7月28日、ソニーインタラクティブエンタテインメントが『PlayStation 5(プレイステーション5)』が今年中に1440p解像度のHDMI出力に対応する予定と発表しました。 この発表に合わせて、ベータプログラム参加者に向けたファームウェアアップデートのベータテストが始まりました。
新しいファームウェアアップデートでは1440p対応以外にも、ゲームタイトルをまとめる「ゲームリスト」機能や、3Dオーディオとステレオオーディオの聴き比べといった様々な新要素も追加されています。
待望の1440p解像度対応
1440p解像度はフルHD解像度に比べて画質の向上と4K解像度よりも高フレームレートに対応しやすく、市販されているゲーミングモニターも1440p対応なら4Kモニターよりも手が出しやすいということもありとても人気です。 そして、2020年に『PlayStation 5』がリリースされて以来、コミュニティーからは「1440p解像度への対応」を求める声が上がり続けていましたが、ついにソニーインタラクティブエンタテインメントが2022年以内に1440p解像度でのHDMI映像出力への対応予定を表明しました。
現在開催されているベータテストプログラムへの参加者は、PCモニターやテレビが1440p解像度でのHDMI出力に対応していると、メニューから1440pを選択できるようになります。 もし、プレイ中のゲームがすでに1440pに対応している場合は、ネイティブ解像度で1440pに出力されます。 プレイ中のゲームが1440pにネイティブ対応していない、もしくは4Kなどのより高画質な解像度に対応している場合は、スーパーサンプリングによって1440pまで解像度を落として対応されます。 この場合はアンチエイリアシングなどの向上が望めるかもしれないとのことです。
ただし、現時点ではPlayStation5のVRRは1440p解像度には不対応とのことです。ここは正式版の配信までにアップデートでの対応を期待したいところです。
ゲームをプレイリスト化する「ゲームリスト」
新作ゲームやお気に入りのゲームをあれやこれやとライブラリーに保存していると、いざプレイしようと思ったゲームがどこにあるかすぐに見つからないといった事があります。 そんなストレスを解決してくれるのが「ゲームリスト」です。
ゲームリストを作成するには[あなたのコレクション]のタブへ移動し、[ゲームリストを作成]を選択するだけです。 ゲームリストを用いることでこれまでよりも簡単にゲームを管理することができるようになります。
ゲームリストは最大15個まで作成することができて、一つのゲームリストに最大で100タイトルまで保存できます。ゲームライブラリー内の[あなたのコレクション]のタブに表示されているゲームタイトルなら、ディスク版、デジタル版、ストリーミング版などの形態に関わらず、ゲームリストに追加ができます。 また、1つのゲームタイトルを複数のゲームリストに登録も可能です。
その他のPS5新機能
今回のファームウェアアップデートのベータテストでは、「3Dオーディオとステレオオーディオの聴き比べ」や「進行中のアクティビティへの簡単アクセス」に、「シェアスクリーンのリクエスト」、「参加可能なゲームの通知」、「新しいフレンドのプロフィールの閲覧」、「ゲームベースでスタンプやボイスメッセージの送信」といった新機能も実装されています。
さらなる詳細はPS5公式ページをご参照ください。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: PlayStation.Blog
コメント
コメント一覧 (2件)
散々発売前には8K!!とか言ってたのに…さすがオワコン企業やで
そもそもHDMI規格的に映す側の市場もまだととって無かったって言うね 発想的にはPS3のCPUと似たようなもんよ