Ubisoftの基本プレイ無料アリーナシューター『XDefiant(エックスディファイアント)』では、6月21日より「オープンセッション」がPC、PS5、Xbox X |Sで開催。もちろん日本からも参加可能です。
ネットコードのテストが主な目的ですが、ここで第5勢力「デッドセック」をリリース前にアンロックしておくチャンスがあり、さらに各勢力や武器のバランス調整もテストすることができます。
『エックスディファイアント』オープンセッション日程
『エックスディファイアント』では、クローズドベータでのフィードバックに基づく変更点をテストするため、今夏の正式リリース前に短期間の「オープンセッション」が開催されます。
日程は以下の通りで、クローズドベータに参加していた各プラットフォームのプレイヤーは、日本時間6月21日からアクセスできます。
- クローズドベータ参加者がアクセス可能:
- 開始:日本時間6月21日午前2時
- 誰でもアクセス可能:
- 開始:日本時間6月22日午前2時
- 終了:日本時間6月24日午後3時
- 対象プラットフォーム:
- PC、PlayStation 5、 Xbox Series X | S
登録はこちらの『エックスディファイアント』公式サイトから。ベータ参加済みの方は新規登録不要です。
なおリリース時のコンテンツや、リリース後「イヤー1」のロードマップについては、こちらの記事で解説しています。
デッドセックのアンロックチャレンジ
オープンセッションで125,000XPを獲得することで、「デッドセック」勢力を恒久アーリーアンロック。正式リリース初日からも使えるようになります。
(※訳注:ベータの時点の獲得XPは以下のようになっていました。XP獲得方式の正式な全体像は不明で、数字が変更される可能性もあるため、あくまで参考程度にご覧ください)
- 対戦を1回完了:1,000XP
- 勝利:プラス1,000XP
- 引き分け:プラス500XP
- ハイスコア獲得:プラス1,000XP
- デイリーチャレンジ:1日3つで各4,000XP(計12,000XP)
オープンセッションのフォーカスポイント
オープンセッションでテストされる主なポイントは以下の通り。
- 新しいネットコードでのプレイ感
- サーバーの安定性
- コンシューマー版のコントローラー体験とエイムアシスト
PS5の入力遅延を改善
クローズドベータ期間中、PS5版ではフレームペースにバグが見られ、予想よりも大きな入力遅延(レイテンシ)を引き起こしていました。
CPUが正常にスロットルされておらず、GPUよりも遙かに先行して動作していたため、約40msの望ましからざる遅延が発生していました。
クローズドベータ以降この問題の修正に取り組んでおり、PS5版での入力遅延については、他のプラットフォームと同様に非常により良く反応するように感じられるでしょう。
120Hzモード (PS5およびXbox X | S)
120Hzをサポートしているディスプレイをご使用の方に向け、ゲームの120Hzモードを追加しました。
このモードでは入力遅延のさらなる改善がわずかに見られるとともに、ゲームがより滑らか、かつより良く反応して感じられるでしょう。
このモードは比較的新しいものであり、社内でのレビューと検証が行われているところでもあるため、ゲームが120Hzを維持できない箇所もある可能性もあります。フィードバックをいただけると幸いです。
ネットコードの変更
クローズドベータと内部セッションにおける以前のネットコードは、アーリーテストバージョンのものでした。以来、以下のような重要なオーバーホールを施してきました。
- 公平性の改善
- 遅延(レイテンシ)の低減
- 同期の改善
これらの変更により、壁越しや遮蔽物越しにキルされるという感じが緩和されることでしょう。
新しいネットコードは大きくリファクタリングされ、改善もされましたが、決定版ではありません。ネットコードは常に重要事項であり、引き続き改善していく予定です。新しいネットコードの最初の大規模なテストであるため、世界中からのフィードバックや、体験したことを知らせていただくことが重要です。ソーシャルメディアやDiscordで、体験したことをお聞かせください。
サーバーの安定性
(※訳注:ベータでは、主にネットコードに起因する問題により、上述の通りマッチメイキングが長すぎたり、「壁の後ろに隠れたはずが撃たれてキルされる」といった不公平な戦闘体験が頻発。またカスタマイズした武器ロードアウトがリセットされる問題にも見舞われていました)
クローズドベータでは、マッチメイキング全体ができなかったり、ロビー待機時間が長くなったりする不具合が見られました。ベータでのこうした不具合を特定し、修正を施しました。サーバーのコードにあるいくつかの低レベルなバグも修正し、全体的によりスムーズな体験が得られるでしょう。
クローズドベータでは他にも、ゲームセーブサーバーに過負荷がかかっていました。以来サーバーの規模をより良くするよう取り組んできました。加えて、サーバー障害をより迅速に捕捉できるよう報告方式も改善し、オンラインサポートチームも拡充。問題をより早く解決できるようにしました。
こうした多大な作業を行ってきましたが、依然としてサーバーの安定性に問題が生じる可能性はあります。しかしながら、それがオープンセッションを行う理由の1つではありません。サーバーの安定性は今後のリリース時も引き続き改善していくため、体験したもの全体についてのフィードバックをお寄せください。
コントローラー体験
エイムアシストとは?
エイムアシストから受ける抵抗は、特定の状況下ではカメラをスローダウンさせるものに他なりません。
こうした状況を説明するために、敵プレイヤーを取り囲む「ビルボード」があるとします。このビルボードが、どこでエイムアシストが始まり、どこで終わり、そしてエイムアシストが最大になる場所を決めています。
ビルボードとはどのようなものか。2つの四角い箱を想像してみてください。大きな箱の中に、小さな箱が入っています。外側の箱は「ブレンドゾーン」と呼ばれるもので、内側の箱はエイムアシストが最大となる部分です。スローダウンは外側の箱の端から始まり、内側の箱に近づいていくにつれ、スローの強さが大きくなっていきます。ここでの内側の箱とは、プレイヤーモデルを取り囲んでいるものです。
グローバルな変更点は?
プレイヤーモデル周辺のビルボードの正確さは改善可能であると考えました。そこで、外側と内側、両方の箱のサイズと形状を調整しました。これにより自分のエイムが敵プレイヤーを捉える前に、エイムアシストと戦っているような感覚が消え、狙った相手への精度が維持されることでしょう。
これらの箱を、「立ち」と「しゃがみ」の姿勢の両方で変更しました。さらにこのビルボードにさらなるアップデートを加え、プレイヤーが前進・後退しているときの方向の条件を追加するアップデートも実施しました。
プレイヤーたちが互いに2メートル以内にいるときの、エイムアシストの強さも修正しました。これはゼロ距離における意図しないカメラの不具合を引き起こしていました。
コンソール版のみの変更点は?
上述の変更点を踏まえ、PC版と比較してコンシューマー版にはパフォーマンスに制限があることから、コンシューマー版のみの変更も必要であると考えました。そこで、エイムアシストの強さを5%ほど高め、期待した地点により近づけるようにしました。
入力遅延
エイムはピンポイントの精度が要求されるため、クローズドベータ以降行ってきた入力遅延の低減が、今回のエイムアシストへの変更とうまく組み合わさり、プレイヤーはターゲットにエイムを置き続けようとするとき、スティックをわずかに修正することによる障害が減ったように感じるでしょう。
パッチノート
ユーザーインターフェース
- UIを一新!
オンライン
- ネットコードをアップデート!
- レイテンシと公平性には、著しい改善が見られたと思われます。これはまた、進行中の改善作業へのしっかりとした基盤にもなると思われます。
- オープンセッションでは、プレイヤーが受け取るエラーの数は非常に少なくなることでしょう
勢力:ウルトラ、特性、アビリティ
リベルタード
- パッシブ特性:リベルタードの精神
- リベルタードのパッシブ特性を再導入
- リベルタードがダメージを受けたとき、ディレイなしで体力が回復し始める
- 体力は上限まで回復し続ける
- 効果は自動回復と重ね合わせられる
- 他のいずれかの回復アビリティから回復効果を受けている場合、この特性による回復は停止する
- アビリティ:バイオヴィーダブースト
- HPブーストを最大100HPまでに減少(以前は120HPだった)
- 回復レートを低下
- アビリティ:エル・レメディオ
- クールダウン時間を20秒から30秒に引き上げ
- 継続時間を25秒に減少
- エル・レメディオの回復レートを、1秒あたり60HPから、1秒あたり40HPに減少
- 設置するエル・レメディオのヘルスを120から80に減少
エシュロン
- ウルトラ:ソナービジョン
- アニメーションを改善し、よりパワフルに感じられるようにした
- (クローズドベータからの修正)エシュロンのプレイヤーは、インテルスーツを使われるとミニマップに表示されるようになる
- (クローズドベータからの修正)対戦中にデジタルギリースーツを起動している時、武器に黒いパッチが映らないようになる
ファントムズ
- (クローズドベータからの修正点)EMPはブリッツシールドをキャンセルしない
- (クローズドベータからの修正点)ブリッツシールドを構えているプレイヤーは、敵のクリーナーズの弾から焼夷ダメージを受けなくなる
デッドセック
- オープンセッションでは、全プレイヤーが「デッドセック」勢力をアンロック可能になる
- 「デッドセック」のキャラクターたち全員が選択可能になっている
武器、アタッチメント、デバイス
武器
- スナイパーライフル系
- ADS時間を増加
- ADS時の歩行速度を低下
- ライトマシンガン系
- ADS時間とダッシュ後射撃速度を修正
- M1911
- 連射速度を上昇
- ACR
- 連射速度を低下
- ADS時間とダッシュ後射撃速度を上昇
- AK47
- ADS時に、弾道とクロスヘアがより揃うようにした
- MK20
- ヘッドショットへのダメージ倍率を低下
- P90
- ヘッドショットへのダメージ倍率を上昇
デバイス
- 新機能! ダークフラッシュバンのオプションを設定メニューに追加
その他
- サウンド:オーディオにさまざまな改善
- 体力の自動回復:ディレイを5秒から4秒に短縮
- スパムのペナルティ:スパム行為へのペナルティをわずかに低減
- (※訳注:ここではジャンプなど特定のアクションを連発するようなキャラコンを指す。キャラコンのデザイン意図についてはこちらの記事をご参考ください)
- タイトル:『XDefiant(エックスディファイアント)』
- 発売日:2023年夏予定
- 対象機種:PC / PS5 /PS4 / Xbox Series X|S / Xbox One
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Xdefiant Official
コメント
コメント一覧 (1件)
前回のテストでアイテム出すのにやってたけど、後半は飽きて苦痛でしかなかったなぁ、、
PS5だったからロードアウトバグを始めとした数多のバグ、UBI鯖という安定のゴミも相まってだけど。
マップも中途半端に広いからリスポンしてから無駄に歩かされるのも嫌だったなぁ。
何らかの改修で全体的に体験を向上できてたらいいな。
今のところMW2が面白いんで、ディビジョン好きだけど本腰入れることはなさそう。