本日2023年8月11日、Blizzard Entertainmentの『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』では、新シーズンである「オーバーウォッチ 2:インベージョン」が開幕。
開幕に伴うアップデートは、新ヒーロー「イラリー」や新PvPルール「フラッシュポイント」、PvE「ストーリー任務」など様々な新要素が追加されているほか、既存ヒーロー18名にバランス調整が実施されるなど、予告されていた過去最大のアップデートに恥じない大ボリュームの内容となっています。
新規サポートヒーロー「イラリー」実装
太陽の力を使って戦う新規サポートヒーロー「イラリー」が、38人目のヒーローとして実装されました。イラリーの性能やアビリティの詳細については、こちらの記事や下記映像で詳しく解説しています。
新規PvPルール「フラッシュポイント」追加
基本的なルールはFPSジャンルでメジャーなポイントキャプチャー系、オーバーウォッチの既存ルールで最も近いのは「コントロール」が挙げられます。
「コントロール」との大きな違いは、目標を確保した後に休憩を挟まないという点。目標の確保が完了すると40秒後にアンロックされる「同一マップ上に存在する」次の目標に、そのままの状態で向かうことになります。
マップ内に目標は5か所存在し、最初の目標はマップ中央で固定。以降の目標はランダムに選択され、それに伴いリスポーン地点は、選択された目標から両チームがほぼ同じ距離の位置となります。
その他に異なる点として「目標の確保にかかる時間がコントロールの約半分」「3ポイント先取でマッチに勝利(コントロールは2本)」があります。オーバータイムの発生条件(目標を制御していないチームの干渉)等についてはコントロールと同様です。
アルティメット・アビリティのチャージが目標間で引き継がれるため、取り返しが難しい場合には「アルティメット・アビリティを温存し、次の目標で使う」といった判断も重要になります。
また、マップサイズは他のルールと比べてかなり大きく作られており、先行プレイでは敵がどこから侵攻・狙撃してくるのかを予想しにくいという意味で「プッシュ」に近い要素も感じられました。
現在、ライバル・プレイの対戦ルールとして「フラッシュポイント」は登場しません。ライバル・プレイでの採用は今シーズンの後半が予定されています。
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