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オーバーウォッチ:ハイライト・イントロをスロー再生すると“作画崩壊”。理由は日本のアニメ

Overwatch
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『Overwatch(オーバーウォッチ)』の設定やプレイオブザゲームでも見ることのできるハイライト・イントロですが、普段はクールなガンマン“マクリー”のハイライト・イントロをスロー再生すると、非常にマヌケな顔となり、海外で「めちゃめちゃキモい」と話題になっています。

まずはマクリーのハイライトをコマ送り再生した動画を観てみましょう

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オーバーウォッチの“作画崩壊”シーン

I Have Seen The Face of Death

普通の再生速度ではまったく気づきませんが、スローで観ると確かにキモい。マクリーが前転すると顔が地面に向かって引き伸ばされたり、銃を抜くシーンでは腕がひん曲がっています。実はこの現象はマクリーだけではなく、ほかのキャラでも“作画崩壊”を起こしています。

Overwatch
左腕は丸くなり、右足は肥大化しているD.VA
D.Va_
通常のD.VA

実は表現のテクニック

実はこれらの現象はグリッチでも作画崩壊でもなく、『Overwatch』のアニメーターDavid Gibson氏がアニメを参考にキャラクターの動きを研究した結果採用された表現手法。上記マクリーの顔がのびる表現は「Smear」と呼ばれ、キャラクターの非常にすばやい動きを描写する際に使われる表現手法です。

Smear
参考:腕を高速に動かした表現のSmear

氏はGDC(Game Developers Conference)のトークセッションで『オーバーウォッチ』のアニメーション製作についてふれ、次のように説明しています

「Smearは、モーションブラーが足りない時の補完になると考えています。何かが非常に早く動くときに、ちゃんとみてもらえるようにしたかったんです」

もちろん通常のゲームプレイ中にプレイヤーが上記スロー動画のような違和感を覚えることはなく、滑らかさを実現しています。

日本のアニメを参考に

同時に氏は、マクリーの腕が曲がる表現についても以下のように説明しています。「マクリーの腕が曲がる表現については、良いポーズと同時に、マクリーの顔が常に見えるようにしたかったのです。そのためにマクリーの腕が顔を隠さないようにしました。印象に残るポーズの良い参考として日本スタイルのアニメーションなどをたくさん見ました」。

『オーバーウォッチ』ではこの技法の他にも多様なアニメ表現を用いており、これらのアニメ的表現が『オーバーウォッチ』のキャラクターに生き生きとした魅力を与える要因のうちのひとつと言えるでしょう。

  • タイトル:Overwatch(オーバーウォッチ)
  • 発売日: 2016年5月3日
  • 対象機種:PS4 / Xbox One / PC / Nintendo Switch
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Source: kotaku.com

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コメント一覧 (12件)

  • 「オバケ」と呼ばれる表現手法ですね。中割りだろ!っておっしゃってる方もおりますが「中割り」とは少し違いますね。

  • 完全に中割やんね
    もはや中割の画像で作画崩壊wwwって言う奴をほほえましく見守るまでがテンプレやろ

  • 激しい動きの時は敢えて崩して書くこともあるって聞いたけどCGでも出来るんすね

  • 作画崩壊じゃなくて中割りでしょ?
    アニオタじゃなくてもこれぐらいはわかるぜ?

  • ワイも作画崩壊覚悟でトレーサーたんでも描くとするか

  • コマ送りでは作画崩壊とは言わない
    あくまでも演出技法の1つ
    作画崩壊とは、通常のスピードで再生していても明らかに不自然な作画を言う

    この記事のタイトルは不適切と言わざるを得ない

    • でも日本でもヤシガニ事件の後
      ナルトのアクションシーンとかの中抜きをスクショで上げて
      作画崩壊!ってまとめ作るの流行ったんよ
      あと女優とかアイドルとかのまばたきする瞬間白目の画像で炎上させるとか

    • このEAAの記事に関しては画像付きで「実は作画崩壊ではない」ときちんとフォローしてるからまだ洒落っ気のある表題ってことで済むんじゃないかな?
      まとめサイトなんかで拡散されてる記事には本当に悪質なものもあってうんざりするけどね

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