『Overwatch(オーバーウォッチ)』のPTRサーバーにて、ビーム系攻撃をもつザリア、シンメトラの弱体化調整、その他ヒーローにバランス調整がありました。
バスティオン(強化)
- 《自己修復》
- ヘルスにダメージがない場合のリソース消費を削除
- 射撃によってキャンセルした場合0.25秒の回復時間が正常に開始するように
シンメトラ (弱体化)
- 《フォトン・プロジェクター》(メイン射撃)
- ビームの幅を0.3mから0.15mに縮小
- レベルごとのダメージを60/120/180に低下
オリーサやシグマといった高耐久バリアを設置するヒーローが強力とされ、選択されやすい現在。バリアに対して強力な圧力をかけられる武器《フォトン・プロジェクター》を持つシンメトラは、相対的に評価が上がった立場でしたが、それを考慮しての調整でしょうか。前回の調整でバグ修正という形でビーム系攻撃が強化されましたが、その影響もあるかもしれません。
ザリア (弱体化)
- 《パーティクル・キャノン》(メイン射撃)
- ビーム幅が1~2の可変から1.5の固定に変更
- 最大ダメージを秒間190から秒間170に低下
同じく高エネルギー時、バリアに対する圧力が強力なザリアも似たような調整を受けました。これにより1エネルギー当たりのダメージ上昇量は0.75になります。対シグマ戦では高エネルギー状態をキープしやすく、アビリティの相性も良かったのですが今後その辺りを含めたバランスがどうなるのか気になるところです。
シグマ (強化、弱体化)
- 《ハイパースフィア》
- 爆発ダメージを35から30に低下
直撃時のダメージ(60×2)には変更はなく、時間経過又は敵への着弾時に発生する爆発ダメージのみ低下しています。敵集団に対して使用することで強力なダメージディール性能を発揮していた《ハイパースフィア》ですが、若干の弱体化調整になります。
- 《エクスペリメンタル・バリア》
- アビリティに関するオプション項目の追加
- 《アクリーション》
- 爆発ダメージを50から60に増加
《ハイパースフィア》とは逆に、爆発ダメージが上昇しています。発生、弾速共に遅く直撃させる難易度の高さを考慮しての調整だと思います。ダメージ量を含め直撃時のリターンについての変更はありません。
- 《グラビティ・フラックス》
- キー入力から発動までにかかる時間を0.4秒から0.6秒に増加
今回のアップデートまとめ
今回の調整により、ビーム系攻撃を用いた正面突破が難しくなった事で、オリーサ+シグマの2枚盾構成は更に強力になったと言って良いでしょう。対面した際には同型戦で応戦するほか、前回の調整によってブリギッテ持久力が大きく低下したこともありダイブ構成にも選択の余地が生まれてくると思います。
その他、バグ修正として、アッシュのUlt《B.O.B》の通行能力の改善や、シグマの《キネティック・グラスプ》でモイラの《バイオテック・オーブ》を吸収した際のシールド獲得(現在は40シールドを獲得)の削除などがありました。詳細については公式のパッチノートをご覧ください。
また、現在の《キネティック・グラスプ》性能についての動画を作成したので、その仕様や《キネティック・グラスプ》について詳しく知りたい方は、ぜひ見てみてください。
オーバーウォッチ:回復やULTを吸収すると? シグマの吸収アビリティ「キネティック・グラスプ」補足検証
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / PC / Nintendo Switch。
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Source: Overwatch PTR Patch Notes
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