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FPSの生みの親が送る、異常な世界観も魅力的な新作FPS『BLACKROOM(ブラックルーム)』

ブラックルーム
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FPSの生みの親とも言われ、『Wolfenstein(ウルフェンシュタイン)』シリーズ、『DOOM(ドゥーム)』シリーズ、『Quake(クエイク)』シリーズなどを世に送り出したid softwareの共同創設者であるジョン・ロメロ氏とエイドリアン・カーマック氏が、キックスターターにて自身の最新作となる『BLACKROOM(ブラックルーム)』を発表。70万ドル(約7,760万円)のファンドを募っています。

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BLACKROOM 概要

BLACKROOM by John Romero and Adrian Carmack

  • 10時間を超えるシングルプレイキャンペーン。荒れ果てたビクトリア様式の豪邸、西武時代のゴーストタウン、海賊のガレオン船など、バラエティに飛んだ舞台が登場。スイッチ、リフト、隠し部屋、隠し通路なども採用
  • チャレンジモードではスピードランなどのユニークな挑戦で腕試しが可能
  • 協力プレイ、1on1デスマッチ、FFAでのマルチプレイ採用。ロメロ氏がデザインした軍事シミュレーション、地獄、宇宙などの様々な環境を舞台にしたマップが6種登場
  • サークルジャンプ、ストレイフジャンプ、ロケットジャンプ等のクラシックなスポーツ系FPSを彷彿とさせるスピーディーな移動
  • DLC無し、定期課金無し
  • 完全MOD対応でコミュニティーがマップを制作可能
  • デディケイテッドサーバー(専用サーバー)対応
  • 世界でも有数のメタルギタリスト、ジョージ・リンチ氏によるサウンドトラック
  • WindowsとMac(Steam配信)で2018年冬のリリース予定

クラシックなスポーツ系FPSの遺伝子を組み込むことが予想され、詳細からは『Quake』を彷彿とさせるスピード感が溢れる難易度の高いゲームプレイが想像されます。

BLACKROOMの世界観

BLACKROOM コンセプトアート 1

『BLACKROOM』とは、世界を牽引するテクノロジーカンパニーである架空の企業「HOXAR」が生み出した、巨大な黒い部屋(Black Room)にホログラフで現実世界と見分けのつかない世界を再現する技術。軍や警察での訓練目的での利用はもちろんのこと、エンターテイメントとしての民間利用も行われています。

BLACKROOM コンセプトアート 1

シングルプレイキャンペーンでは、HOXARがテスト中の新しい技術でトラブルが発生し、現実世界と仮想世界が混ざり合うという異常現象が発生。プレイヤーであるHOXARのチーフエンジニア“サンチアゴ・ソノラ博士”は事件の調査に駆りだされ、BLACKROOMが創りだす現実と仮想現実が混ざり合った恐ろしく異常な世界に立ち向かっていくことになります。

BLACKROOM Boxel?

本作の特徴としてあげられているのがゲーム内に登場する「Boxel」なるデバイス。詳細は分かっていませんが、HOXARのエンジニアに与えられるこのデバイスで、プレイヤーはゲーム内から環境や武器、敵に影響を与えられるとのこと。様々な想像が膨らみます。

BLACKROOM キャラクターコンセプトアート

現時点ではプロトタイプの映像などは含まれずコンセプトアートのみの公表ですが、伝説的なクリエイターによる混沌とした世界観の新作シューターにはコミュニティから大きな期待が寄せられそうです。

最低でも29ドルをファンドすることで最終的にゲーム本体を手に入れることが出来ますが、詳細なアルファテストやベータテストの参加権は不明。49ドル以上のファンドで「HOXAR TESTER」という称号になることから、選考テスト権などはここに含まれるのかもしれません。

Source: Kickstarter

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