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オーバーウォッチ:サポート4名を含め計6ヒーローに強化/弱体化(エクスペリメンタル)

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本日2020年5月13日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーに対しアップデートを実施しました。今回のアップデートはエクスペリメンタルの追加のみとなっており、6名のヒーローに調整が行われています。

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ヒーロー調整(エクスペリメンタル)

今回のエクスペリメンタルは、2/2/2のロールキュールールでプレイ可能。エクスペリメンタルでの変更点は本モード限定であり、クイック・プレイ、ライバル・プレイ、アーケードへの影響はありません。

アナ(弱体化)

  • 《バイオテック・ライフル》
    • 回復効果を1発当たり75から70に減少

この変更により《バイオテック・ライフル》単体の回復量は-5、《バイオテック・グレネード》の効果によって回復効果が1.5倍になっている場合には、112.5から105への減少で-7.5となります。

また、回復性能の低下によって《ナノ・ブースト》の回転率も若干低下することが予想されます。

バスティオン(強化)

  • 《セントリー・モード》
    • 拡散率を10%減少
    • 拡散率が最小になるまでに必要な連射数を60発から40発に減少
  • 《自己修復》
    • リソース消費速度を20%増加
    • 1秒当たりの回復量を75から90に増加

《セントリー・モード》の拡散率周りは純粋強化。《自己修復》の方もリソース減少量の変更によって1秒当たりのリソース減少量が25%から30%に増加していますが、回復量が秒間15増加したことにより1%当たりの回復量は3で据え置き、リソース全消費時の回復量は300のままとなっています。

以前の調整によって、体力がフルの状態でアビリティを使用してもリソースを失わなくなった事もあり、単純に秒間回復速度上昇の強化と考えて問題ないと思います。

ジャンクラット(強化)

  • 《フラグ・ランチャー》
    • 弾が跳弾した時、維持する弾速を増加
  • 《コンカッション・マイン》
    • 投擲弾速を20から25に変更
    • 投擲物が敵に当たったときの跳ね返りを縮小(足元に落ちるような軌道に)
  • 《トータル・メイヘム》
    • 起爆までに要する時間を1秒から0.7秒に短縮
    • 爆弾の広がりを50%増加

《フラグ・ランチャー》の維持弾速の増加によって、弾道を読みづらい跳弾射撃の脅威が増しました。壁や障害物に限らず床でも跳弾可能なので足元を狙い、地を這わせるような撃ち方も視野に入ってくるかもしれません。

投擲物の加速はもちろん、《コンカッション・マイン》は爆心地からの距離でダメージとノックバックが変化するため跳ね返り縮小は強化。加速によって起爆前の接触機会が増加してくると思うので、それも考慮しての変更だと思われます。

《トータル・メイヘム》の変更は、本アビリティのみでの事故的なキルは難しくなりますがダメージをばらまく性能は向上。それほど多く起こる事では、ありませんが《コンカッション・マイン》等で飛んでる最中にデスした場合、起爆までの猶予が減った事で地上に爆弾が地上に達する前に爆発することが増えます。

マーシー(強化)

  • 《カデュケウス・スタッフ》
    • 秒間回復量を50から55に増加

Developer Updateで予告されていたとおりの純粋強化です。回復性能が低下したアナとは逆に《ヴァルキリー》の回転率が向上、Ultの使用によって回復性能が上昇するため、数値以上の回復性能UPに期待できます。

モイラ(バランス調整)

  • 《バイオテック・オーブ》
    • 効果範囲を5mから4mに縮小
    • オーブの移動速度を16m/秒から20m/秒に変更
    • オーブの残存時間を10秒から7秒に短縮

オーブの加速によって《バイオテック・オーブ》が持つ、敵のシールドによって進路を阻まれないという特性を活かしやすくなっていますが、その他性能は低下しています。

ゼニヤッタ(強化)

ゼニヤッタ1

  • 《不和のオーブ》
    • 付与対象の被ダメージ倍率を1.25倍から1.3倍に増加

現環境においてゼニヤッタを選出し辛い理由の最たるものは、ゼニヤッタ自身の自衛力の低さであり、今回の調整はそれを覆すほどの変更であるとは考えにくいです。

しかし、相手のタンクヒーローに対するプレッシャーは大きくなっているので、ゼニヤッタを真っ先に狙いたい相手とそれを阻止する味方という構図を作りやすくなり、ゲームメイクの主導権を握りやすくなるかもしれません。

今回の調整の影響は?

今回の調整の大部分は、選出率の低いヒーローの選出率向上を目的とした調整となっており、中でもその影響が気になるのはアナの弱体化ではないでしょうか。サポートヒーローの中でも頭一つ抜けた選出率を誇るヒーローですが《バイオテック・ライフル》の-5がどの程度影響してくるのか注目です。

また、現環境では《ナノ・ブースト》の投与を前提とした選出の多いゲンジ、直接の火力上昇はなかったものの多くの強化を受けたジャンクラットなど、ダメージヒーローの動向も気になるところです。

『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。

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Source: Overwatch Patch Notes

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • OW続編出すならMoba形式やめて普通のTDMにでもすれば良いんじゃないの
    オフェンス強化して盾ヒラを弱くする調整多すぎてプロは良いかも知れんが、一般ユーザーはつまらなくなるだけなんだよな

  • でもこうやって頻繁に調整してくれるのは嬉しいよ
    全ユーザーが満足する調整なんてまず無理だから
    少しずついじって環境の様子を見るので良いと思うけどな

  • バスティオンの自己ヒール強化はいいね
    ヘイトを複数集めるのも仕事だし、サポートが見てても
    機動力高いヒーローに瞬間的にヒール量が負けるときあるから
    加えて、セントリーの拡散縮小でほんのすこしダメージは稼げれる

    ゼニヤッタは耐久面に問題があるはずなんだけど
    不和の倍率アップはウルトコストの速度にも直結するし まぁまぁ

    アナ/ブリが安定してる環境で、アナだけを弱体化するのは良いぞ

  • またほぼDPSだけの強化
    まあ今までもこれからも鰤の調整には期待してないし起動もしなくなったのでどうでもいいかなってのが多数だろうな

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