CoD:BO4: トップが語る『ブラックオプス4』「全てにおいて深い満足感を得られるゲームを作る」

CoD:BO4: トップが語る『ブラックオプス4』「全てにおいて深い満足感を得られるゲームを作る」

予約購入者向けベータテストが8月に開催されることが明らかとなった『Call of Duty: Black Ops 4(コール オブ デューティ ブラックオプス 4)』ですが、開発元のTreyarchでスタジオの共同ヘッドを務めるDun Bunting氏が公式インタビューに登場。本作に込めた思いや、今までの作品との違い、はたまた個人的に印象に残る開発の思い出までを語っています。

CoD:BO4 インタビュー

『CoD:BO4』を作る上での信条は?

開発を始めた時に、今までとはなにか違うことをしたかった。もっと妥協がなく、ゲームの全てにおいて友達と遊べる何かを作り上げたかった。

今までは常にマルチプレイとゾンビでソーシャルなゲームプレイに大きく強いフォーカスを置いていたし、私たちはマルチプレイゲームを遊ぶのが大好きだ。それは協力でも対戦でも一緒で、ファンも私たち同様に大好きだと思う。その思いがゲームに表れている。

また、プレイすると同じくらい「見ていても楽しいゲーム」にもしたかった。皆も知っているようにYouTubeとTwitchは爆発的な人気を見せ業界を変えたからだ。今ではプレイはしないけど見るゲームがあるくらいで、観戦する体験は別と考えるクレイジーなほどだ。

全ての面において「深い満足感」を得られるゲームを作りたかった。覚えるのは簡単だけど、マスターするまでには長く満足感のある時間がかかるようなゲームを。

デザインディレクターのDavidとは『CoD:BO4』ではどのように協力しあっていたか?

彼と私は長年一緒に仕事をしてきた。もちろん、Jason Blundellが率いるゾンビチームも別部隊としており、BO4の開発においては様々な交流が行われていた。Davidとは今までの事と、これからの事を話し合うことから始めた。

このプロジェクトでは、チームワークをより強化することで、深い戦術的なゲームプレイを実現するという舵取りを行った。一匹狼でいることはできるが、受動的にプレイしていたとしてもチームに貢献できる。チームワークにより積極的に関わりたければ、それが可能なツールをプレイヤーに与えたかった。

BO4までどのようにCoDのマルチプレイは進化してきたか?

『CoD』フランチャイズの開発はTreyarchとGray Matterが合併した時に始まった。Grey Matterは2004年に『CoD:UO』を手がけ、Grey Matterらしい『CoD』を作って見せた。

例えばビークルによるゲームプレイが多く登場したりと、開発チームがどうのように他の『CoD』タイトルと違うことをしたいのかが、最初から見て取ることができた。

ビークルにフォーカスを置いたゲームプレイは『CoD:WaW』まで続き、『CoD:BO』は初めてビークルが登場しないタイトルとなったが、スコアストリークのRC-XDでビークルを忍ばせることはできた。

今作では「Blackout」でビークルを呼び戻し、マルチプレイの中でビークルをもう一度探求できるのはとても楽しいことだ。

他にも、過去のシリーズ作品はTTK(キルにかかる時間)が少し遅くなっていたのに対し、オリジナルのBlack Opsとは違う形でヘルスとダメージを調整した。

クラスに関しての実験も見て取れただろう。『CoD3』は全体的にクラスにフォーカスを置いていたのに対し、Black Opsではパークの1スロット目に置くものがキャラクターの見た目を決め、自分のプレイスタイルを他のプレイヤーに見せるものになっていた。

役割があると戦術と戦略の幅が広がることもあり、クラスベースのゲームプレイが産み出す要素は常に私達の好みだった。

ビークル以外に「Blackout」が他のバトルロイヤルタイトルと一線を画すものはなにか?

Official Call of Duty® Black Ops 4 – Blackout Introduction

「Blackout」はBlack Opsとそのファンにとって独自に設計されたものだ。シリーズの系譜から産み出されたコンテンツや機能が存在し、全く違う形でファンがワクワクするようなものになるだろう。

ティザートレーラーで皆が気付いていると思うが、「Turbine」も登場する。以前にプレイしたことがあるロケーションやマップを見ることができるだろう。その点では多くのユニークなサプライズがプレイヤーを待っているだろう。

もちろん、全てが皆が愛して止まない『CoD』のハイスピードで流れるようなレスポンスの早い移動と武器システムの上に作られており、ファンにとって本当にワクワクするゲームプレイに仕上がっていると思う。

観戦の体験にも言及したが、『CWL』に向けては何があるか?

オリジナルのBlack Opsでコンソールのプロゲーミングとは何か?を学び、Treyarchは常に競技シーンを推し進めてきた。

『CoD:BO4』では、さらに今まで以上の規模で競技シーンをサポートしていく。これは競技ルールを全てのプレイヤーに押し付けるという意味ではなく、競技的なプレイヤーがやれることが以前よりも大幅に増えることを意味している。

まだ詳細を発表していないが、次の2ヶ月間でより突っ込んだ内容について紹介をし始めるだろう。すでにリーグプレイが復活することは言及しているが、皆が愛したリーグプレイの魔法、小さなラダーで似たようなスキルのプレイヤーと対戦するという部分をうまく表現しようとしている。

『CoD』で一番楽しかった思い出は?

うーん、たくさんありすぎる!フランチャイズでの仕事を初めて約15年にもなるし、その中で一番を決めるのは難しい。『CoD:WaW』でTony Flameと一緒にミッション「Vendetta」を作る機会を与えられた時かな。

以前のTonyは品質保証テスターとして働いていて、この作品がジュニアデザイナーとしての初めての仕事だった。Tonyはスクリプティングのツールを学ぶために自分の時間まで割いて取り組んでいたし、彼と一緒に最も記憶に残るミッションの1つを作ることができた。

強く記憶に残るような素晴らしくて壮大な体験を作れたというだけではなく、若い才能が現れて新しい形で自らのスキルを成長させる様子を見ることができたのが、開発者としてのやりがいを感じられた。あれは私にとって満足かつやりがいのある瞬間だった。

『CoD:BO4』の何が最もプレイヤーの記憶に残って欲しい?

Official Call of Duty®: Black Ops 4 — Multiplayer Reveal Trailer

プレイヤーは私達が届ける、深く社会的に繋がりあったプレイ体験によってこのゲームを記憶に刻むだろう。人と交わりながらプレイすることが全てで、様々な面で楽しいゲームになる。

また、時間とともに成長し変化するゲームとしても記憶に残るだろう。ゲームのローンチは始まりに過ぎない。長い旅になるだろうし、私達はこれから来る長い年月をかけて成長し変化していくゲームを作りたい。

『Call of Duty: Black Ops 4(コール オブ デューティ ブラックオプス 4)』の発売日は現地時間2018年10月12日で、対象機種はPlayStation 4 / Xbox One / PC。

Source: Activision