Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー6シーズン3「オペレーション・クリスタルガード」が進行中。eスポーツ競技シーンでは日本時間9月16日、年末に行われるトップリーグへの「入れ替え戦」に関する詳細が発表されています。
2021年「入れ替え戦」のルールが判明
世界のシージeスポーツ競技シーンは大きく4つの地域(EU、北米、ブラジル、APAC)に分かれており、それぞれ少しずつ異なるルールで進行しています。
日本チームが所属しているAPAC(アジア太平洋地域)では日本時間9月16日に新たな発表があり、これまで詳細不明だった2021年リーグの入れ替え戦(Relegations)に関する詳細がシージeスポーツ公式サイトにて公開されています。
「入れ替え戦」とは文字通りに、APACリーグの年間成績で下位だったチームが、下部のリーグで好成績をおさめたチームと対戦し、勝利したチームが翌年度のAPACリーグへの出場権を獲得するというもので、日程は不明ながら12月の開催が予想されています。
2020年の入れ替え戦は、国ごとにトーナメントやマッチアップを形成するというやや複雑なルールでしたが、2021年の入れ替え戦は一転シンプルなものとなり、APAC NorthとSouth、それぞれの地域でまとまったトーナメントになっています。
日本チームが所属するAPAC Northの方では、以下のような手順となっています。
- 日本国内リーグJapan League 2021の上位2チームと、韓国で行われているKorean Open 2021の上位2チームがそれぞれBo3で対戦(該当するチームが既にAPAC Northに出場している場合は繰り下げ)
- 勝利した2チームは、APAC Northの2021年度リーグ戦において全体ワースト2位(7位と8位)だったチームとそれぞれBo3対戦
- 勝ち残った2チームが2022年度への出場資格を獲得
APAC Southでも同様に、東南アジアとオセアニア、そして南アジアの各地域内の大会で上位の成績をおさめた合計6チームが対戦し、勝ち上がった2チームが、APAC Southの2021年度リーグ戦において全体ワースト2位(7位と8位)だったチームとそれぞれ対戦し、勝ち残った2チームが2022年度への出場資格を手に入れます。
日本から5チーム出場なるか
2021年の入れ替え戦ルールでは、現在進行中の秋期リーグ戦「ステージ3」と、その後の「入れ替え戦」の結果次第では、2022年度におけるAPAC Northの参加枠8チームのうち、5つを日本チームで埋めることも可能であることが分かります。
これが実現するには、現在APAC Northで戦っている日本の3チーム(CAG、GUTS、FAV)がそれぞれ年間順位6位以上で2021年度の戦いを終え、かつJapan League 2021からの出場が決定しているSengoku GamingとREJECTが、ともに入れ替え戦で勝ち残る必要があります。
しかしAPAC Northの順位表によると、最下位が韓国チームT1となることは既に確定していますが、7位が確定するまでにはまだ5試合の公式戦が残っており、日本のFAV Gamingがこの降格圏に入ってしまう可能性もあります。
「入れ替え戦」の詳細が判明した今、APAC「ステージ3」の戦いにはいっそう注目が集まることは間違いないでしょう。いよいよ終盤が迫りつつある今年のリーグ戦は、果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか。
Source: R6 Esports Official
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