11月14日発売予定の『Fallout 76』にて核ミサイル発射と建築要素を紹介するトレーラーが公開されました。先日公開された2本の新トレーラーと同じく2018 Bethesda E3 Showcasenのカンファレンス内で使用された動画と同じもので、核ミサイルを発射するための手順と、拠点建築の一部が確認できます。
Fallout 76 核ミサイル発射トレーラー
Fallout 76 – The Power of the Atom! Intro to Nukes Gameplay Video
このトレーラーはシリーズお馴染みのVault-Tec製アニメから始まり、核戦争後の世界で身の安全を確保するためには「核」が必要であるということを説きます。その後、コードを集めて管理施設を制圧し、指定した場所に核ミサイルが発射される様子が確認できます。
かつて1杯の砂糖を借りるために来ていた隣人が、今日は殺人のために来るかもしれない→じゃあ核武装して身を守ろうぜ!というラジカル理論。「核兵器のせいで荒廃した世界で身を護るために核が必要」というのは本シリーズの中でも最大級に壮大なブラックジョークかもしれません。
トレーラーを確認する限り、核ミサイル発射の手順は、
- 基地跡に乗り込み、オフィサーグールからコードを集める
↓ - 所定のコードを集めたら管制施設に乗り込む
↓ - 制圧後、発射地点を選び発射
という流れになるようです。
プレイヤー側が何かと物入りなパワーアーマーを当然のように着込んで完全武装していることを初め、これまでに公開されたトレーラー中比べて、敵も味方もかなりレベルが高いこと、そして複数のコードを必要とすることから、『Fallout 76』におけるエンドコンテンツのような扱いになることが推測されます。
また、核ミサイル着弾後の場所は敵が強くなる代わりに貴重な物資が手に入るエリアになるようです。あちらこちらで核ミサイルが撒き散らされてしまうと、最終的には強化が十分でないプレイヤーが一歩も出歩けない過酷すぎる環境になる気がしますが、その辺りの調整がどうなっているのか気になるところです。
Fallout 76 拠点建築トレーラー
Fallout 76 – A New American Dream! An Intro to C.A.M.P. Gameplay Video
「人間と獣を分けるのは何かを造りたいという欲求である」という名言?から始まるこちらのトレイラーは、前作『Fallout 4』から引き続き登場する建築要素が紹介されています。
本作では『Fallout 4』のワークベンチに変わって、“C.A.M.P.(Construction and Assembly Mobile Platform)”と呼ばれるツールを使ってクラフトしていくことになります。直訳すると“建築・組み立て用移動プラットフォーム”でしょうか。クラフトエリアごとに固定されていたワークベンチと違い、好きな所で使用可能なようです。
トレーラーではC.A.M.P.設置の際にキャップを消費して、クラフトには別途資源を使う様子が映されています。ミサイルタレットの建築画面では必要な資源と必須アビリティと思われる“Home Defender Lvl.3”が表示されており、この辺りは『Fallout 4』のシステムを引き継いでいるようです。
テントやソファーなどが設置されていて非常に快適なそうな拠点ですが、作っておしまいではなく襲撃イベントが発生するようです。『Fallout 4』では設置してある資源と防衛力の大小関係で襲撃の頻度が変わり、攻めてくる敵の強さは主人公のレベルなどに依存していました。マルチプレイ推奨である本作ではどう変わっているのかが注目されます。
さらに、今作の拠点は移動も可能だとベゼスダから明かされています。移動というのがどのスケールで行われるかにもよりますが、エリアによって敵の強さが変わっていくことが推測されるため、利便性と安全性を考え、どこに拠点を構えるのかも重要になりそうです。
最後になりますが、本作テーマソング“Country Roads”のカバーソングが7月4日からiTunes Storeで発売される予定です。得られた収益は100%慈善団体に寄付されます。日本でも適用されるかは不明ですが、興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。
We're rebuilding America – and the world - for the better with @Habitat_Org! Starting July 4th, visit iTunes to get the #Fallout76 cover of "Country Roads” as heard in the announcement trailer. 100% of our proceeds will go to funding Habitat for Humanity! https://t.co/KlZ42DYcH9 pic.twitter.com/MrXNmfKmcd
— Bethesda (@bethesda) 2018年6月11日
『Fallout 76』の発売日は11月14日で、対象プラットフォームはPlayStation 4,Xbox One,PC。
Source: Bethesda YouTube
コメント
コメント一覧 (12件)
核発射という言葉にみんな敏感すぎじゃね?
んな事言ったらMGSV:TPPどーなんのよ。
世界中のありとあらゆる連中が核武装だぞw
むしろ問題なのは現実とゲームを区別できない「お偉い頭のいい」人達じゃあないのかい?
結局言いたいことはですね、核に敏感なこの国でこのまま出したら
問題になる可能性が高い
そうなると日本で今後このシリーズが発禁になったり
そういう核を扱った他の作品が規制されることになるかもしれない
もっと飛び火して洋ゲー自体悪っていう風潮になるかもしれないですよ
だから「心配」してるんです決して批判してるわけではないんです
だからゲームをゲームと思えない池沼チンパンを淘汰すべきと思うんだよね。
うーん?
表現の自由、所詮創作物ですけど
だからって何してもいいわけじゃないと思うんですよね
個人的な理由ですけど?
10月、11月は金がごっそり消えるから
大変だほんと(歓喜
とりあえずロケットタワー置いておく感半端ない
Fortnite76
国内で販売するなら規制するしかないですよねこれ
流石に核は駄目でしょう、名前変えるくらいはしないとまずいですよ
3のメガトンはCEROの顔を伺いすぎただけだって話もありましたね。
そういう意味では何が流石に駄目なのか、明確な判断基準を見るいい機会かもしれません。CERO通すみたいだし。
唯一核攻撃を受けた被爆国ですしやはり核は流石に駄目じゃないですかね
いくら表現の自由といえどこれはさすがに,,,,よく規制対象になるゴア表現とはわけが違いますし。
これで規制せず出したらそれこそ問題になってこのシリーズ自体日本じゃ販売できなくなることにもなると困りますしそれ以上の問題になり得る可能性もあります、なんらかの規制は必要じゃないですかね,,,,
・日本に核攻撃する小説は普通に翻訳されて発売している
・FO4に付いていた箱1用FO3日本語版はメガトン爆破ができてしまう(システム的欠陥ですけど)
少し考えるだけでもここら辺が核=発禁、規制対象の反論でしょうか。
ただ、私は別にそのまま出せと言っているわけではないです。別にそこまで核そのものに興味はないし。
だからこそ、ゼニアジとCEROが早急に擦り合わせてスタンスを決めてくれないとおま国は勿論、外野が騒ぎ出して発禁になる可能性が余計に高いと考えています。
前でも言った方に、ある程度規制対象のガイドラインが明確になってた方が批判対象にされにくいと思うんですけどね。
言葉足らずでしたねすいません
核=規制、発禁っていうことを言ってるのではなくこのゲーム内容の「核を発射して爆破させる表現」
この表現に対して被爆国のこの国でこれをそのまま出すのはまずくないか?ってことを言いたかったんです
核があるから批判していると言うことではないです、作ってる国も違いますし向こうの国じゃ考え方も違うでしょう。
あなたの言う通り明確な判断基準があれば規制がどうのこうので話することもないと思いますし規制対象の判断基準がほしいですね
言葉足らずで誤解させてしまったのと長々と長文で返信してしまい申し訳ないです、確か他の記事でも言葉足らずで誤解させてしまったことがありました今後こういう事がないよう気をつけます