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MCVS:『モダンコンバット Versus (バーサス)』事前登録開始、個性豊かな11人のエージェント詳解

MCVS:『モダンコンバット Versus (バーサス)』11人のエージェント詳解、モードはチームワークが鍵となるドミネーション形式の4vs4
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先日、日本国内でも事前登録が開始された『モダンコンバット Versus(バーサス)』(MCVS)。先行リリースされている海外のApp Storeでは11月11日現在、1万を超える評価数に対し、平均スコア4.5という高評価を誇っている注目のタイトルだ。

モバイルFPSを更に発展させるタイトルとして期待されている『MCVS』の、キャラクターの詳細と実際にプレイした感想を含むゲームルールを見ていこう。

MCVS事前登録モダンコンバット Versus

CONTENTS

多様なキャラクターと戦略を求められるゾーンコントロール

11人のエージェント

『MCVS』にはステータスも武器もアビリティも全く違う個性的な12人のエージェントが存在している。ここでは現在先行リリースされている海外で実装済みの11人について紹介する。記載内容はグローバル版なので、日本版とは少し異なる可能性があることに留意してほしい。

MCVS | 『モダンコンバット Versus』エージェント11人の紹介&プレイ動画 | EAA

特に注目したいのはそれぞれのアビリティの仕様だ。アビリティは、時間経過やチームへの貢献によって溜まっていくエネルギーを使用して発動し、発動後は一定時間のクールタイムが入る特殊能力だ。エージェントごとに全く違う特性になっており、使用するタイミングが試合の勝敗に大きく影響することになるだろう。

スタンダードな「ロック」

モダンコンバット バーサス ロック

  • タイプ:アタッカー
  • アビリティ「拡張現実」 :範囲内の敵を一定時間強調表示する。この機能は壁越しにも有効。エネルギーコストは5。
  • 武器「TYGR-92 RIFLE」:高い射撃精度とレートが特徴の自動ライフル。ダメージ量は中程度。
  • 代替アクション「照準を覗く」:画面右側をダブルタップすると照準を使用した精密な射撃が可能になる。
  • アタッチメント「レッドドット」:アイアンサイトの代わりにレッドドットサイトが付き、照準が見やすくなる。

ストーリー:かつて、ロックはKORPでトップスペシャリストとして働いていた。だが、命がけの仕事に見合わない安月給に嫌気がさし、対抗勢力のOCTOに情報を流して裏金を手に入れ始めた。やがてそれはKORPのエージェントの知るところになり、彼はKORPを逃げ出した。以来、フリーのエージェントとなり、その卓越した腕を活かして金を稼ぎ続けている。

女性アサシン「ミヌー」

モダンコンバット バーサス ミーヌ

  • タイプ:アサシン
  • アビリティ「スピードリンク」:移動速度が大幅に向上し、体力が回復する。エネルギーコスト3。
  • 武器「KA-NIP 22」:射程と弾倉容量は少ないが、高いレートを持ち、近距離で強さを発揮する。
  • 代替アクション:「照準を覗く」:画面右側をダブルタップすると照準を使用した精密な射撃が可能になる。

ストーリー:若さとルックスは究極の洗脳ツールになりうることを、KORPのイメージガールとしてミーヌは証明した。彼女はスターの座に上り詰めたが、代わりに自由を失うことに耐えられなかった。体を鍛え、敏捷性を身につけた彼女は閉じ込められていたビルから脱出する。以来、ソーシャルメディアを通じて“彼女自身の声”を世界に発信し続けている。

元ホッケー選手「カン」

モダンコンバット バーサス カン

  • タイプ:ディフェンダー
  • アビリティ「ディフェンスドーム」:自分の周囲に一定時間敵の攻撃を防ぐドームを発生させる。このドームは範囲内に居る味方にも有効。エネルギーコスト5。
  • 武器「SHARK ATTACK」:腰だめ撃ちには向かないが、弾倉と射程距離がすぐれているライトマシンガン。
  • 代替アクション「照準を覗く」:画面右側をダブルタップすると照準を使用した精密な射撃が可能になる。
  • アタッチメント「グリップ」:武器の安定性を高める。

ストーリー:埠頭で生まれ育った彼はまさにお手本のような人生を歩んできた。家を建て、家庭を持ち、真面目に働いてきた。だが、その生活はKORPとOCTOの抗争で無に帰した。家は灰になり、妻と子どもを亡くした。全てを失った彼には最早復讐以外の生きる目的はない。かつてプレイしていたアイスホッケーの防具に身を包み、KORPとOCTOが滅びるその日まで、彼は混沌を撒き散らし続けるだろう。

バリアードラ息子「タワー」

モダンコンバット バーサス タワー

  • タイプ:ディフェンダー
  • アビリティ「パルスシールド」:近接武器としても利用できるシールドを展開する。ダメージを受け続けると爆発する。エネルギーコスト5。
  • 武器「KURU SHOTGUN」:セミオートショットガン。射程距離は短くレートも中程度だが、リロードが早い。
  • 代替アクション「バッシュ」:画面右側をダブルタップすると、前方にダッシュしシールドで敵を攻撃する。
  • アタッチメント「グリップ」:武器の安定性を高める。

ストーリー:彼を一言で表すとするなら「ドラ息子」が適切だろう。KORPの重役を親に持ち、金も権力も生まれたときから約束されていた彼は、荒廃した世界において最も恵まれた者の1人といっていい。だが、彼は与えられたモノにすぐに満足できなくなった。スポーツや冒険でも満たせなかった彼の破壊衝動を満たすのは、戦争だけだったのだ。

時をかける「スイフト」

モダンコンバット バーサス スイフト

  • タイプ:アサシン
  • アビリティ「ゾーンワープ」:発動すると時間が巻き戻る。数秒前に居た場所に移動し弾薬や体力もある程度回復する。エネルギーコスト5。
  • 武器「KURU PRO SHOTGUN」:発射速度と射撃精度の高いセミオートショットガン。
  • 代替アクション「照準を覗く」:画面右側をダブルタップすると照準を使用した精密な射撃が可能になる。
  • アタッチメント「レーザー」:腰だめ撃ちの精度が高まる。

ストーリー:スイフトはかつて結婚していた。相手はOCTOのスポークスマンだ。きっと幸せな結婚生活だっただろう。夫が暴力を振るう人でなしでさえなければだが。彼に次第に追い詰められるようになった彼女は、銃を購入した。スイフトをサンドバッグ代わりにしようとした夫は膝を撃たれ、バルコニーから転落して死亡。彼女は故のない罪に問われる代わりに、その身軽さを買われてエージェントになった。

俊敏サイレンサー「クリーパー」

モダンコンバット バーサス クリーパー

  • タイプ:アサシン
  • アビリティ「ボルテックスラトル」:移動中の方向にテレポートし、敵をかく乱する。エネルギーコスト2。
  • 武器「KURU DARK」:近接攻撃用の武器。弾倉が大きく、高いダメージを与えられるが、発射速度が遅い。
  • 代替アクション「照準を覗く」:画面右側をダブルタップすると照準を使用した精密な射撃が可能になる。
  • アタッチメント「サイレンサー」:敵に銃声で居場所がバレるのを防ぐ。

ストーリー:クリーパーは不正や暴力など、社会のあらゆる闇を信奉する。彼は過去を語らず、ただ闇に自身を委ねる。堕落と混沌から生まれたクリーパーは、個人としてではなく、社会の共通の敵として戦いに身を投じる。

びっくりショットガン「ゴースト」

モダンコンバット バーサス ゴースト

  • タイプ:アサシン
  • アビリティ「ニューラルクローク」:姿が限りなく透明に近づき、移動速度が上昇。ナイフが装備され、敵に強力な刺突攻撃が可能になる。エネルギーコスト5。
  • 武器「KURU 9 SHOTGUN」:接近戦用のポンプアクションショットガン。リロードは一発ずつになるが、敵に与えるダメージが大きい。
  • 代替アクション「スタブ」:画面右側をダブルタップすると、敵にナイフを使って攻撃する。

ストーリー:ボイドで生まれた彼にとって、人生は泥にまみれて空腹に苦しむものだった。KORPからもOCTOからも身を隠し、動物から獲物に忍び寄るすべを学んだ彼は、やがて名うての暗殺者として1人で仕事を請け負い始めた。しかし、ある時受けた依頼で罠にかかった彼は、暗がりで身を隠す生活に逆戻りし、その後彼の稀有な才能を見出した人間によりエージェントになる。今度は、姿が見えなくなるクローキング装置を携えて。

化学兵器スペシャリスト「クルト」

モダンコンバット バーサス クルト

  • タイプ:スペシャリスト
  • アビリティ「ヴェノムガジェット」:地面にトラップを設置。ひっかかった敵に継続ダメージを与え、移動速度を低下させる。エネルギーコスト5。
  • 武器「VENOM-O-MATIC」:継続的に敵に毒のダメージを与え続ける。攻撃された敵は移動速度や視点移動が遅くなる。
  • 代替アクション「ターゲットスナップ」:画面右側をダブルタップすると範囲内の敵をロックオンする。

ストーリー:クルトは文字通り生物兵器・化学兵器のスペシャリストだ。かつてKORPが支配するエリアにお手製の特大吸血虫をばら撒いて、KORPの重役も含めて何人もの犠牲者を出したのも彼の仕業だ。彼はその後「吸血虫駆除剤」を自作自演で売り出し、金と名声を得るつもりだったが、その計画は自宅に突入してきたKORPとOCTOによる銃撃戦でご破産になってしまった。だが、彼にとっては大きな問題ではなかったようだ。自作のヴェノムガスをとある組織に売り込み、新たな装備と資金の供給源を手に入れた彼は変わらず活動を続けている。

精密ナイト「モナーク」

モダンコンバット バーサス モナーク

  • タイプ:アサシン
  • アビリティ「ピストルスワップ」:スナイパーライフルを接近戦に有効なラピッドファイアピストルに切り替える。エネルギーコスト4。
  • 武器「VON 7 SNIPER」:ボルトアクション式のスナイパーライフル。精密な射撃で大ダメージを与えることができるがリロードは遅め。ロックオン後に発射可能。
  • 代替アクション「照準を覗く」:画面右側をダブルタップすると照準を使用した精密な射撃が可能になる。

ストーリー:モナークの経歴は謎に包まれているが、どうやら何某かの高貴な血筋を引いているようだ。とある勢力と共に君主制への復権を実現しようとして、それをKORPにより阻止された。彼らはモナークを亡き者にしようと試みたが、彼はそれを傑出した戦いの腕により阻止。以来、「自らの能力を世のために役立てる」ためエージェントとして動いている。

イカれた汚物消毒マン「ブレイズ」

モダンコンバット バーサス ブレイズ

  • タイプ:アタッカー
  • アビリティ「ミュータントグレネード」:爆発すると追加で小さなグレネードを撒き散らし攻撃する特殊なグレネード。エネルギーコスト8。
  • 武器「FLAME-O-MATIC」:敵集団への接近戦に向いている火炎放射器。敵に攻撃を当てると、数秒間継続的にダメージを与え続ける。
  • 代替アクション「ターゲットスナップ」:画面右側をダブルタップすると敵をロックオンする。

ストーリー:ブレイズにとって、思想や過去は大した意味を持たない。彼が重視するのはオチャメな遊び心と、街を火炎放射器で燃やし尽くすことだけ。彼の頭がイカれているのか、横暴な権力に大人しく従うことを美徳とするこの街がイカれているのか。彼はきっとそこにも大して興味はないだろう。

サムライ「ローネン」

モダンコンバット バーサス ローネン

  • タイプ:ディフェンダー
  • アビリティ「ディフレクトアーマー」:向かってくる弾丸を短時間だけ全て弾く。弾いた弾丸は敵にヒットする。エネルギーコスト3。
  • 武器「KATANA」:近接戦闘に特化した武器。敵の近くで画面右側を長押しすると、特殊なコンボを発動し追加ダメージを与える。
  • 代替アクション「ダッシュ」:ダブルタップすると敵に向かってダッシュし、近接攻撃をしかける。

ストーリー:ローネンはかつてこの街に無数に居るゴロツキの1人だった。OCTOの上級兵士として、欲しいものはなんでも力で手に入れ、ただ快楽だけを追い求める人生を送っていた。当然の帰結として彼は「身動きの出来ない状態」に陥った。だが、そこで先祖と思われる人物の幻を見たことが彼の人生の大きな転機となる。古の先祖はローネンに教えとカタナを授けた。こうして、彼にとって戦いとは、努力や強さ、忍耐をもって立ち向かう価値あるものになった。

一筋縄ではいかないゲームモード、ゾーンコントロール

『MCVS』の基本ルールはゾーンコントロール、いわゆるドミネーションになっている。指定されたエリアから敵を排除し、占領を続けることで増加するゲージを先に100%に到達させたチームが勝利となる。

モダンコンバット バーサス ゾーンコントロール

試合開始後しばらくはゾーンはロックされているため、とりあえず早く辿り着けば良いというものではない。アビリティを使用するためのエネルギーゲージがどれだけ溜まっているか、味方はどこから攻めようとしているのかを判断して行動することが求められる。

一定時間後にロックが解除され、ゾーンを奪っていくことになる。味方の位置は常に画面内にアイコンとして表示されるので、彼らと連携を取りつつ敵を排除していく。だが、あくまでキルはゾーンを確保するための手段であり、目的ではない。ゾーンの中に居ないとどれだけ敵を倒そうとゲージが溜まらないのだ。

モダンコンバット バーサス ゾーンコントロール

ゾーンには複数のアクセス経路があり、四方八方から射線が通る作りになっている。リスポーンもかなり早いため、あらゆる方向から絶えず敵が攻めてくる。1人で考えなしに攻撃していても敵の集団にプチっと潰されてしまうだけだ。

チームワークとアビリティが重要

モダンコンバット バーサス コントロール

基本的に、『MCVS』に“万能なキャラクター”は居ない。攻撃力が高ければ防御力は低いという弱点を持つし、強力なアビリティには高いエネルギーコストがつきまとう。それぞれのエージェントに得意なフィールドと苦手なフィールドがあり、それらを相互に補っていく必要がある。オリエンテーショントレーラーにあった「1日の終わりを笑って迎えられるかはチームワークにかかっていることを忘れるな」は決して建前ではない。

今後のアップデートにも期待

『モダンコンバット Versus(バーサス)』は現状で既に高い完成度を誇っている。キャラクターも1人を残して解放済みで、先行リリースされた海外では既に多くのプレイヤーが遊んでいる。滑り出しはこの上なく順調だと言っていいだろう。

だが、『MCVS』にとって今の状態はまだ通過点に過ぎない。ゲーム内に遠からず追加されるであろう、おそらくカスタマイズ関連と思われる要素も気になるが、何より「eスポーツとしてのモダンコンバットの確立」への取り組みがプレイヤーの最も大きな関心事だ。App Storeに“It's good but has potantial to be better”と書かれていたことが示すように、いい意味で「まだまだこれから」のゲームなのだ。

モダンコンバット バーサス カスタマイズ?

今後追加される新モードはどんな種類なのか?残りのエージェントの性能は?バランス調整は?発展が期待される『MCVS』に注目したい。

【MCVS】モダンコンバット Versus トレーラームービー

MCVS事前登録モダンコンバット Versus

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『モダンコンバット Versus』は今冬に正式リリース予定で、対象プラットフォームはiOS、Androidの各種スマートフォンとタブレット。

Source: Gameloft

MCVS:『モダンコンバット Versus (バーサス)』11人のエージェント詳解、モードはチームワークが鍵となるドミネーション形式の4vs4

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