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『CoD:BO6』これまでの「ブラックオプス」ストーリーを振り返る:1961年から始まった"陰謀と犠牲の物語"が迎える結末とは

『CoD:BO6』これまでの「ブラックオプス」ストーリーを振り返る、1961年から続く"陰謀と犠牲の物語"が迎える結末とは
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CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』はいよいよ10月25日正式リリース。発売まで2週間を切った一方で、『BO6』がコール オブ デューティ初体験となるプレイヤーも多いはず。

そこでActivision(アクティビジョン)のCoD公式サイトには、「これまでのストーリー」を振り返るトレーラーが掲載された。今回はそのパート1。初代『ブラックオプス』から始まる陰謀劇を、さくっと振り返る内容となっている。

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『BO6』これまでのストーリー

Call of Duty: Black Ops 6 - The Story So Far

新たにCoD公式サイトに掲載されたのは、「ブラックオプス」シリーズのこれまでのストーリー。『ブラックオプス6』で初めてこのシリーズに触れる方に向けた、過去作の簡単なあらすじとなっている。

初代ブラックオプスからのファンに向けては、ゲーム内の選択肢によってエンディングが分岐してきた部分を整理したと言える。グリーンライトニュークをめぐる作戦の結末や、アレックス・メイソンの死に関わる「正史」を定める内容となっている。

  • 「ブラックオプス」シリーズの時系列(1991年まで)

初見の方にとってややこしいと思われるのは、タイトルの発売順と時系列が異なる点。発売順としては『コールドウォー』の次が『ブラックオプス6』だが、ストーリー的には、初代「ブラックオプス」と「ブラックオプス2」の間に「コールドウォー」が挟まれている。

『ブラックオプス3』および『ブラックオプス4』は、1991年までのストーリーとは直接的には関わらない。なお『ブラックオプス5』というゲームはないが、開発を手がけるTreyarch(トレイアーク)によると『コールドウォー』が『5』に相当する。

もちろん以下はすべて超ネタバレなので、自分で過去作のキャンペーンをプレイしたい方は読まないように注意しよう。

初代『ブラックオプス』、すべてはキューバから始まった

『CoD:BO6』これまでの「ブラックオプス」ストーリーを振り返る、1961年から続く"陰謀と犠牲の物語"が迎える結末とは
1961年当時のメイソンら

「ブラックオプス」シリーズで描かれる極秘作戦の世界は、1961年に始まった。

CIAエージェントであるフランク・ウッズ、アレックス・メイソン、ジェイソン・ハドソンは、キューバでピッグス湾事件が起きている最中、「Operation 40(オペレーション40)」を実行。彼らは事件の混乱に乗じてフィデロ・カストロを暗殺し、共産主義政権の転覆をアメリカの手で支援しようとしていた。

この作戦は成功したかに思われた。しかし、殺されたカストロは「替え玉」。メイソンは逆に捕らえられ、本物のカストロによってソ連軍のニキータ・ドラゴヴィッチ少将とレフ・クラフチェンコ大佐の手に渡ってしまう。

ロシアのヴォルクタ収容所に収監されたメイソンは、そこで赤軍将校だったヴィクトル・レズノフと出会う。レズノフは『Call of Duty: World at War(コール オブ デューティ ワールド アット ウォー)』でも重要な役割を果たした人物だ。

ナンバーズ・プログラム(プロジェクト・アセンション)

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洗脳を受けるメイソン

元ナチス・ドイツの科学者フリードリヒ・シュタイナーは、ドラゴヴィッチの命令を受け、「ナンバーズ・プログラム」によるメイソンの洗脳を開始する。これは、メイソンをCIAのスリーパーエージェント(潜入工作員)に仕立て上げる計画だ。

洗脳されたメイソンは、ナンバーコードを受信すると 「覚醒 」。ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺を遂行すべく操作される状態に。

しかしレズノフもまた、メイソンの洗脳を行っていた。彼はベルリンの戦いで自分を裏切ったドラゴヴィッチ、クラフチェンコ、シュタイナーへの復讐を目論んでいた。

メイソン脱獄

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正体不明の暴力衝動をあらわにするメイソン

1963年。メイソンとレズノフは、囚人らと協力してヴォルクタ収容所からの脱獄に成功。しかし2人は途中で離ればなれになってしまう。

アメリカへの帰還を果たしたメイソンは、ケネディ大統領からドラゴヴィッチ抹殺任務の承認を受ける。ドラゴヴィッチはクラフチェンコやシュタイナーと共謀し、「ノヴァ6」と呼ばれる化学物質を兵器化。アメリカに向けた使用を計画していた。洗脳を受けていたメイソンはここで、大統領に対する暴力衝動に抵抗する。

ベトナムへの展開とレズノフの真実

1963年11月22日。ケネディ大統領暗殺事件が発生。

1968年。メイソン、ウッズ、そしてジョセフ・ボウマンはベトナムに展開。「オペレーション・フラッシュポイント」で暗殺に失敗したドラゴヴィッチを追跡するため、ラオスで活動しているクラフチェンコを探す。

しかし道中でボウマンが殉死。捕らえられたウッズもまた、ロシアンルーレットを強要される。

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殺してみやがれ!

「You Can't Kill Me!(殺してみやがれ!)」。メイソンとウッズは脱出に成功し、逆にクラフチェンコを追い詰めた。クラフチェンコは手榴弾のピンを引き抜いたが、その瞬間ウッズが背後から刺し、クラフチェンコとともに窓から転落する。

このときウッズは殉死したかに思われたが、実際には一命を取り留め、捕虜としてベトナム・ダナンの収容所へと移されていたことが後に判明する。

ストーリーが進むにつれ、メイソンはレズノフの幻覚を見るようになり、レズノフとともに戦っていると思い込むようになる。リバース島での任務ではレズナフがシュタイナーを殺害したと語るが、実際にはメイソンが1人でシュタイナーを殺していた。ハドソンはメイソンを拘束し、ナンバーズ・プログラムについて尋問し始める。

通信終了、ドラゴヴィッチ抹殺

クラフチェンコは死亡したと推定され、メイソンは『ブラックオプス』の最終ミッション 「Redemption 」のためメキシコ湾に展開する。アメリカ国内に潜伏するスパイを覚醒させるナンバーズ・プログラムの放送を阻止しなければならない。

施設内で放送を停止させたメイソンは、ドラゴヴィッチと対峙し溺死させた。

『ブラックオプス コールドウォー』

『CoD:BO6』これまでの「ブラックオプス」ストーリーを振り返る、1961年から続く"陰謀と犠牲の物語"が迎える結末とは
時代は80年代へ

時は流れて1981年。『ブラックオプス コールドウォー』は、アメリカとソ連による冷戦時代に巻き起こった陰謀劇だ。

アドラー、メイソン、ウッズに与えられた任務は、1979年のイランアメリカ大使館人質事件を支援したというテロ組織のリーダーを標的としたものだった。組織のリーダーはここで「ペルセウス」の名を口にする。

ペルセウスはソ連のスパイであり、西側勢力の影響力を消し去るために第二次大戦後に組織された、無法勢力のリーダーとされる人物だ。

ペルセウスの暗躍を知ったロナルド・レーガン大統領は、あらゆる手段を使ってこの人物の居場所をつきとめ、排除するようCIAエージェントらに指示を出す。ベトナム戦争でアドラーと行動を共にした、プレイヤーキャラクターの「ベル」もチームに加わった。

ソ連のスパイ「ペルセウス」とグリーンライト作戦

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ラッセル・アドラーのチームは「ペルセウス」を捜索

捜査を経てCIAエージェントらは、ペルセウスが「グリーンライト作戦」の存在を知っていることを突き止めた。これはCIAによる極秘計画で、ヨーロッパの各主要都市に中性子爆弾を配備。ソビエトが侵攻しヨーロッパを制圧した場合、都市を自爆させるよう仕組んだものだ。ペルセウスは爆弾の1つを確保しており、残りの爆弾を起爆させるべく、科学者チームに起爆コードのハッキングを命じていた。

アドラーとベルはロシアKGB本部に潜入し、ペルセウスの素性を探る。このとき得た情報に基づいて彼らはキューバへ急行。ペルセウスの潜伏拠点を襲撃する。

しかしペルセウスは起爆コードとともに逃亡。ヨーロッパを壊滅させ、その責任をアメリカになすりつけようとしていた。

ベルの偽りの記憶

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ベルの記憶はCIAに植え付けられたものだった

ペルセウスの居場所を突き止めるため、アドラーはベルの脳内に薬物を投与する。実はベルはアドラーとベトナムに従軍したことはなく、すべての経歴はCIAのマインドコントロールプログラムによって植え付けられた偽りの記憶だった。

ベルの正体はもともとCIAが追っていたペルセウスの部下の1人であり、キャンペーン最初のミッションで他のテロリストとともに行動していた人物だった。

記憶を取り戻したベルは、洗脳されていたことに怒りを覚えながらも、ヨーロッパで何百万もの人々が犠牲になるのを阻止すべくアドラーに協力。ペルセウスの潜伏するロシアのソロヴェツキー島へ向かい、起爆コード送信装置の破壊に成功する。しかしペルセウスとされる人物は行方をくらませてしまう。

『CoD:BOCW』後のストーリー

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西側諸国を脅かす「ペルセウス」

「ペルセウス」とは特定の人物ではなく、むしろ西側陣営を打倒するアイデアであることが判明する。影の組織がこれほど長く存続していたのは、1人のリーダーに率いられているわけではないからだ。

『CoD:BOCW』のストーリー後、新たにペルセウスの座を引き継いだヴィホル・“スティッチ”・クズミンはアドラーを捕らえ、ソ連側に寝返るよう洗脳を試みる。しかしハドソンとメイソンがアドラーの行動に疑念を抱き、洗脳の解除に成功する。

『ブラックオプス2』

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カルテルのリーダー、ラウル・メネンデスを捜索

1986年。アレックス・メイソンは息子のデイビッドを育てるべく現役を引退した。しかし、親友のウッズが中央アフリカの密輸組織を調査している最中に捕獲されたと告げられる。やむなく救出任務に出たアレックスだったが、息子に会うのはこれが最後となる。

メイソンはアンゴラでウッズを発見。彼がグループで唯一の生き残りだった。ウッズを捕らえたのは、「メネンデス・カルテル」のリーダー、ラウル・メネンデスだ。メネンデスへの復讐を望むウッズは、アフガニスタンでの軍事作戦に参加してソ連軍と戦闘。引き換えにメネンデスの情報を得る。

このときウッズらは、かつて死んだかと思われていたソ連の将校レフ・クラフチェンコを発見した。メネンデスがCIAに内通者を潜ませていることを掴んだうえで、クラフチェンコを殺害する。

ジョセフィーナを殺害するウッズ

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死亡したかに思われたメネンデス

CIAはニカラグアにあるメネンデスの邸宅を襲撃し、捕獲する任務に乗り出す。混沌とした状況の中、激高したウッズは手榴弾を投げ、図らずもメネンデスの妹ジョセフィーナを殺害してしまう。

メネンデスについてはCIAから死亡が伝えられたが、ウッズとメイソンはこれに疑念を抱く。

メネンデスの復讐

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ウッズはメネンデスの計略にかかり…

1989年。アメリカ軍がパナマに侵攻する中、ウッズとメイソンは「ネクサス・ワン」という標的を探していた。ウッズは最終的に、スナイパーライフル越しにネクサス・ワンの存在を発見した。ネクサス・ワンは頭から袋を被せられた状態だった。

このときハドソンはメネンデスに拘束されており、強要されてウッズに偽りの情報を伝えてしまう。ネクサス・ワンとはメネンデスのことであると語り、その場で射殺するようウッズに命じる。

ウッズは言われるままネクサス・ワンを射殺するも、自分が撃ったのは友人のアレックス・メイソンであったことに直後に気付く。

妹を殺害したウッズへの復讐を果たし、メネンデスが姿を現わす。メネンデスはウッズの両膝を撃ち抜く。『ブラックオプス6』でウッズが車椅子生活をしているのは、この出来事のためだ。

ウッズやデイビッドを生かすため、ハドソンが自らを犠牲にした。妹を失ったメネンデスと同じように、ウッズもまた友人を失ったことに苦しむようになる。

そして1991年、『ブラックオプス6』へ

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ウッズは新世代の訓練に従事

世界が冷戦後の新たな世界へと向かって行く中、ウッズは自らブラックオプスチームを監督。これまで培った技術や経験を活かし、新世代の戦士たちの訓練に従事している。

アドラーは行方不明

かつてCIAエージェントだったアドラーは、ウッズがパナマで重傷を負った後、二重スパイの容疑をかけられ逃亡した。現在は行方不明となっており、CIAにより逮捕または殺害の命令が下されている。

MI6のヘレン・パークが再登場

イギリスMI6の工作員ヘレン・パークは、母国と王室の利益を最優先にしつつも、『BOCW』ではアドラーにチームに加わり任務に協力した。彼女は『BO6』でも作戦に参加する。

『CoD:BO6』これまでの「ブラックオプス」ストーリーを振り返る、1961年から続く"陰謀と犠牲の物語"が迎える結末とは
そして1991年。『ブラックオプス6』へ

そして世界は1991年を迎える。あらゆる犠牲、あらゆる陰謀は、いったいどこへ繋がっているのか。

次回は「これまでのストーリー」のパート2が掲載される。ここでは『BO6』のキャンペーンと、主要な登場人物たちについて詳しく紹介しつつ、キャンペーンの報酬についても解説されるとのこと。ストーリーを進め、ブラックオプスチームのセーフハウスをアップグレード、さらにコーリングカード・チャレンジを達成することで、さまざまな報酬が手に入る。

Source: CoD Official

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • BO6にメイソンが登場しないことから「メイソン死亡が正史だったのか」と勘違いしたけど、
    BO2でもメイソンが生存していた場合に爺メイソンとして登場したのは2025年だったから、
    まだメイソン死亡エンドが正史なわけではないのかな。

  • へえ、時系列が違うからストーリーが理解できなかったのか。
    2の後半と3、4は未来だから無視して1、CW、2の前半、6なのね、2でハドソンが死んでるとか完全に忘れてるなぁ。
    まぁそれとは別に2の後半が2025年舞台で現実もドローンの実践投入がされたってのは興味深いか、VTOLオスプレイは実現できてなくて残念やね。

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