Activision(アクティビジョン)が手がけるCoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』は10月25日リリース予定。PC版の要求スペックはまだ明かされていないものの、一部プラットフォームではストレージに「309.85ギガバイト必要」と記載され、ファンを驚かせた。
これについて、公式のCall of Duty Updatesが補足説明を投稿している。ほとんどのプレイヤーにとっては、実際のところそれほどのダウンロードサイズは要求されないようだ。
『BO6』のファイルサイズ"300ギガバイト"について公式補足
「訂正:『BO6』の予約ページに現在表示されている推定ファイルサイズ(309.85GB)は、『BO6』のダウンロードサイズあるいは要求スペースをあらわしたものではありません。このサイズは、『MW2』、『MW3』、『ウォーゾーン』すべてのインストールと、関連するすべてのコンテンツパック、すべてのローカライズされた言語などを合わせたものです。プレイヤーにとっての代表的なインストール体験を示したものではありません」
「『BO6』のリリース時は、他の『コール オブ デューティ』タイトルや言語パックなしでダウンロードできます。実際の『BO6』の推定ファイルサイズについてはリリースが近づいた頃に提供いたします」
「容量300ギガバイト?」問題
話の前後関係を振り返ろう。このCall of Duty Updatesからの投稿は、『BO6』の一部ストアページに記載されている情報について訂正したもの。
たとえばXboxストアでは、『BO6』のおおよそのサイズが現時点でも「309.85GB」と明記されている。あまりにも大きいことから、発見されてすぐにコミュニティでも話題となった。
上述の投稿でも解説されているように、もちろんこれは『BO6』のみのサイズではない。現行作品である『MW2』、『MW3』、『ウォーゾーン』すべてを『BO6』とともにインストールした合計が、309.85GBになるという意味。すべてインストールしなければ『BO6』をプレイできないという意味でもない。
さらに、まだリリース前段階であるため、この「309.85ギガバイト」さえも正確ではない可能性がある。
実際は78ギガバイトくらい?
Activisionによる『BO6』公式ストアページには、システム要件が記載されている。『ウォーゾーン』も含めると「149ギガバイト」。ウォーゾーンを除くと「78ギガバイト」。
ただしこのページに記載されているスペックは『MW3』の要求スペックとまったく同じであることや、他のストアにはこのような記載がないことから参考情報と思われる。『MW3』のときも、具体的な要求スペックが明示されたのはリリースの約1週間前だった。Call of Duty Updatesの投稿にも記載されているように、10月25日が近づいた頃に正式な要求スペックが固まるのだろう。
とはいえ『MW3』も『BO6』も、リリース時のコンテンツは「キャンペーン+マルチプレイヤー+ゾンビモード」。CPUやGPUの要求スペックは変わる可能性があるものの、ファイルサイズ自体は『MW3』のリリース時とそれほど変わらないのかもしれない。
ゲームモードの削除機能は引き継がれるか
「それでも70~80ギガバイトは大きい」と言うプレイヤーに対しても、以前から選択肢が与えられている。
『MW2』や『MW3』でも、特定のゲームモード、たとえばキャンペーンのみを削除して容量を節約するオプションが各プラットフォームに標準搭載済み。以下の手順でアクセスできる。
- PC Battle.net版
- ランチャーの「プレイ」ボタンについている歯車のアイコンを選択し、「インストールを変更」
- ポップアップした画面でさらに「ゲームコンテンツ」の「インストールを変更」をクリック
- PlayStation版
- ゲーム起動中、設定メニューから「ファイルを管理」にアクセス
とりわけキャンペーンは、1回クリアしたらもう起動しない(または一度も起動しない)プレイヤーも少なくないはずなので便利な機能だ。
『BO6』でも引き続きこのシステムが搭載されるのであれば、マルチプレイヤーのみが目当てのプレイヤーはさらに少ない容量でプレイできるだろう。
- タイトル:Call of Duty: Black Ops 6(コール オブ デューティ ブラックオプス 6)
- 発売日:2024年10月25日
- 対象機種:Xbox Battle Pass, PC Game Pass, PC(Microsoft Store, Battle.Net, Steam)PS5,PS4 / XboX X|S, One
Source: X