米国時間2月24日、暴力的なゲームの販売規制法案を作成しながらも、ギャングとの武器密売や恐喝、汚職容疑でFBIに逮捕されていた元カリフォルニア州の上院議員リーランド・イー容疑者に、武器密売と汚職事件のかどで懲役5年の判決が下りました。
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暴力ゲームに反対しつつ武器密売
イー容疑者は、「子どもたちに悪影響を及ぼす」として暴力的なゲームに関する規制法案を提出するなど、積極的に規制を推進していました。
表では、「子どものために」と気勢を上げてゲーム業界を批判。その裏では、自身が激しく非難していた犯罪アクションゲーム『グランド・セフト・オート』のような犯罪を行っていたことになります。
Charles Breyer連邦地方裁判所判事は、イー元上院議員が犯した行動は「民主的プロセスに対する冒涜であると共に、政治機関への忌々しき侮辱行為」であると怒りを露わにしています。
イー元上院議員は自身の罪を「恥ずかしい」と発言。裁判所に情状酌量を求めましたが、拒否されています。
おまけ:その他の例
こういった「特大ブーメラン」を、なぜか自分から進んでやってしまう著名人は少なくありません。
- 「反売春組織」の急先鋒、実は摘発対象の高級買収宿の「常連客」で多額の公金も費やしており辞職(ニューヨーク州知事 エリオット)
- 「同性愛は罪」と激しく非難していた福音派牧師、「数年にわたり男性売春婦」を買って共に薬物を使用(テッド・ハガード)
- 「反LGBTQ+を推進」し憲法に“結婚は男女間に限る”を追加した議員、「男性限定の乱交パーティー」に参加し警察から窓を伝って逃げるも拘束(ヨージェフ・サイヤー)
- 「反腐敗運動」で汚職官僚を精力的に摘発していたトップ、実は「誰よりも巨額の賄賂」を受け取っていた(中国の元公安部副部長 孫力軍など)
- 「ネットの性犯罪から子どもを守る法律」を強く推進した議員、10代生徒たちに「露骨な性的メッセージ」を長年送り続けて辞職(マーク・フォーリー)
- 「中絶」に非常に厳しい規制法案の共同提案者、不倫相手に「中絶するように」とメールし辞職(米国の元共和党下院議員)
どういう心理?
リーランド・イー容疑者のように、自分が裏で行っていることと正反対の「正義」を公に、なおかつ「過剰」に掲げる心理はどうなっているのでしょうか。
- 反動形成:後ろめたさから、無意識に「私は暴力に反対する人間だ!」というイメージを世間に植え付けようとした。
- 投射と責任転嫁:「良くない(と自分が定めたもの)ことへの欲求」を直視できないとき、それを他者や外部のものに投げつけ、「悪いのは私(や社会)にこんな悪い影響を与えるビデオゲームだ!」攻撃し責任転嫁することで心の平穏を保つ。
- 意図した偽装:「暴力反対!規制!」と過剰に騒ぐことで、「誰も自分が武器密売に関わっているとは思わないだろう」という浅はかな考え。
彼がどうだったかはわかりませんが、日本の政治家にはこんな人がいないことを願いましょう。
FPS POWER TUNE
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Source: gamespot.com



コメント
コメント一覧 (36件)
ブーメラン乙wwって感じやな
はいブーメランww
代弁すると「暴力ゲームなんてやらずに暴力しよう」ということか