わずか一ヶ月前に発売された『スプラトゥーン2』ですが、早くも国内累計販売本数が100万本を超えたことを株式会社Gzブレインが発表しました。国産シューターソフトのみならず、国産ソフト全体の中でも異例の早さといえるペースです。
また、「Nintendo Switch」と『スプラトゥーン2』の購入層は、10代の男性が最も多かったことも明らかとなっています。
「Nintendo Switch」購入者の50%以上が購入している『スプラトゥーン2』
まず、何より特筆すべきなのは、8月20日時点での「Nintendo Switch」の国内推定累計販売台数が約180万台(出典:ファミ通)であること。現在、「Nintendo Switch」所有者の実に2人に1人以上が『スプラトゥーン2』を購入している計算になります。「Nintendo Switch」が恒常的に品薄状態であることもうなずける数字です。
これは前作『スプラトゥーン』の新規IPとは思えないクオリティの高さやゲームシステムの奥深さ、そして開発のこまめなアップデートによるバランス調整などがユーザーの支持を獲得していた事が大きな要因だと考えられます。『スプラトゥーン』は2017年8月6日時点の累計で150万本(出典:ファミ通)売れていますが、今作はほぼ確実にこのラインを超えてくるでしょう。
幅広い年齢層がプレイ可能なゲーム性
また、他にもいくつか興味深い数字が出されています。そのうちの一つが『スプラトゥーン2』の購入者層の割合が示された以下のグラフに記されたものです。
これを見ると、『スプラトゥーン2』が最も支持を受けている層が19歳以下であることがわかります。ボリューム層は10代ですが、5歳から9歳までのプレイヤーの割合が20代と30代より多い”22.7%”であること、そして40代50代のプレイヤーがしっかりと存在していることも注目すべき数字です。
「ポップでビビッドなビジュアル」・「かわいいキャラクター」・「ユニークなテーマのフェス」・「カスタマイズ要素」・「行動範囲を可視化した”塗り”」・「多様な装備」・「様々なルールのガチマッチ」……『スプラトゥーン2』をプレイするきっかけとなりうる”呼び水”が様々なプレイヤー層にしっかり作用した結果といえるでしょう。「一桁年齢の子どもから50代まで幅広く遊べる」という強みがうまく発揮されている形です。
今後の発展が楽しみなタイトルの一つ
これ以上無いほどに快調なスタートを切った『スプラトゥーン2』。発売前から2つのプロチーム「SCARZ」と「DetonatioN Gaming」が相次いで『スプラトゥーン2』部門を発足させていたという事から、eスポーツ方面への発展も期待されます。
『スプラトゥーン2』に関するたった一つの難点は、その人気のあまり「Nintendo Switch」本体がプレイヤーの元へ十分に行き届いていないという事です。かくいう私も手に入れられていないプレイヤーの1人なので、任天堂には早いところ安定した供給を実現してもらいたいところです。
スプラトゥーン2 紹介映像
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Source: Pressrelease
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