『バトルフィールド REDSEC』が、日本時間10月29日より各プラットフォームでリリースされた(Steam / PS5 / Xbox)。この『REDSEC』は『Battlefield 6(バトルフィールド6)』の基本プレイ無料バージョンという位置づけだ。
最大100人で戦う「バトロワモード」、8チームのラウンド制ルール「ガントレット」、そしてコミュニティ作の「ポータル」機能にもアクセスできるという、無料とは思えない規模のコンテンツを収録している。
『BF6』本編では、並行してシーズン1が開幕した。ここで登場した「シーズン1バトルパス」には『REDSEC』のプレイヤーも無料アクセスが可能。さらに有料版バトルパスと、豪華版である「BF PRO」も用意され、シーズン1を通じて100点以上の報酬を集められる。
『バトルフィールド REDSEC』がスタート
日本時間10月29日よりアクセス可能になった、基本プレイ無料の『バトルフィールド REDSEC』。以下の3モードで構成されている。
- バトルロイヤルモード:『バトルフィールド6』のギミックに独自要素を絡めた、最大100人でのバトロワ
- ガントレットモード:8チーム最大32人で戦うラウンド制モード
- ポータル:REDSECの要素で作成できるカスタムゲーム
最大100人のバトロワモード

『バトルフィールド REDSEC』の目玉は、最大100人で対戦するバトロワモードだ。
今となっては説明不要かもしれないが、時間経過とともに活動範囲が狭まっていく巨大なマップを使い、最後の1チームになるまで戦い続けるという、バトロワの定番ルールを採用している。実装時点では、デュオ(2人組)かクワッド(4人組)の2形態でプレイできる。
「BFバトロワ」ならではの特徴としては、時間とともに収縮する「リング」に触れると即デスという、意欲的な設定も見られる。

突撃兵など、『バトルフィールド6』本編の兵科ギミックもここに持ち込まれた。一方では、アーマー回復速度が速まるなど、バトロワモード独自の特性や調整も付与されている。
本編での環境破壊要素も搭載されているため、たとえばスナイパーの厄介な定点ポジを戦車などで容赦なく爆破できるなど、BFシリーズならではのカウンタープレイを駆使して戦える。
本編の魅力の一つである乗り物を駆使した戦いにもフィーチャーしたバトロワだが、バランス面では、乗り物なしでも終盤を生き残れるように調整されているという。
ラウンド制チームバトル:ガントレット

『REDSEC』では、バトロワの他にもラウンド制モード「ガントレット」を無料プレイできる。兵科システムは『BF6』本編のものを受け継いでおり、本編のロードアウトをこちらでもそのまま使える。
各チーム4人からなる8チームでプレイするこのモードでは、ラウンドごとに課される新たな任務を達成していくことを目指す。任務の成績によりチームにポイントが加算され、1つの任務ごとにポイント最下位の2チームが順に脱落していく。一方で、ポイント上位の3チームは訓練パスにボーナスを得られ、次の任務で優位に立てる。
ガントレット全体は、以下のように4ラウンドにわたって行われる。
- 第1任務:8チーム
- 第2任務:6チーム
- 第3任務:4チーム
- 最終任務:2チーム
- 途中抜けが多い場合、段階がスキップされる場合がある
発生する任務は、リリース時点で8種類。「爆弾を見つけ出し、戦闘エリアに点在する敵のM-COMまで運んで爆破しろ」など、チームでの協力が求められるものが用意されている。
「任務」とは要するにゲームモードのことだ。ラウンドごとにルールが変化する中で、チームで協力してポイントを稼いでいくことになる。
任務の順番は対戦ごとにランダムであるため、チームとしての計画の立て方も毎回変化する。対戦するごとに新鮮な体験が得られるデザインだ。
ガントレットには「途中抜けプレイヤー」への対策も組み込まれている。もし自分のチームから誰かが抜けてしまった場合、脱落したチームも含めて空きスロットをチェックし、4人チームが自動的に再編される(場合がある)。
なお、残り2チームで行う最終任務では、この再編は発生しない。既に4人そろっているチームも、再編イベントの影響は受けない。
REDSECで楽しむ「ポータル」体験

プレイが基本無料の『バトルフィールド REDSEC』だが、カスタムゲーム機能「ポータル」にもアクセスできる。
たとえば、バトロワに出現する武器や乗り物が変更されていたり、ダッシュ速度や体力回復速度が独自に設定されているなど、BFコミュニティが創造性を発揮したオリジナルルールを見て回れる。
(※プレイヤー64人用の常設サーバーのホストには『BF6』バトルパスの購入が必要。さらに、プレイヤー100人用の常設サーバーをホストするには「BF PRO」の購入が必要)。
なおリリース時点では、ゲームの最適化をチェックしたい理由でバトロワマップ全体のアセットはまだ使えない。マップをエリアで6分割し、そのうち2エリアにアクセス可能。残りのエリアは今後実装予定だ。ガントレット用のアセットも今後実装予定。
『バトルフィールド6』本編を持っていると、『REDSEC』のアセットと組み合わせて、さらに手の込んだカスタム体験を作成することができる。
シーズン1バトルパス

『BF6』本編と『REDSEC』の両方で、シーズン1バトルパスにアクセスできる。無料トラックの報酬は全プレイヤーが入手でき、新武器など、ゲームプレイに影響を与える要素はすべて無料アンロック可能だ。
1,100 BFコイン(1,400円)でプレミアム版を購入すると、110グレードにおよぶ膨大な報酬にアクセスできるようになるだけでなく、バトルパスの進行に10%のブーストもかかる。
「BF PRO」と特典比較

豪華版である「BF PRO」も用意されている(3,600円)。購入するとPRO限定報酬を即時アンロックできるだけでなく、バトルパスの25グレード分をスキップ可能。バトルパスの進行にも15%のブーストがかかり、「プロバトルパスルート」にもアクセスできるなど、限定特典が満載だ。
「バトルパス未購入」、「バトルパス購入者」、「BF PRO購入者」それぞれが得られる得点の違いは以下のとおり。

- 『BF6』または『REDSEC』保有者
- 無料バトルパス報酬のみ(新武器含む)
- 有料版バトルパス購入者
- 無料バトルパス報酬
- 有料版バトルパス報酬
- 即時アンロック報酬
- バトルパス進行速度+10%
- ポータルの常設サーバーホスト:最大64人
- 「BF PRO」購入者
- 無料バトルパス報酬
- 有料版バトルパス報酬
- 即時アンロック報酬
- バトルパス進行速度+15%
- ポータルの常設サーバーホスト:最大100人
- BF PRO即時アンロック報酬
- バトルパス・グレードスキップ25個
- ゲーム内乗り物ラジオ局
- BF PROバトルパスルート
- BF PRO任務
『バトルフィールド6』は10月10日に正式リリースされ、大盛況のままに「シーズン1」を迎えた。さらに基本プレイ無料の『BF REDSEC』まで投入され、年末にかけてますますコミュニティが発展しそうだ。
なお現在は「シーズン1 フェーズ1」に相当し、11月11日からはフェーズ2「カリフォルニア・レジスタンス」がスタートするという流れだ。シーズン1全体の期間は3ヵ月ほどで、2026年初頭まで続く。
本編は有料タイトルだが、まだ購入を悩んでいる方も、無料である『REDSEC』のバトロワモードやガントレットを通じて『BF6』の一部を体験してみてはいかがだろうか。

FPS POWER TUNE
Source: BF6 Official







コメント
コメント一覧 (8件)
まんまWarzoneで笑ったw
システムはおろかUIまでほぼパクリやん
援護兵チャレンジの回復バグは治ってるけど新しいモードが出来たことで元々過疎ってたCQB関係が死にかけてる、ちかもbotで埋めると表示しながら満員にならず結局待ちになるから人の出入りが激しすぎて試合始まらない
稼ぎ目的のポータルも少なくなったしマジで公式でCO・OPモードでも良いから出せよこれ、主要のモード達はマップで武器を選んだりアタッチメントで補わなきゃいけないのにそのパーツを得るための手段が機能してないって荒手の嫌がらせでしかないんだわ ただでさえ無理矢理長距離芋砂させられる普通のチャレンジもストレス溜まるのに不便さだけ増して行ってるんだけど
ガントレットは面白いけど毎回事前に簡単なルール説明があるにも関わらず理解できないのがいるせいでつまらない
んな事よりはやくBOT戦のXP前の仕様に戻せ 友人とBOTだけでやりたいんだよ
武器XPもチャレンジも終わらなければやる意味ないから早くしてくれ
銃での撃ち合いをしたいから戦車は正直いらないな
それじゃBFやる必要もないね
なんで買ったん?
そうゆうゲームだよ?
単純にアホなのか、記事を読まずコメント書くのか知らないけど今回の追加モード「無料」やぞ。
製品版購入者は未購入者と差別化するためにバトルパス有料版が付与されてほしかったなあ