UbisoftのオープンワールドFPS『ファークライ(Far cry)』シリーズをベースにした、PvPvE脱出シューターが開発再開、という噂話が伝わっている。
もともと『ファークライ7(仮)』と並行して開発されており、開発は停止したという噂が伝わっていた。しかしUbisoft社内の開発体制合理化の過程で、再度このプロジェクトに人が集められたという。アラスカを舞台にしたサバイバル体験が楽しめるゲームなのだとか...。
『ファークライ』の脱出シューターが開発再開?

Insider Gamingが独占ネタとして報じた内容によると、『ファークライ』シリーズの「PvPvE脱出シューター」が開発を再開したという。
時系列について解説。『ファークライ』シリーズは、2021年にリリースされた『ファークライ6』が現行の最新作。『ファークライ7(仮)』については、期待と噂話のみで、今のところ正式発表はない。
一方で過去の噂では、「『ファークライ7』には本編とマルチプレイヤーモードがある」。しかしその後、「それぞれ個別のタイトルとして独立した」という話が出回っていた。なお、前者が「Blackbird」、後者が「Maverick」というコードネームだった。
そこからさらに状況が変化する。Blackbird(ファークライ7本編)の開発に専念すべく、Maverick(ファークライのマルチ)のスタッフらは前者に統合。結果として、Maverickの開発は停止状態にあったという。
そして今回、また状況が変化したという。「複数のソース」から伝わった話によると、停止していた「Maverick」の開発が再開したとのこと。
アラスカを舞台にしたサバイバルPvPvE

「Maverick」は、アラスカを舞台にしたPvPvE脱出シューターと言われている。プレイヤーは、他のプレイヤーたちだけでなく、NPC兵士や野生動物とも交戦しながら、過酷な環境下でサバイバル。目標を果たし、脱出を目指すというのがゲームのコアになる。
「Blackbird」は、Ubisoftのモントリオールスタジオが開発を主導しているとされている。社内の開発体制を合理化するUbisoftの新たな戦略により、Ubisoftベルリンスタジオの十数名のスタッフがこの「Blackbird」開発に合流。別の十数名が別のプロジェクトに参加。結果として担当プロジェクトがない50人程度の開発者が、「Maverick」の開発再開に割り当てられたという。
Insider Gamingによると、既にこれらの作品のテストプレイが始まっている。『ファークライ6』から、移動システムなど従来の体験をアップデート。タクティカルダッシュ、スライディング、乗り越えなどのギミックがさらに進化しているという話も。
脱出シューターは、インディーズ系も含めると次から次へと新作が出ている現状だが、「Maverick」はアラスカの大地を舞台にした点で差異化が図られている。
以上すべて噂話だが、もし「ファークライの脱出シューター」がリリースされたらプレイしてみたいだろうか。『ファークライ』シリーズの世界観と「PvPvE脱出シューター」は相性が良さそう。実現するのであれば有望な新規タイトルとなるだろう。
Gaming Device Power Tune for FPS

Source: Insider Gaming
コメント
コメント一覧 (2件)
ゴーストリコンのバトロワやろうとして中止になったのもそうだけど、UBIは素直にPvE特化で作れば良いのに。シージが上手く行ったからか、やたらPvP作ろうとしてるけど本来PvEの開発の方が向いてるでしょ
6のDLCをベースにしてんだろうな、武器やスキルのイベント系現地調達とかリセットされずに永久に上げておける能力とか使えそうなシステムではあったしな。
6自体は用意してある舞台やシステムと実際の戦略がかみ合わないせいか旨味がないゲームだったという感想だから7に期待したかったのにこの分だと7は出ないんだろうなぁ。