CoD:MWll：競技モード「ランクプレイ」詳細！ 8つのスキル階級 / 降格保護 / ランク報酬 / 迷惑行為新対策など

ActivisionおよびInfinity WardのCoDシリーズ最新作『Call of Duty: Modern Warfare ll （コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2/ MWll）』では、日本時間2月16日の「シーズン02」アップデートより、本格競技モード「ランクプレイ」が登場します。

『CoD:MWll』にランクプレイが登場

公式eスポーツCDLとTreyarchの提携によって導入される「ランクプレイ」では、全プレイヤーがプロ選手と同様のルールを用いて、4v4で真の実力を競い合うことができます。

ランクプレイのルールと特徴

ゲームモードとマップ

CDL公式ルールを用いるランクプレイでは、通常のマルチとは異なりゲームモードやマップが限られています。CDLのルールが今後更新された際には、ランクプレイのルールにも反映される仕組みです。

ランクプレイに採用されるゲームモードとマップは以下の通りです。

• ハードポイント
  • アル・バグラ・フォートレス
  • ブレーンベルフホテル
  • エンバシー
  • メルカド・ラス・アルマス
  • ザルクワ・ハイドロエレクトリック
• サーチ＆デストロイ
  • アル・バグラ・フォートレス
  • ブレーンベルフホテル
  • エル・アシーロ
  • エンバシー
  • メルカド・ラス・アルマス
• コントロール
  • アル・バグラ・フォートレス
  • ブレーンベルフホテル
  • エル・アシーロ

8つのスキル階級

対戦をプレイすることでプレイヤーはスキルレート（SR）を獲得し、このSRの値によって8つのスキル階級が定まります。

ランクプレイスタート時、全プレイヤーはブロンズからスタート。今回はいわゆる認定戦はありません。

• ブロンズ：0～899 SR
• シルバー：900～2,099 SR
• ゴールド：2,100～3,599 SR
• プラチナ：3,600～5,399 SR
• ダイヤモンド：5,400～7,499 SR
• クリムゾン：7,500～9,999 SR
• イリデッセント：10,000 SR
• トップ250：10,000 SR以上（後述）

SRの獲得方式はシンプルで、勝つと自分のSRが増え、負けると減ります。増減するSRの値は、個人のパフォーマンスとチーム全体のパフォーマンスの両方に左右されます。スキル階級が上がるにつれて、チーム全体のパフォーマンスの方がより重要になっていきます。

イリデッセントより下の6つのスキル階級は、それぞれ3段階のティアで構成されており、ティアを順に登っていくことで次のスキル階級に昇格できます。

リーダーボード

イリデッセントより上、10,000よりも多くのSRを持つ上位250人のプレイヤーは、リーダーボードに掲示され、全プレイヤーにもその名前が見えるようになります。

このリーダーボードには、CDLの現役プロ選手たちも名を連ねる可能性があります。プロ選手たちには所属チームとプロフィールが表示されるので、ファンは彼らの戦いぶりをボード上で追っていくことができます。

上位250はやはりプロ選手たちに占拠されるのか、それとも謎の一般プレイヤーがその中に混ざり込むのかも注目ポイントです。

フレンドとのスキル差制限

フレンド3人とパーティーを組んで戦うこともできますが、スキル差による参加制限があります。

• ブロンズからプラチナ：フレンドとのスキル差制限なし
• ダイヤモンドとクリムゾン：フレンドとのスキル差が2階級以内である場合のみパーティーを組める
• イリデッセントとトップ250：フレンドとのスキル差が1階級以内である場合のみパーティーを組める

次シーズンのスタート地点

シーズン終了時には報酬をプレゼント（後述）。シーズン内に到達した最高のスキル階級に基づいて、報酬内容と次のシーズンのスタート地点が決まります。

ブロンズからクリムゾンまでは、1つ下のスキル階級から次のシーズンがスタート（ブロンズはブロンズ・ティア1から）。最初の3マッチには降格保護（後述）がつきます。

イリデッセントとトップ250は、ダイヤモンド・ティア1からスタート。こちらも最初の数マッチは降格保護がつきます。

ランクとシーズン勝利報酬

スキル階級とは別に、ランクプレイをプレイし続けることで、プレイヤーのランクが上がります。1から最大50まで設定されているこのランクは、勝利してスターを獲得することで上がり、5ランク上げるごとに新たなシンボルが表示されるようになります。

スキル階級とは異なり、ランクはシーズンごとにリセットされません。そのプレイヤーがランクプレイで今日までどれだけ勝利を積み重ねてきたかの目印になります。

シーズン内での対戦勝利数は「シーズン勝利数」としてカウントされ、シーズン報酬も贈られます（後述）。ランクは勝率ではなく勝利回数で決まるため、どのスキル階級のプレイヤーでも、ランクを最大まで上げてシーズン報酬を獲得することが可能です。

公平性を保つ新機能

真剣なプレイヤーにとって厄介な、エラーによって生じる「人数差マッチ」や、野良プレイヤーの「途中抜け」などに対応する新機能も搭載されています。

まず、ランクプレイは両チームの人数が同数でなければスタートしません。回線エラーなど、何らかの原因でスタート前にプレイヤーが同数でなくなった場合、残った全プレイヤーがロビーに戻されます。

対戦進行中にプレイヤーが抜けて同数でなくなった場合は、SR保護機能がはたらきます。たとえば4v4の状態で1人が途中抜けし、3v4になってしまった場合。3人チームでそのまま勝てればSRを獲得できますが、負けてもSRは失いません。

迷惑行為への罰則

切断、途中抜け、退席放置、故意のフレンドリーファイヤなどの迷惑行為もプレイヤーごとに評定されており、迷惑行為を繰り返すプレイヤーには、ランクプレイへの参加が一時禁止されるなど、厳しいペナルティが課されます。

しかしこうした行為を悔い改め、真剣なプレイを継続するようになったプレイヤーは再評価してくれるシステムにもなっています。

降格保護

ようやく次のスキル階級に昇格できたプレイヤーが、次の対戦であっさりまた降格しないように、降格保護機能もあります。

新しいスキル階級に昇格してから、次の3試合は結果に関わらずSRを失わなくなります。また、現在のスキル階級にはいられないSRまで下がった場合も、即座に降格するのではなく、その次の対戦で敗北した場合に降格が決定する仕組みになります。

他のモードでもランクを見せられる

真面目に勝ち続けているプレイヤーにも、そのスキルに応える新機能が導入されます。

72時間で3連勝以上したプレイヤーには、ホットストリーク・フレームが贈られます。さらにソーシャル・プロフィールにランクプレイアイコンが表示され、マルチと『ウォーゾーン2.0』の両方で、ゲームモードに関係なく自分のスキル階級とランクを他のプレイヤーに見せつけることができます。

シーズン勝利報酬

対戦に勝利しランクを上げていくことで、シーズン02では以下の報酬が受け取れます。

• ランクプレイで5勝：ステッカー
• ランクプレイで10勝：「Pro Issue」SMG武器設計図

その後もチャーム、デカール、ローディング画面などのアイテムが獲得でき、100勝すると全武器共通の武器迷彩を獲得できます。

勝利数だけではなく、ランクを5つ上げるごとにコーリングカードを獲得。他にも以下のアイテムが獲得できます。

• ランク5：オペレータースキンパック「Ranked Competitor」。CDLオペレーター（男性・女性）に適応できる「ホーム」と「アウェイ」の2種類のスキン
• ランク15：サブ武器設計図「Pro Issue」。競技シーンの最高レベルでも使われているアタッチメントと同様のものがついた武器が作れる
• ランク30： 新たなガンスクリーン。ランクプレイでの勝利数を表示してくれる
• ランク40：コンバットナイフ「Pro Issue」。競技シーンでも人気のサブウェポン
• ランク50：オペレータースキン「Ranked Veteran」。CDLオペレーター（男性・女性）に適応できる「ホーム」と「アウェイ」の2種類のスキン

シーズン終了時スキル報酬

シーズン終了時点の最高スキル階級に応じて、以下の報酬が獲得できます。なお、自分が到達したスキル階級よりも下の階級の報酬も獲得できます。

• ブロンズとシルバー：エンブレム
• ゴールド以上：特別なオペレータースキン2種、アニメーション付きエンブレム、武器チャーム
• イリデッセントとトップ250：アニメーション付コーリングカード
• トップ1プレイヤー：限定アニメーション付コーリングカードとエンブレム

カジュアルなマルチよりもさらに緊迫の対戦が楽しみたいという方や、自分の真の実力が知りたい方は、数多くの豪華報酬が手に入るランクプレイモードで、他のガチなプレイヤーたちとの戦いに乗り込んでみてください。

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Source: Press release