SonyがE3 2019に出展しないことを決定、その理由とは

SonyがE3 2019に出展しないことを決定、その理由とは

毎年6月にロサンゼルスで開催されるE3ですが、Sonyが来年のE3に出展しないと表明しました。 任天堂とMicrosoftは出展するとE3運営元のESAが声明を出しています。

SIE、E3離脱を正式表明

海外メディアGame InformerがSony Interactive Entertainment(以下SIE)は、E3 2019年に出展しないと認めたと明らかにしました。

事の発端は、E3の運営を手掛けるEntertainment Software association(以下ESA)が各メディア向けに送ったE3 2019についてのEメール。 筆者にも届いたこのメールには以下の文章が盛り込まれていました。

Among the leading video game companies already committed to participating in E3 2019 are: Microsoft/Xbox, Nintendo of America, Activision, Bethesda Softworks, Capcom, Epic Games, Konami Digital Entertainment, Square Enix, Take-Two Interactive Software, Ubisoft, and Warner Bros. Interactive Entertainment.

「E3 2019にすでに出展が決定しているビデオゲーム会社は以下の通りです: マイクロソフト/Xbox、任天堂アメリカ、アクティビジョン、ベセスダソフトワークス、カプコン、エピックゲームズ、コナミ、スクウェア・エニックス、テイクツー・インタラクティブ、ユービーアイソフト、ワーナーブラザーズ」

ここにSIEの名前が記載されていなかったことからGame InformerがSIEに確認したところ、SIEが正式にE3 2019に出展しないと表明しました。 以下はSIEが寄せた表明文となります。

“As the industry evolves, Sony Interactive Entertainment continues to look for inventive opportunities to engage the community,” according to the statement. “PlayStation fans mean the world to us and we always want to innovate, think differently and experiment with new ways to delight gamers. As a result, we have decided not to participate in E3 in 2019. We are exploring new and familiar ways to engage our community in 2019 and can’t wait to share our plans with you.”

「業界が成長するにつれて、Sony Interactive Entertainmentはコミュニティと接する独創的な機会を模索し続けています。PlayStationのファンは私たちにとって世界を意味し、私たちは革命を起こしたり、違う角度から考え新しい手法を試すことで、ゲーマーの方々を喜ばせたいと常に思っています。その結果、私たちはE3 2019に出展しないことを決定しました。 2019年の私たちは新しかったり、これまでと似たやり方でコミュニティと接する機会を模索し、皆様とこれからのプランを共有できるのを待ち遠しく思います。」

進む「E3離れ」

E3の会場は2つのホールにまたがって開催されますが、SIEはどちらのホールでも大部分を占有しているためESAには手痛い発表となりました。 なお、E3への出展を取りやめる企業はSIEだけでなく、3年前にEAが出展を取りやめてから同時期に「EA Play」という独自のイベントをE3会場の近くで毎年開催していることは有名です。

独自イベントといえばSIEは毎年12月に北米でPlayStation Experienceを開催していましたが、今年は「現時点では目玉として発表できる十分な数のタイトルがない」という理由から、PlayStation Experieceを開催しないと表明しています。

はたしてSIEはEAと同じようにPlayStation ExperienceをE3 2019に合わせて開催するのか、それとも任天堂のニンテンドーダイレクトのようなチャンネルを設立するのでしょうか。 もしかすると、E3 2019をスキップしたのは噂の2020年に発売されると目されているPlayStaion 5の準備に専念する目的もあるのかもしれません。

2019年のSIEは一体どのような手法でコミュニティと接していくのか、E3 2019に出展しないのは英断か、それとも過ちか。 そしてSIEという大手を失った来年以降のE3はどのように他のデペロッパー/パブリッシャーを引き留めるのか注目が集まります。

Source: Game Informer, ESA, PlayStation