オープンワールドFPS『GZW』プレイ映像

PvEとPvPの2つのモードで遊べるハクスラ+ローグライクシューター『SYNCED』をハクスラマニア目線でレビュー! 戦場で成長を重ねて強くなる醍醐味を味わえ!

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Level Infiniteからリリースが予定されているPC向けタイトル『SYNCED(シンクド)』が、12月10日からオープンベータを開始しました。 今回はメディア関係者向けに行われた先行プレイで体験できた内容を、ハクスラゲーが大好物の筆者がプレイしてみた感想を交えてお伝えします。

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『SYNCED』はどんなゲーム?

本作は文明が発達した未来において、ナノマシンが暴走した結果生み出した「ナノ」によってあらゆるものが崩壊したポストアポカリプスが舞台のサードパーソンシューターです。 プレイヤーは生き残った人類「ランナー」を操作してPvPとPvEをプレイできます。

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最初は3人のみ解禁

オープンベータで用意されているランナーは5人いて、各ランナーには専用スキル1つと常時効果発動型のパーク2つが設定されています。 いわゆるクラスのようなものだと思ってください。 プレイヤーはそのうち1人を選んでマッチに参加します。 マッチ中はランナーを変更できませんが、マッチ外ならランナーはいつでも変更できるので1キャラ縛りということはないので安心してください。

このゲームの特徴としてPvPとPvEどちらのモードにも「ナノ」が徘徊しています。「ナノ」にはノーマルタイプと、「ナノ・プライム」というちょっと強めのタイプが存在しており、プライムを倒すことで本作の特徴の「シンクロ(SYNC)」が行なえます。

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「シンクロ」を実行するとプレイヤーが「ナノコンパニオン」というナノを召喚して使役することができます。 AI操作の自立型のナノコンパニオンには近接型、遠距離型、タンク型、サポート型の4種類が用意されており、どのプライムとシンクしても自分が選んでいたナノコンパニオンを召喚できます。 また、非召喚時もナノコンパニオンがプレイヤーにバフをかけてくれます。まさにゲームの名前の『SYNCED』らしく、シンクロが重要なゲームとなっています。

また、PvPとPvEの共通項目として「エクスチェンジャー」という端末がマップ内に点在しており、「レイディア」と呼ばれる通貨を消費して利用できます。 エクスチェンジャーはガチャのようなもので、起動するとランダムに選ばれた2つのMODから1つを選んでランナーを強化できます。 レイディアはナノを倒したり落ちていたりします。 エクスチェンジャーは起動するたびにどんどん利用料金が高くなっていきます。エクスチェンジャーから入手したMODはそのマッチが終了すると没収されます。まさにハクスラとローグライク要素が融合した本作らしい設計です。

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PvPもPvEも基本的に、まずはプライムを倒してシンクロしてコンパニオンを呼び出し、レイディアを集めてエクスチェンジャーで強くなって戦っていくという流れです。

ソーシャルスペースの拠点が用意されており、そこではランナーを入れ替えたり、装備を変更したり、任務をこなして報酬を得ることができます。

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プレイヤーはメイン武器とサブ武器、近接用武器をそれぞれ一つ選べます。メイン武器の種類はアサルトライフル、サブマシンガン、ショットガン、スナイパーライフル、マシンガンサブ武器はピストルが3種ありました。

武器には熟練度が設定されており、使い込んでいくとその武器のレベルが上ってアタッチメントが開放されていきます。 ただし、本作はマップのそこら中に武器が落ちているうえに、レアリティによって性能が上がる仕様なので、自分が持ってきた武器をずっと使い続けるにはあえて強力な武器を拾わずに戦い続ける強い意志が必要です。 そのため、武器の熟練度が少し上げづらい印象を受けました。

装備できるアイテムは武器のほかに先程触れたMODもあります。 MODはPvP用とPvE用に分割されていて装備できるのは4つまででそれぞれ付けられるスロットが設定されています。 この他に、武器に特殊効果を付与する武器MODを選択できます(例: サブマシンガンの反動が跳ね上がるかわりに威力増大)。

PvE用のMODには戦力という値が設定されています。 これはプレイヤーのレベルのようなもので、PvEミッションには推奨戦力が設定されており、戦力が高ければ高いほどPvEミッションをクリアしやすくなります。 一方で、PvP用MODは戦力が統一されており公平性が保たれています。PvP用のMODは各NPCが提供している任務をこなすことで入手でき、PvE用はミッション内や任務報酬で手に入れたランナーMODというアイテムがPvE用MODに変換されます。どのMODに変換されるかはランダムです。その他に各マッチを完了すると得られるボーナスが貯まると開封できる宝箱からも入手できます。

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「ランナー」にはレベルが設定されていますが、全ランナーでレベルは共通なので深く気にする必要はありません。 レベルが上がると新しい武器が解禁されます。 筆者の体感ではPvEよりPvPの方がレベルが上がりやすかったです。

最大4チームで入り乱れるカオスなPvP

PvPモードは「ナーヴァ・ラッシュ」と「ナーヴァ・リミット」という2つのルールが用意されていますが、今回プレイできたのは「ナーヴァ・ラッシュ」だけ。 3人1組の最大4チームで競う対人戦ですが、フィールド内にはナノが大量に徘徊していたり、非常に強力なボスもいたりと正確にいえばPvPvEとなっています。

「ナーヴァ・ラッシュ」は敵チームを全滅させれば試合終了ですが、1位を取るには「ナーヴァ」という資材を集める必要があります。ナーヴァはナノを倒したり敵プレイヤーを倒すことで入手できますが、一定時間が経過すると「ハーヴェスター」という採掘マシンがフィールドに出現します。ハーヴェスターにインタラクトすると大量のナーヴァを入手できますが、一定時間エリア内にとどまって防衛する必要があります。 そのため、他のプレイヤーも集まって激戦区となりやすいハイリスク・ハイリターンな戦場が生まれるわけです。

ハーヴェスターの他にも、強力な装備が手に入る「サプライドロップ」や、強敵を倒すことで大量のナーヴァが手に入る「ゴリアス」といった要素もあります。

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強力な装備が手に入るサプライドロップ

ここでもお伝えしますが、重要なのはまずは「シンクロ」すること。 筆者がプレイしたのがメディア向けの先行プレイだったのですが、どうしても人が集まらず、たまに他プレイヤーがいるものの基本的に筆者1人vsBot10人という構成ばかりだったのですが、コンパニオンが召喚できるだけで戦闘が格段とラクになります。

筆者が優先して使っていたコンパニオンがサポート型のシアー。 攻撃力は高くないですが、範囲内の敵をウォールハックで見つけられるという対人戦では強すぎる性能を持っています。 基本ソロだったのでいくら敵がBotといえど不意打ちが怖かったですが、シアーのおかげでスムーズに何度も勝利できました。

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禁断のウォールハックが強すぎる

なお、オープンベータでは未実装になりますが、正式サービス版ではプレイヤーが足りないときはBotが加入してくれるので人数差の不利はある程度解消される見込みです。 PvPに参加したいけれどソロで行きたくないという方は、公式Discordサーバーを利用してみましょう。 ちゃんと日本語用チャンネルも用意されています。

また、「ナーヴァ・ラッシュ」ではHPが無くなるとダウンして、トドメを刺されるとキルになりますが、合計3回再出撃できます。 さらに、本作の特徴としてダウン中はサブ武器でリロード無しで攻撃できます。 ダウンした敵を放置していると厄介な場面が度々ありました。 なお、再出撃しても装備は元のままなのですぐに戦闘に復帰できるのはいい点です。

対人戦で気になる武器バランスですが、どの武器よりもショットガンが飛び抜けて強いです。 正直な感想としては、ルールや戦闘は楽しいですが武器バランスはまだまだ荒い印象。 オープンベータを通してどのように変わっていくか楽しみです。

拠点に戻ると壁にその時点でのトッププレイヤーたちのバナーが表示されます。 そのほかに、ランキングを表示する端末があったので、もしかするともう一つのルールの「ナーヴァ・リミット」はランクマッチ要素があるのかもしれません。

しっかり作り込まれたPvE

まだまだ荒削りなバランスのPvPに比べてオープンベータ前とは思えないクオリティの高さだったのがPvEです。

今回プレイできたのは5つのミッションが用意されている「デッド・セクター」。 最初のセクター「サージ討伐」は広いフィールドに「ナノサージ」という近づいたら敵が大量に発生するオブジェが点在しており、それらを制圧していくとサージ形成体という大きなナノサージが出現。これを制覇するとステージ2に移り、再びナノサージとサージ形成体を討伐して、ステージ3で強力なボスと戦うという流れでした。

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各ステージにはエクスチェンジャーが設置されていたり、強力な装備が落ちているセーフハウスが点在しています。 さらに収集要素のアイテムもあり、全て集めると報酬がもらえます。 しかし、探索しようとすると「サージ濃度」というゲージが蓄積していき、100%になると常時ダメージを受けてしまう制限があります。 バトロワのストームのようなものですね。 各ステージクリア時に3つのボーナスが用意されていて、そのステージでの貢献度順に選択できます。

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セクターの話に戻りますが、「サージ討伐」はステージ3以外は広いマップを歩き回るだけでメリハリが乏しく、残りのセクターも同じような感じかもしれないと思っていました。ところが2番目のセクターの「イロージョンの迷宮」はステージ1からガラっと変わります。 さらにはあからさまにヤバそうな部屋に入るとなんと「サージ討伐」に出てきたボスがいるという変化球。

単調なミッションが続くのかと思っていたら変化に富んでいたので、まだ見ぬセクター3、そしてデッド・セクターをクリアすることで解禁される「デイリーチャレンジ」と「エリート・ラッシュ」では一体なにが待ち受けているのか楽しみです。

各セクターには推奨戦力が設定されており、プレイヤーの初期戦力は300しかないですが最初のセクターの時点でいきなり1,000もあります。 3人でプレイできたら初見でもクリアできるかもしれませんが、ソロの筆者は最初のプレイでは2ステージ目で死亡してしまいました。 ソロだと厳しくて正直困ったなと思っていたのですが、セクター内で手に入れたMODがどれもその時の戦力より高く、MOD集めこそが本作のハクスラ要素と気がついたハクスラマニアの筆者に火が点き、何度も挑んではMODを集めて死に戻りを繰り返しているうちにどんどん成長。

ついにはコンパニオンを駆使してセクター1のボスにギリギリ勝てたというレベルから、コンパニオンに任せて自分は適当にプレイしていても余裕で勝てるようになるまで戦力が上がりました。 強くなったことを実感しやすいハクスラのいい所を味わえます。

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しかし、そんな強さになっても推奨戦力が2,000の第2ステージは戦力が足りず、最後のボスを倒せないまま先行プレイが終了してしまいました。オープンベータでは絶対に倒します。

PvE用のMODはより戦力の高いMODを素材にすることで同じ戦力まで鍛えられる「パワーアップ」と、レアな通貨を消費してMODに特別なボーナスが付与される「強化」の2つを駆使してランナーを強くしていけます。 パワーアップすればお気に入りのMODなのに戦力が低いから使えなくなるといったことはないのがいい点ですね。 おかげで安心して最初から強化を使えます。 常にその時点の戦力よりも高いMODがドロップするというのも親切設計。

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なお、PvEはマッチメイキングがありますが、PvPと同じく正式サービス版ではBotが導入される予定です。

全体的にPvEはオープンベータ版にしてはしっかりと作り込まれていて好印象でした。

本作はPvPとPvEが用意されていますが、両者はキッパリと分割されており、PvEは好きだけれどPvPは触りたくもないという方やその逆の方も満足できる内容になっています。

筆者のPCはRyzen 5600X / RTX 3080という構成ですが、ゲーム内設定からFPS優先モードを選ぶと常時120FPSに張り付いていました。

この他にライブサービス型のゲームらしく、スキンやエモートといった課金要素もあったり、ログインボーナスもあるなど押さえるところはちゃんと押さえている堅実な作りになっています。

12月10日からPC向けにオープンベータが始まった『SYNCED』。 オープンベータに参加したい方はSteamのページからアクセスできます。 また、Twitterではオープンベータ開催を記念したキャンペーンも行われているのでチェックをお忘れなく。

Gaming Device Power Tune for FPS

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コメント一覧 (2件)

  • スチームから起動してるのにスチームから起動してくださいってポップ出て出来ないの俺だけ?

  • ぶっちゃけ色んなところで説明不足な感じがした、不親切?ってほどではないけどね
    最初のセクターとかだだっ広いマップでガイドに従わないと駄目なのかと思ったけどどこ行っても
    敵を倒せばOKっぽいし広いから3人別々に行動しちゃってPT感無いし…
    最初のセクターは初めてやる人にはとっつきにくいと思うぱっと見何すればいいのか分かんないし
    マップも広いから何すんの?って感じ、細かい目標?チェックポイントって言うのかなそれが欲しかったかな。
    チュートリアルはわかりやすい一本道だったからあれをイメージしていざ本番行ったらめっちゃ広いマップは困惑するわ、ああ言うのはルール大体理解した後半マップから出すべきだと思った。

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