中央ヨーロッパ時間12月6日から8日にかけて行われる、『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』のマイナー・トーナメント、OGA PIT Season 3。2日目に行われた準決勝の2試合では北米と南米の4チームが激突する形となり、Team Liquidが一足先にグランドファイナルへ進出、優勝まであと一勝と迫りました。
OGA PITとは? 賞金と出場権を獲得できるトーナメント
世界遺産を有するクロアチアの都市・スプリトで開催されているOGA PIT Season 3。Ubisoft Tierではマイナー大会として分類されていますが、優勝したチームには賞金3万米国ドル(約326万円)が贈られるだけでなく、シージ界最大のイベントである「シックス・インビテーショナル2020」への出場権も与えらるため、参加チームにとっては極めて重要な大会です。
7日の試合結果
6日のDAY1では、日本チームの野良連合と、EUを代表する3チーム、G2 Esports、BDS、Team Secretが揃って敗退する予想だにしない結果となりました。
タイトルを賭けて激突することになったのは、奇しくも北米と南米の各2チーム。北米でも指折りの闘士Canadian選手を擁するSpacestation Gamingは、準決勝で南米のチームmibrに敗れるも、その後ルーザーズ準決勝で勝利し、DAY3まで生き残ることに成功しました。
このルーザーズ準決勝では同じ北米リージョンのチームLuminosity Gamingとの対決となり、戦いは第3マップまでもつれこみました。しかしSSGはクラブハウスと領事館における堅実な守りで力量差を見せつけ、終わってみれば最後は7-1という大差での勝利でした。
またSSGは現在のロースターとなってから、クラブハウスでは8戦全勝という戦績を記録しています。明日のルーザーズ決勝ではmibrとの再戦となりますが、マップピックから注目が集まるでしょう。
ウィナーズ決勝はmibrとTeam Liquidによる南米対決となりました。Liquidはプロリーグ・シーズン7とBrasileirão 2019で二度のオフライン優勝経験を持っている一方で、mibrにオフラインでの優勝経験は無く、先のプロリーグ・シーズン10でも7位に終わってチャレンジャーリーグとの入れ替え戦に巻き込まれるなど、チームとしての格差は鮮明でした。
G2とSSGを倒して勝ち上がったmibrは、手の内をよく知っている相手に対して第3マップまでもつれこむ激戦を演じましたが、チームとしての総合力が徐々に差をつくったのか、最後はLiquidが海岸線での攻撃を成功させて7-4で勝利、シックスインビテーショナル2020への出場権獲得まで、あと一歩となりました。
8日の試合日程
いよいよ最終日となる8日は以下の2試合、ルーザーズ決勝は日本時間12月8日午後7時スタート予定です。続くグランドファイナルはBo5で争われますが、大会ルールに基づき、ウィナーズ決勝で勝利したTeam Liquidが1マップポイントを獲得した状態からスタートします。
- ルーザーズ決勝:SSG vs mibr
- グランドファイナル:Team Liquid vs (ルーザーズ決勝の勝利チーム)
最終日も、日本語公式チャンネルからもキャスター陣の実況付きで配信予定です。
OGA PIT レインボーシックス MINOR POWERED BY AMD AND SAPPHIRE 日本語配信 DAY3
シックス・インビテーショナル2020への出場権は果たして誰の手に渡るのでしょうか。残ったのは3チーム。過去の成績を含めて安定した強さを見せているLiquidの下馬評は高いものと思われますが、SSGとmibrも大会を通して何かに目覚める可能性は十分にあります。皆さんも優勝チームを予想してみてください。
『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。
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