米国、ラスベガスで毎年開催されている世界最大規模の銃器見本市「ショットショー」ですが、開催中のショットショー 2016にて、セントリーガン的な外観と機能を持ったハイテク銃座が登場しました。夢の架空武器がまた一つ現実に近づいたようです。
TALON
Paradigm SRP社が開発したセントリーガン的なタレット、その名も「TALON」。どこかで聞いた名前ですね。以下はTALONのプロモーションビデオです。
Talon Gyro-Stabilized Marksman platform in Action
射撃機構は既存の銃をマウントすることで賄っており、マウントされた銃は簡単に着脱可能。ゲームや映画と同様やに、人間一人で移動や展開が可能で、車両やボート、ヘリなどにも容易に設置できます。
ジャイロシステムによって秒間1000回スタビライズ(ライフルの向きが自動補正)され、揺れる状況でも正確にターゲットに弾を当てることができます。
残念ながらまだ自動操縦モードは搭載しておらず、目標を自動検知して攻撃する「セントリーガン」と呼ぶのは少々時期尚早。
ゲームのようなコントローラー
操縦者はコントローラーを使ってTALONを操縦します。光学サイトとTALONに搭載されたカメラ、2つの画面を自由に切り替えることができ、スムーズにターゲットを補足することが可能。
コントローラーの外観もゲームのコントローラーのような印象があります。現段階では射撃モードはセミオートしかありませんが、将来はM249軽機関銃を搭載しフルオート射撃可能にする計画があるとのこと。
ハンズオンプレビュー動画
実銃映像で世界的に有名なFPS RUSSIAの「リモートコントロール・スナイパー」と題したハンズオンプレビュー動画では、「まさにゲームのよう」、「ボタンを押すだけでターゲットに当てることができる」といった感想を述べています。
Remote Control Sniper! (Paradigm SRP Talon)
具体的な市場投入時期や、値段などは明らかにされていませんが、これが一家に一台あればゾンビ襲撃やエイリアン襲来時に頼りになること間違いなしでしょう。
"Aliens" Sentry Guns Scenes
Source: thefirearmsblog.com、Paradigm SRP
コメント
コメント一覧 (4件)
CoDMW3の舞台が今年だったかな?
ゲームでは目が合った瞬間蜂の巣にされる全自動殺戮マシンが現実ではラジコンかよ
架空との差がこれほどとはなぁ
こりゃ2065年も思いやられますわ。
実現はまだ遠いな
最前線でおもむろに懐から取り出すくらいにならないと
俺はおもむろにマグナムを取り出して、ショートさせてやんよ
電子機器は絶対に俺のマグナムには勝てんよ
セントリーガンがタロンになるのか...(困惑)