Bungieのコミュニティマネージャー David "Deej" Dague 氏がBest Buyのインタビューで語ったところによると、『Destiny』に“クリア”の瞬間は訪れないのかもしれない。
『Destiny』はBungieが10年サイクルで手がける超大作なのは周知の事実だが、その記念すべき一作目でも全ての要素を体験し尽くすのは難しいのかもしれない。クリアまでの時間を問われた"Deej"はまず以下のように答えた。
我々は人々がベータ版に数十時間を費やすのを見た。ひとつの目的地で、だ。
製品版のゲームでは、カスタマイズした自分専用のビークルで遊ぶこともできるし、広大な土地に無数の目的地が存在し、内部にはダンジョン型のスペースも広がっている。更にプレイヤーは地球を飛び越えて月といった惑星や、火星や金星のあらゆるタイプの古代文明を探索することになる。
もちろんストーリーミッションの細かいポイントはすっ飛ばして大筋だけを体験すればいいというプレイヤーもいるだろうが、それは物語の表面を引っ掻いただけに過ぎないとDeejは言う。
やんわりと他人と協調できるストーリーモードも楽しいが、『Destiny』では“レイド”のような「ストライクミッション」(協力マルチプレイ)も提供され、プレイヤーを飽きさせることはないかもしれない。
『Destiny』は競技的なマルチプレイヤー対戦の「クルーシブル」も備えている。これは本当に「フィニッシュ」になる可能性が低いと言え、Deejは「クルーシブルには無限の楽しみが詰まっている」と自信をのぞかせる。
何らかのマルチプレイ対戦をやり込んだことがあるプレイヤーなら誰もが知っているだろう。勝った時の興奮や負けた時の悔しさ、新スキルや新武器を入手した時の喜び、時間の経過とともに変わる戦略と編み出される対策などなど...。勝利一つ、敗北一つとっても単純に勝利数が+1されるだけではなく、マルチでは一戦一戦が全く違う体験だ。
Bungieは『Destiny』のリリース直後から、マルチプレイヤーに限らない長期的なサポートを約束しており、PEX 2014でその内容が告知される。
今後、無料のコンテンツも提供されるのかは分かっていないが、第一弾拡張パック“The Dark Below”と第二弾“House of Wolves”(各19.99ドル)、これらがパックになった“Expansion Pass”(34.99ドル)が発表されている。
“クリア”に対する概念は人それぞれだが、少なくともBungieが、我々を長い期間楽しませようとしているのは間違いないだろう。
タイトル | Destiny [記事一覧] |
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発売日 | 2014年9月11日 |
開発/販売 | Bungie / Activision, SCEJA |
Amazon | PS4, PS3 | 公式 | Destiny |
Source: GameSpot
コメント
コメント一覧 (9件)
噛めば噛むほど味が出る、スルメの様なゲームであって欲しい
おー!楽しみだなぁ♪
クリアの基準はプレイヤー次第、ということかな?
それはそれで、いい考えだと思うね
何年もプレイできるゲームとなったらそれこそ最高だな。期待してるよ。うん。
…で、あるならば。
Lv.の上限は徐々に開放されていくのだろうか。
さすがに経験値で20、装備次第で30で終わりじゃないよね!!
それはひとつの世界しかないけど面白かったからじゃないの
クリアするという目的があるゲームであればクリアする人はでるだろ
こういうゲームにクリアはないと思うけどさ
望むところだ!
楽しみだなホント
エンドレスモード is good