2017年12月に行われたC4 LAN Winter終了から記事を書くまで長らく時間が空いてしまいました。TwitterやYouTubeでちょこちょこ報告した以外は特に記事にしていませんでした。C4運営側としては「せっかくメディア枠で呼んでやったのにあいつは何も書いてない」と思って当然です。運営taharasan氏に言われた「何も書かなくてもいいんです。楽しんで帰ってくれれば(笑)」という言葉に甘えていたのもかもしれません。でも、なにを書けばいいのか分からないんです。
C4 LANの魅力?
「C4 LAN 2017 WINTER」オープニング
C4はプロゲーマーを育てるわけでもなく、名誉を競うわけでもなく(競うこともあり)、賞金が出るわけでもなく、全体的な目的としては何もなし。やってることは、各々が好きなゲームを持ち寄り、好き勝手遊ぶだけ。会場全体の協調性もまるでなし。期間中黙々と一人でゲームして、誰とも話さず帰る人もいます。PC自慢したいだけやんという人もいます。一応「LANパーティー」なのに麻雀指してる人やダーツ投げてる人やパズル解いてる人もいます。
恐らく期間中最も盛り上がった一体感のあるイベントは、サイコムさんからの「ゲーミングピザ(普通のピザ)配給」の瞬間です。なんなんだC4 LAN。
C4 LAN引き続き出展中。本日はMSIさんと共同で快適なゲーミングに必須のハイエンドビデオカード、オークションを13時頃から予定。また昨日に続いてゲーミングピザをどーんと差し入れ。こちらは20時頃を予定してます。また、持ち込んだPCが不調の際は臨時サポートデスクに相談ください。
— BTOパソコンのサイコム (@sycom_jp) 2017年5月4日
C4運営側も「これで儲けてやろう」とか「メジャーになって云々~」など何かあればむしろ伝えやすいのですが、その辺は特になし。基本的には「みんなが遊ぶ場作ったよ」で終わり。更に突き詰めても、「フリーダムな空気を作りたい」「ゲームをもっと楽しもうぜ」「人生をゲームでどう楽しむか?」という謎回答。なんなんだC4 LAN。大好きだ。
ひょっとしたらC4のスポンサー企業も、自分たちがどんなイベントに参加しているのか、何をしているのか、誰にアピールできているのか、よく分からないままやっている可能性も出てきます。なんなら営業トップのノリだけでやっているのかもしれません。とは言え立派な企業が、こんな謎イベントに参加するだけで愛してしまうのは確かです。なんなら「C4でゲーミング足湯だしてることだ」「いつもイスいっぱいおいてくれてるとこだ」「休憩所作ってくれてるとこだ」という覚え方をしている人も多いかもしれません。
メジャーな話題も
こんなイベントをどうやって伝えれば良いのでしょうか。とはいえ今回のC4 LAN Winterでは、プロゲーミングチームの参加を始めとした扱いやすいトピックも誕生。今後も規模を拡大していくとのことなので、益々メジャー路線の話題も増えてくることでしょう。
恐らく今後も自前で綿菓子の機械買ってもってきた人が運営側で話題になるという方向性は変わることはないでしょうが、メジャーになっていくのは少し寂しいと感じてしまいました。
今後のC4 LAN
とはいえ運営方針のひとつである「自己紹介タイム禁止」など、今後も私のような光の指す場所が苦手な陰ーマーでも集まれる場所であり続けてくれることは間違いないと信じています。写真撮りそびれたのが最高に後悔している、A4用紙にマジックで殴り書きされた「メディアルーム」張り紙が好きなんです。
私はギリギリなんとか社会人をやっている風を装っている人間です。本当は家から一歩も出ず、一日中ゲームだけをしていたいダメ人間だけど「C4 LANなら参加してもいい」と思える恐らく他にはないレアなイベントです。次回は1日だけでも、取材なし・インタビューもなしで黙々遊ぶだけのいちゲーマーとして参加できたらと願っています。
C4 LAN 2018 SPRING!
そんなC4 LANの次回開催日はすでに決定。2018年5月11日(金)から2018年5月13日(日)にかけて、ベルサール高田馬場で開催されます。C4 LAN 2018 SPRINGの席数は、C4 LAN Winterの296席から約400席へと順調にパワーアップ。C4運営の当面の目標である「1000席」もそう遠くない未来に達成できることでしょう。
大型持ち込み型LANゲームパーティ 「C4 LAN 2018 SPRING」 チケット販売開始(早期割引あり)
C4 LAN Winter の思い出(画像集)
「C4 LAN 2018 SPRING」ティザームービー
「結局C4LANってなんなの?」と感じた方は以下のインタビューでその謎の一旦が溶けると思われます。
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