Electronic Arts(エレクトロニック・アーツ)およびDICE(ダイス)は『Battlefield 2042(バトルフィールド2042)』の最新アップデート#5.3.0を8月最終週にリリース予定。リリースに先がけてパッチノートを公開しました。
今回のアップデートでは、ストーリーが閲覧できる「コーデックス」がゲーム内に追加。コンクエストに出撃する各ビークルの数を調整。また航空ビークル各種や、ホバークラフトにも調整が入ります。
『BF2042』アップデート#5.3.0が間もなくリリース
『BF2042』の最新アップデート#5.3.0は、8月最終週(8月27日~9月2)にリリース予定。アップデート後の8月29日からは、6週間にも渡る大規模なイベント「BF2042 リダックス」がスタートします。
「BF2042 リダックス」は、シーズン2~4の期間限定イベント「リクイデーター」、「ノードヴィックの戦い」、「リヴァイアサン・ライジング」が復刻。調整された限定モードを再プレイできるというもの。
以前のイベント報酬も回収可能。さらに、リダックス用の新報酬も毎週用意されている豪華なイベントです。詳しくはこちらの記事もご覧ください。
新機能:コーデックス
新たに登場する「コーデックス」は、『BF2042』の背景ストーリーをゲーム内にまとめた機能。こちらはプロフィールメニューに搭載されます。
この「コーデックス」では、各勢力やマップ、スペシャリストたちのプロフィール。さらにはテーマイベントや全体のストーリーなど、これまでゲームの内外を通じて展開されてきたロアの断片を読むことができます。
アップデート#5.3.0では、シーズン4までのストーリーを掲載。10月リリース予定のシーズン6でさらにアップデートされていきます。
コンクエスト全体のビークル数を見直し
「All-Out Warfare」のリリースマップすべてがリワークされた今、次の調整として『BF2042』のコアでもあるビークルに調整が加わります。
アップデート#5.3.0では、サーバー側で「All-Out Warfare」各マップにおける「コンクエスト」のビークル数が変更されます。さらに今後のアップデートで、「BFポータル」のマップにも同様の変更を行う予定です。
以下、「エクスポージャー」と「ディスカード」の例。
「エクスポージャー」コンクエスト128
(数字は台数の増減)
- 軽輸送車両:4→4
- 装甲輸送車両:1→0
- 軽戦闘車両:2→2
- 重戦闘車両:2→2
- 航空輸送機:1→1
- 攻撃ヘリ:1→3
- 戦闘機:1→2
- ユーティリティ:2→1
- 民間車両:12→6
「エクスポージャー」コンクエスト64
- 軽輸送車両:2→1
- 装甲輸送車両:1→1
- 軽戦闘車両:1→2
- 重戦闘車両:1→1
- 航空輸送機:1→1
- 攻撃ヘリ:1→2
- 戦闘機:1→2
- ユーティリティ:1→1
- 民間車両:2→0
「ディスカード」コンクエスト128
- 軽輸送車両:4→3
- 装甲輸送車両:1→2
- 軽戦闘車両:2→1
- 重戦闘車両:2→3
- 航空輸送機:1→1
- 攻撃ヘリ:1→1
- 戦闘機:1→2
- ユーティリティ:2→1
- 民間車両:12→4
「ディスカード」コンクエスト64
- 軽輸送車両:2→2
- 装甲輸送車両:1→2
- 軽戦闘車両:1
- 重戦闘車両:1→2
- 航空輸送機:1→0
- 攻撃ヘリ:1→1
- 戦闘機:1→0
- ユーティリティ:1→1
- 民間車両:2→2
ビークルの変更
与ダメージと被ダメージの点で、攻撃ヘリ系ビークルが望まれたようなパフォーマンスを発揮していなかったことから、ビークル関連に以下のような変更が実施されます。後述の「チェンジログ」でもさらなる詳細を記載。
- 攻撃ヘリ系ビークルが、ワイルドキャットの30mm機関砲や、20mm Flakから受ける爆発ダメージを25%減少
- 航空ビークルの持つ空対地ミサイルのダメージは、主に飛散で生じるようになり、対ビークル装備としてより効果的なものになる
- ガンナーの武器とカメラの位置を調整し、より広く、見やすくした
- ガンナーにサーマルビジョンを追加。ただしサーマル使用中はズームができなくなる
- ヘリ系ビークルすべての感度をわずかに低下。ターゲットにエイムしやすくなる
- 地上ビークルの操作性を改善していく予定。今回はまずLCAAホバークラフトの重心位置を変更する。入力時の反応が良くなり、以前よりも加速や停止が早く感じられる。ドリフト感は減少するが、一方でヨーへの加速度を追加し、停止した状態からの回転もしやすくなった
- 不具合のあったLATV4とLCAAホバークラフトの20mm Flakが復活。ただし爆発範囲を広げつつも、歩兵への飛散ダメージは削除
チェンジログ(抜粋)
クロフォード
- 固定バルカン砲の銃弾が与える最小ダメージを、10から12に上昇
- 固定バルカン砲で発砲し始めてから、短時間後の命中率が上昇
工兵(ボリス、リズ、クロフォード)
- RPGと無反動M5の弾体の飛翔速度を17%低下
- 開発者コメント:対歩兵に使われたり、遠くから容易にビークルを狙撃するのに使われていたため、長距離でロケットランチャーを当てるにはスキルが求められるようにしました
EODボット
- ペンギンたちがEODボットに手を加えて、動いていないビークルから軽い衝撃を受けてもEODボットが爆散してしまわないようにした、という情報を受け取っています。これが意図的なものかどうかは分からず、ペンギン語の翻訳者もまだ手配できていません
- EODボットの体力を400から300に減少
- 銃弾を受けたときにEODボッドがふらつかないように、衝撃に対する変更を追加
無反動M5
- 無反動M5でエイムしている時のブレを上昇
- 開発者コメント:これは主にM5で歩兵を狙う際に影響します。プレイヤーたちは、ビークルや建造物に対してでは無く、遠くから歩兵をスナイプするのにM5を使っているため
ビークル
- 空対地ミサイルは、主に飛散によってダメージを与えるようになった
- 攻撃ヘリと航空機の、ロケットポッドによる直撃ダメージを調整
- ミサイルの斉射時、ビークルに衝撃がかからないようになった
- ビークルの焼夷弾の収束度設定を下げ、ゼロ距離での命中が機能するようにした
- 20mm Flakの歩兵への飛散ダメージを削除。この兵器を再び有効化した
ヘリコプター
- ガンナー座席にサーマルの選択肢を追加
- 全ヘリコプターのヨー感度を低下。標的に狙いを定めるのと、ビークルの操縦がより容易になった
- ナイトバードの、一人称視点時のクロスヘアの位置を改善
攻撃ヘリ
- 攻撃ヘリパイロットのTOWミサイルを1発増加
- 攻撃ヘリガンナーの、エイム制限を低減。ピッチの最大・最小角度を広げ、銃を動かせるようにした
- 3人称視点カメラの位置を調整し、攻撃ヘリをより中心に起きつつ、クロスヘアとそろうようにした
- KA-520スーパーホーカムのガンナー座席のカメラ位置を上げ、AH-64GXアパッチ・ウォーチーフのガンナー座席の武器の位置を上げた
- ヘリガンナーの連射速度を200から600に上昇
- ヘリガンナーの与える飛散ダメージを20から18に減少
- ヘリガンナーの初期ダメージを40から25に減少
- これら新たな特徴に合わせて、オーバーヒートを調整
- ヘリガンナーのスピードを800から350に低下
- ワイルドキャットやFlakなどの対空兵器から受ける爆発ダメージを25%減少
- 抗力をアップデートし、ホバリング制御と操作性を改善
- KA-520スーパーホーカムとAH-64GXアパッチ・ウォーチーフを、より類似したビークルに。重心を移動させて操縦しやすくし、水平方向へかかる力を増加。抗力を調整してトップスピードを等速で維持できるようにした。ホバリングへの移行と、旋回もより素早くなった
- 両方の攻撃ヘリの慣性テンソルを調整し、類似した操作性にした
航空機
- ロケットポッドの連射速度を300から240に低下
- 航空機のピッチの貼り付き具合を下げ、ピッチアップとピッチダウンをする際に著しく軽く感じられるようにした
LCAAホバークラフト
- 加速時の反応を向上させ、前方向への入力とステアリングがより快活に感じられるようにした
- 重心をファンの部分からビークルの中心に移動させた
- 開発者コメント:この変更により、ホバークラフトは車のようになり、運転手による制御域が広がりました
- ホバークラフトのドリフトを低減させるため、減衰の値を調整。より早く停止することで、運転やステアリング操作をしやすくした
- より素早く機敏なターンができるように、ヨーの加速度を上昇
- タイトル:Battlefield 2042(バトルフィールド2042)
- 発売日:2021年11月19日
- 対象機種:PS4, PS5 / Xbox One, Xbox Series X|S, PC
Source: BF2042 Official
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