2025年8月23日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ2)』の次期シーズン、シーズン18「スタジアム:クイック・プレイ」で予定されているパッチノート(英語)を公開した。本記事では、シーズン18での全体的なシステムアップデートや、ライバル・プレイの変更点を中心に紹介する。
CONTENTS
全般的なアップデート
新機能「詳細情報パネル」

- 試合中または練習場にいる間、プレイヤーはヒーロー情報画面を操作して、武器、能力、パッシブに関する詳細情報を確認できるように
- 関連するすべてのヒーローについて、以下の種類の情報が提供される
- ダメージ、回復、クールダウン、範囲、半径、効果持続時間、マガジンサイズ、リロード時間、減衰範囲、バリアヘルス、オーバーヘルス、オーバーシールド、オーバーアーマー、ダメージ増幅、ダメージ軽減、移動速度変更、展開可能ヘルス、ショット拡散、一斉射撃あたりのショット数、ノックバック、チャージ時間、エネルギー、etc…
- その他、上記のカテゴリに該当しないヒーロー固有のメカニズムも含まれる
- アルティメットチャージや連射速度といった注目すべき例外については、現在開発中で、今後のアップデートで追加予定
- ダメージ、回復、クールダウン、範囲、半径、効果持続時間、マガジンサイズ、リロード時間、減衰範囲、バリアヘルス、オーバーヘルス、オーバーシールド、オーバーアーマー、ダメージ増幅、ダメージ軽減、移動速度変更、展開可能ヘルス、ショット拡散、一斉射撃あたりのショット数、ノックバック、チャージ時間、エネルギー、etc…
- プレイヤー同士がどのようにやりとりするかを理解するのに役立つよう共通するキーワードも含まれている
- キーワードの定義にアクセスすると、メカニズムの詳細な説明を参照できる
- キーワード定義の強調表示された部分は、定義のこの側面がこのキーワードのすべてのインスタンスで常に同じであるとは限らないことを示す
- ただし、パークやスタジアム固有要素、ヒーローギャラリー内では非対応
コンソール版でマウス&キーボードのサポートが開始

アクセシビリティの向上などを目的に、コンソールでもマウスとキーボード操作が可能に。コンソールでマウスとキーボードを利用するプレイヤーは同条件のコンソール版プレイヤーとPC版プレイヤーが存在するマッチングプールに振り分けられる。
- コンソール版のプレイヤーであっても、コントローラーを使用したくない・できない場合は、マウスとキーボードをネイティブに使用してOverwatch 2をプレイできるように
- マッチメイキングプールに関しては、PCプールとコンソールプールはそれぞれ「マウス&キーボード・プール」と「コントローラー・プール」と呼ばれるようになる。この変更は、今後のアップデートでゲーム内UIに反映予定
- コンソール版でマウスとキーボードを使用している場合、「マウス&キーボード・プール」への切り替えが求められる
- 「マウス&キーボード・プール」への切り替えに同意しない場合、マウスとキーボードの入力はゲームプレイの操作に使用できず、コントローラーのみ使用可能となる
- ゲームプレイオプションから手動プールを切り替えることも可能
- 「マウス&キーボード・プール」への切り替えに同意しない場合、マウスとキーボードの入力はゲームプレイの操作に使用できず、コントローラーのみ使用可能となる
- テキストチャットやその他の編集可能なフィールドへのメッセージ入力は、どちらのプールでもマウスとキーボードを使用して行える
- 「マウス&キーボード・プール」に切り替えると、マウスとキーボードの入力を使用しているすべてのPC版プラットフォームおよびコンソール版プレイヤーとマッチングするようになる
- すべてのゲーム・モードの内部MMR、スキル評価、ランクは、コントローラー・プールの統計とは別で扱われる
- 「マウス&キーボード・プール」でプレイする場合、コントローラーを使用していてもエイムアシスト機能は使用できない
- PCプラットフォームのコントローラープレイヤーは「コントローラー・プール」に参加できず、エイムアシスト機能も利用できない。(「コントローラー・プール」でプレイするには、コンソールプラットフォームでプレイする必要がある)
- 「コントローラー・プール」の制限を回避するために許可されていない周辺機器を使用すると不正行為とみなされ、Battle.netアカウントに対して措置が取られる
不適切なテキストチャットへのリアルタイム対応
- 他のプレイヤーがテキストチャットに入力したメッセージが、他のユーザーにとって混乱を招いたり、不快であったり、有害である可能性があると検出された場合、そのメッセージ全体が他のプレイヤーに対して非表示になる
- 必要に応じて、テキストチャットフィードから直接そのメッセージを確認し、報告することも可能
- このフィルターは、ソーシャルオプションのテキストチャットセクションで無効にすることができる
- 常習的に不適切なチャットを使用したり、他のプレイヤーの邪魔をしたりすることは、使用される言葉や暗示される文脈に関係なく、ゲーム内行動規範に違反として処罰の対象となる
ファーストタイム・ユーザーエクスペリエンス(FTUE)改善
- 新規プレイヤーは開始直後から全ヒーローを使用可能に
- ランクマッチ解禁条件を「アンランクで20勝」に引き下げ
ライバル・プレイのアップデート
ヒーロー・スキルレーティング(HSR)実装

従来のスキルレーティング(SR)が「ヒーローごとの実力指標」として復活。数値は0~5000で、5000がチャンピオン1相当。マッチメイキングには使用されず、自身のヒーローごとの習熟度を分析することを目的としている。
- 各ヒーローごとに5試合のプレースメントが必要
- 1試合で3分以上、かつ上位3使用率に入った場合のみ判定対象
- ロールキューとオープンキューでは別々に計算
- 試合終了時にスキル変動が表示
- キャリアプロフィールで確認可能
ランク・リセット実施
新パーク追加と調整に伴い、ソフトリセットを実施。高ランク帯(マスター、グラマス、チャンピオン)は調整され、より多くのプレイヤーが到達可能に。
- ロール・オープン両方のランクはアンランクにリセットされる
- すべてのプレイヤーは各ロールの配置マッチをそれぞれ10回完了する必要がある
- ヒーロー・スキルレーティングも初のリセットを実施
ランク報酬更新

- シーズン中にダイヤ以上を達成すると「フレイヤ」の限定スキンを入手可能
- 報酬はシーズン内の最高ランクで判定(最終ランクではない)
- ただしTop 500報酬はシーズン終了時点のランクが必要
新規プレイヤーの参加条件
- ライバル・プレイの解禁条件を「アンランク20勝」に緩和
「プログレッション2.0」

「ヒーロー・プログレッション2.0」ではシステムをゼロから再構築。レベル上げが高速化し、UIが改善され、永続的なプレステージ機能が導入された。節目のレベルでアニメーション付きの「レベル・フレーム」を獲得でき、要所でトレジャー・ボックスなどのアイテムを入手可能。ヒーローごとの長期的な成長がより明確に見えるようになった。
- ヒーローレベル:各ヒーローでプレイした時間を表す。すべてのゲームモードで試合を完了すると上昇
- プログレッションレベル:全体的なプレイ量を示す。ヒーローレベルを上げると同時に上昇
- バッジ:一定レベル到達で自動的に昇格
- レベル・フレーム:試合中の大半で表示され、相手からは試合開始後にのみ見える
- レベルアップにより、ハイライト・イントロ、エモート、勝利ポーズ、プレイヤーアイコン、クレジットなどコスメティックを獲得
- 進化型ネームカードやプレイヤータイトルも開放可能。
- 進捗実績はストリーマーモードで非表示設定が可能。
ニュースページでは、より詳細な「プログレッション2.0」の情報も公開されている。
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
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Source: Overwatch
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