『Left 4 Dead』のデベロッパー、世界的に有名なFPSの続編を開発か? L4D?Evolve?…CounterStrike?Half-Life?

『Left 4 Dead』のデベロッパー、世界的に有名なFPSの続編を開発か? L4D?Evolve?…CounterStrike?Half-Life?

『Left 4 Dead』などのタイトルで有名なTurtle Rock Studioが新たな人材募集ページを公開し。、その興味部会内容が話題となっています。募集しているのはシニアレベルデザイナーと環境デザイナーで、その募集内容から世界的に有名なFPSシリーズの続編を開発中であることが示唆されています。

募集には「世界的に知られたゲームフランチャイズに携わりたいですか?」「未発表のAAAタイトル」とあり、既存の世界的に知られたフランチャイズの開発を匂わせる内容になっています。

Valveも認めるTurtle Rock

Turtle Rockと言えば創設者の1人がModであったオリジナルの『CounterStrike』のチームにいたというストーリーや、『CounterStrike』のXboxポートに加え、『CounterStrike: Condition Zero』の開発に携わったことで知られています。

Valveがその実力を認め、その後に『Counter-Strike: Source』や『Half-Life 2: Deathmatch』を任せ、『Left 4 Dead』シリーズにてValveによってスタジオが買収。Valve Southとして生まれ変わりますが、諸事情により分裂。Turtle Rockに戻るという紆余曲折をたどります。

その後も、Valveとの契約によって『Left 4 Dead』のコンテンツ開発を行い、さらに『Left 4 Dead 2』を世に送り出しますが、『Evolve』の開発にあたっての出資でValveが手を引き、THQが権利を獲得するも倒産。そこで、Take-Two Interactive(レーベルは2K Games)が権利を買うというドタバタがありながらも『Evolve』がリリースされます。

Valveと仲が良いのか悪いのか良くわからない歴史を辿っていますが、お互いに認めあった「馴れ合いではない」関係であったことは確かでしょう。

で、どのフランチャイズ?

ここでのフランチャイズがどの作品を意味しているかは不明ですが、『Left 4 Dead』か『Evolve』の続編と考えるのが順当なところ。飛躍しすぎな気もしますが、今はValveが手がけている『CounterStrike』や『Half-Life』関連でないとも言い切れないと思わせるほど、ValveはTurtle Rockを認めていることは歴史が示しています。

余談ですが、2016年にTurtle Rockは世界観の全く違う新しいフランチャイズとして、ダークファンタジーの協力型FPSを開発していると言っていましたが、どうやら本作との関係はなさそうです。

前置きが長くなりましたが、今回Turtle Rcokによって募集が出された職種は以下のような募集要項となっています。

シニアレベルデザイナー

職責

  • リードデザイナーとデザインチームと共に感動的なレベルを創作すること
  • デザイナーと共にゲームデザインのアートワークを確かなものにすること
  • エンジニアと共に目標とするパフォーマンスを達成し、キーとなる機能において試行錯誤を繰り返すこと
  • 競技的でバランスの取れたマップのレイアウトを作成すること
  • レベルデザイナーと連携し、一貫性のある水準を作り上げ、それを維持できること
  • スタジオとデザインチームとプレイテストを行い、マップのレビューと開発をすること

必須条件

  • 競技的なFPSタイトルでのレベルレイアウト作成の経験が分かる説得力のあるポートフォリオ
  • 全体の目標と、フレキシブルな目標を解釈し適応できる自信があること
  • 卓越したコミュニケーションスキルと協働スキルがあること
  • とても協力的でチーム志向の環境においてうまく行動でき、指示を与えることと従うことに長けていること
  • モダンなFPSエンジン(UE4など)を扱った証明可能な経験があること
  • 強い職業倫理を持っており、高品質で安定したプロセスを定期的な監督がなくても維持できる能力があること
  • ゲーム開発において5年以上の経験。その中で1つ以上の作品がマルチプラットフォームでリリースされていること
  • ゲームへの情熱があること

望ましい経験・スキル

  • 競技的なFPSに携わった経験
  • AAA級の一人称視点アクションタイトルに携わった経験
  • PerforceやJIRAやConfluenceなどのアセットトラッキング・課題トラッキングツールに精通していること

報酬

  • カジュアルでフレンドリーな労働環境
  • 広範囲な福利厚生
  • 水準以上の報酬

また、環境デザイナーに加えてVR関連の環境デザイナーも募集されています。

環境デザイナー(VR)

職責

  • アートディレクターおよび環境チームと共に、ゲーム全体のアートの統一性を確かなものにすること
  • モデリング、テクスチャリング、ドレッシング構築、ワールド構築スキルを組み合わせ、ビジュアルの品質水準の向上に寄与すること
  • デザイナー・アーティストと密に連携し、ゲームプレイの空間を視覚的に興味深く楽しめるものにすること
  • 1つ1つの環境をプロトタイプから最終アートの品質になるまで計画・開発すること

必須条件

  • モデリング、テクスチャリング、ゲーム全体の環境デザインの経験が分かる説得力の高いポートフォリオ
  • 複雑な環境の開発に責任を持ち、ビジュアルの品質水準の向上を行えること
  • 全体の目標と、フレキシブルな目標を解釈し適応できる自信があること
  • 厳格なモデリング予算のもと、最適化と作業が行えること
  • 卓越したコミュニケーションスキル
  • とても協力的でチーム志向の環境においてうまく行動でき、指示を与えることと従うことに長けていること
  • ゲーム業界でアーティストとして最低でも3年以上働いた経験
  • UE4エンジンの実務経験
  • 強い職業倫理を持っており、高品質で安定したプロセスを定期的な監督がなくても維持できる能力があること
  • 様式化アートのスキルが分かる説得力のあるポートフォリオ

望ましい資質

  • Maya(訳注:3Dコンピュータグラフィックスソフト)に精通していること
  • モジュラー・オーガニック・ハードサーフィスコントラクションなどを含む、アートのモダンな製造パイプラインでの実務経験
  • ゲームへの情熱
  • モバイルやVRに携わった経験
  • PerforceやJIRAやConfluenceなどのアセットトラッキング・課題トラッキングツールに精通していること

報酬

  • カジュアルでフレンドリーな労働環境
  • 広範囲な福利厚生
  • 水準以上の報酬

新たなゲーム開発への示唆が多数

この手の募集にはありがちなのですが、いずれの職種も非常に厳しい条件で募集されており、開発への本気度がうかがえます。

この募集から見る限り、

  • 競技的なFPS(eスポーツを意識?)
  • AAAタイトルかそれに近いレベルの作品
  • VR・モバイル方面での展開も視野に入れている

といった感じのタイトルであることが推測されます。とはいえ、ゲームの根幹部分を担うような人材を募集しているあたり、まだまだ我々が見ることが出来るのは先の事になるような気もします。どのフランチャイズが彼らの言う「世界的に知られたゲームフランチャイズ」なのか。FPSファンの注目が集まりそうです。

Source: Turtle Rock Studio, via PC Gamer