LIVE クラウドを採用した理由と既存のサーバーサービスとの違いを明らかにしました。
『Titanfall』がMSのクラウドサーバーを利用する利点を改めて解説
以下Game*Sparkより抜粋。
発表後から各メディアのインタビューにてXbox LIVE Cloudとの関連が明言されてきた本作ですが、開発を担当するRespawn Entertainmentのコミュニティマネージャーが改めて開発ブログにてこのクラウドについて「インターネット上で混乱が見られる」と触れ、既存のサーバーサービスとの違いを明らかにしました。
多くのプレイヤーも経験があると思いますが、このホストサーバー式ではホスト役プレイヤーの帯域幅やレイテンシによりラグが発生し、またサーバー上のマッチで発生した出来事、例えば射撃がヒットしたかどうかなどはホスト側が最も早く確認することが可能です(いわゆるホスト有利)。
これらの問題を解決できる手段として、Heppe氏は続けてデディケイテッドサーバーにも触れました。これはユーザーやパブリッシャー側が独立した専用サーバーを立てるという方式で、ホストがゲームをプレイするコンソールとは切り離されているため、ホストの優位性や帯域に関する心配をする必要はありません。
「世界的なサーバーホストの提供者になるのでは無く、驚愕のゲームを作ることにフォーカス」したかったRespawnは、ソニーとMicrosoftに現時点では見返りが得られない状態で数百から数千のデディケイテッドサーバーが必要となる可能性を伝え、これにMicrosoftが理解を示し迅速に対応したそうです。
Heppe氏はMicrosoftのクラウドサーバーが生み出すCPUや広井帯域幅によって、広大なワールドや追加の物理効果、多数のAI、さらにそれら以上のものが可能になるともコメント。
世界中にデーターセンターが存在し、誰もが確実に低いレイテンシーでゲームをプレイ出来る環境をMicrosoftが提供することで、Respawnはサーバー周辺の心配をする必要無くゲーム作りに集中できるとのこと。またMicrosoftのクラウドサーバーサービスが他の選択肢よりも非常に手頃な価格であったことも最も重要な点として挙げられています。
タイタンフォールへの期待がますます高まる解説ですが、PlayStation系での発売に若干の陰りが感じられるような気がします。
Source:Game*Spark
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