カプコンより2026年2月27日に発売されたサバイバルホラーシリーズ最新作『BIOHAZARD requiem(バイオハザード レクイエム)』の完成披露発表会が、発売前日となる2月26日に東京都内で開催された。イベントにはディレクターの中西晃史氏やプロデューサーの熊澤雅登氏が登壇し、『バイオハザード レクイエム』のゲームシステムや開発の経緯に関する最新情報が公開された。
さらに、通信販売でおなじみの夢グループとの異色コラボレーション商品や、人気声優陣による生アフレコ、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)とのコラボ企画など、『バイオハザード レクイエム』を取り巻く多様な展開も発表されている。この記事では、会場で明かされた『バイオハザード レクイエム』の魅力と、各種企画の模様をレポートする。
期間限定:『バイオハザード レクイエム』完成披露発表会アーカイブ映像
完成披露発表会の模様を収めたアーカイブ映像が、カプコン公式YouTubeチャンネルにて公開されている。ただし、アーカイブ映像には『バイオハザード レクイエム』のCEROレーティング(Z指定・18才以上のみ対象)に伴う年齢制限が設けられており、外部サイトへの動画埋め込みができない仕様となっている。
映像のフル視聴を希望する場合は、以下のテキストリンクからYouTube上で直接確認してほしい。なお、このアーカイブ映像は2026年3月5日(木)までの期間限定公開となっているため、気になるゲーマーは早めのチェックを推奨する。
『BIOHAZARD requiem』完成披露発表会 アーカイブ映像(YouTubeへ遷移)
『バイオハザード レクイエム』の主人公と原点の舞台

『バイオハザード レクイエム』は、シリーズ累計1億8000万本以上の販売実績を誇る「バイオハザード」シリーズの最新作で、2026年3月に迎えるシリーズ30周年という節目を飾るタイトルとなっている。イベント冒頭で熊澤プロデューサーは、世界的な反響への驚きと感謝を述べつつ、記念すべき年に送り出すタイトルとして内容に強い自信を覗かせた。期待値は世界的に高く、ドイツで開催された初の先行試遊イベントでは6時間待ちの行列を記録したことが明かされた。
また、グラフィック面も大きな進化を遂げている。開発チームにはハリウッドでCGを担当していたメンバーが参画しており、キャラクターの肌の質感や感情表現がよりリアルに描かれている点も特筆すべきポイントだ。

『バイオハザード レクイエム』の主人公は、FBI分析官のグレース・アッシュクロフトと、シリーズでおなじみのエージェントであるレオン・S・ケネディの2名だ。グレースは連続変死事件の調査を通じて自身の母親が過去に殺害された事件の真相に迫り、一方のレオンは追跡中のバイオテロ容疑者がグレースを襲撃した集団と結びついていることを突き止める。2人の異なる物語が交錯していく構成が特徴だ。
『バイオハザード レクイエム』の舞台はラクーンシティ

『バイオハザード レクイエム』の舞台となるのは、シリーズの原点とも言えるラクーンシティだ。1998年当時は10万人が暮らす大きな街だったが、未曾有のゾンビパニックによって街ごと崩壊し、2026年現在も政府の監視下にある隔離区域として設定されている。
ラクーンシティは28年ぶりに訪れる場所となるが、レオンにとっても自身のルーツに立ち返る重要な意味を持つ。過去のラクーンシティでの事件を生き延びたことがレオンの現在の活動の原点で、成長したレオンが再び同地を訪れる展開がストーリーの見どころの一つとなっている。
『バイオハザード レクイエム』のゲームシステムと2つの視点

『バイオハザード レクイエム』では、操作するキャラクターによってゲーム体験が大きく異なる。グレースはシリーズで最も非力な主人公として設定されており、敵への有効な対抗手段を持たずに「もう何か出てこないでくれ」と思いながら進むような、純粋な恐怖に特化したホラー体験が展開される。
対するレオンのパートは、歴戦のエージェントとして襲いくる敵と対峙する「やるかやられるか」の緊張感ある戦闘を主体としたゲーム体験となっている。中西ディレクターは、この性質の異なる「温度差の違うホラーというのを一つのゲームでできる形」が『バイオハザード レクイエム』の大きな魅力であると語った。
『バイオハザード レクイエム』におけるFPPとTPPの視点切り替え機能

『バイオハザード レクイエム』の大きな特徴として、FPP(ファーストパーソン・パースペクティブ:1人称視点)とTPP(サードパーソン・パースペクティブ:3人称視点)の両方をプレイヤーの好みに合わせて自由に選択・切り替えが可能となっている。これは、過去のシリーズ作品においてプレイヤー間で視点に対する好みが分かれていたことに対応するための措置となっている。
FPPは没入感が高い反面、恐怖を強く感じやすい傾向がある。そのため、恐怖感を少し和らげたいプレイヤーには、操作キャラクターが画面に表示されて安心感が得られるTPPでのプレイが推奨されている。
さらに『バイオハザード レクイエム』は幅広い層がプレイできるように複数の難易度が用意されており、自動照準や体力自動回復といったサポート機能も搭載されているため、シューティングやアクションゲームに不慣れなプレイヤーでも最後まで楽しみやすい設計となっている。



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