「Call of Dutyで鍛えた」アメリカ人ゲーマーがリアル戦争に参加

「Call of Dutyで鍛えた」アメリカ人ゲーマーがリアル戦争に参加

昔から「CODで鍛えたから戦争で活躍できる」といったジョークがありますが、これをリアルに実戦した猛者が現れました。

現在も政府軍と反体制派による武力衝突が続いており、国際ニュースでその名を聞かない日はないシリア。クルド人民防衛隊と共にISISとの戦闘に参加したアメリカの若者 John Duttenhofer氏が海外メディアとのインタビューに登場し、『Call of Duty(コールオブデューティー)』などのゲームをプレイすることで、戦場で生き抜くためのスキルを身に着けたなどと語っていたことで話題となっています。

CoDゲーマー、シリアで闘う

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John Duttenhofer氏はコロラド州出身の24歳。以前はカスタマーサービスの職についていましたが、ISISと戦うために仕事を辞退職。シリアに旅立ったのが昨年2017年4月のことでした。

その後、事実上ISISの首都とされていたラッカの解放をかけてクルド人民防衛隊と共に戦闘に参加。しかし戦友であるJack Homes氏が戦死したことをきっかけに帰国することとなりました。なお、ラッカはその10月にシリア民主軍によって解放されています。

彼はシリアに向かう前に、最高で1日13時間もの時間を『CoD』などの戦争ゲームに費やすことで、戦場で生き抜くための武器に対する理解や基本的な戦闘スキルを身に着けたと語っています。

シリアではクルド人兵士と共にAK47を携え、夜間に都市に侵入し、無人の建物からISISに向かって攻撃を行いながら進軍を助ける狙撃ユニットに所属していたそうです。空き時間には『ダンジョンズアンドドラゴンズ』楽しんでいたということから、根っからのゲーマーであることが伺えます。

死は怖くなかった

戦闘にてDuttenhofer氏がISISの戦闘員を殺害することはなかったとのことですが、氏はそれを「残念だ」と語っており、さらに敵の命を奪うことにも「罪悪感はない。奴らはナチスよりも悪い集団で、暗黒時代を再現しようとしている。俺はそんな世界には住みたくない」と語っています。

最も苦しかった事

死が隣合わせの環境にいたにも関わらず、一番苦しんだことは「エアコンがなく、チョコレートミルクが飲めないという”快適ではない”環境」だったというから驚きです。

平和な世界でゲームをできる人生を歩んでいたにもかかわらず、命をかけて戦争に参加した理由として、次のように命知らずなコメント。「一方では身勝手にISISと戦いたかった。もう一方では歴史的で革新的なことに参加したかった。死ぬこととかは怖くなかった」

真似しないように

シリアは外務省の危険地域情報にてレベル4の「退避勧告」に当たる国。外務省のWebページには「その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国や地域に退避してください。この状況では、どのような目的であれ新たな渡航はやめてください」と記載。

治安情勢の悪化から在シリア日本国大使館は一時閉館している状態です。どんなにキルレが高くとも決して真似して渡航しようとは考えないでください

Source: DailyMail, Maxim