本日2020年6月24日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーに対しアップデートを実施しました。アップデート内容は、テスト環境「エクスペリメンタル」でのヒーロー調整となっています。
ヒーロー調整(エクスペリメンタル)
今回のエクスペリメンタルは、2/2/2のロールキュールールでプレイ可能。エクスペリメンタルでの変更点は本モード限定で、クイック・プレイ、ライバル・プレイ、アーケードへの影響はありません。
アッシュ(弱体化)
- 《ダイナマイト》
- クールタイムを10秒から12秒に増加
爆発による与ダメージ範囲が広く複数ヒットを見込めるアビリティなので、クールタイムの増加はダメージディール性能やUltの回転率に大きく影響を及ぼすと予想されます。
ブリギッテ(弱体化)
- 《リペア・パック》
- 回復超過時のアーマー付与能力を削除
- 《バリア・シールド》
- バリアの最大耐久値を200から250に増加
- 耐久値の回復速度を100/秒から85/秒に低下
- バリアが破壊された時に発生するクールタイムを3秒から5秒に増加
通常、強化点と弱体化点の両方があった場合(バランス調整)と評しているのですが、今回は大幅な弱体化と言わざるを得ない内容です。
中でもアーマー付与はブリギッテのアイデンティティの1つであり、交戦前に低耐久ヒーローに対し付与しておく保険的な運用が強力でしたが、強力すぎたが故にその能力を削除されてしまいました。本調整が実装されれば、アーマー付与はUlt《ラリー》でのみ可能ということになります。
《バリア・シールド》の調整に関しても全体的に高火力化が進む現環境において、50の耐久値増加が与える利点はそれほど大きいとは思えません。むしろ、耐久値回復速度の低下やクールタイムの増加によって盾の管理が難しくなったと考えても良いくらいです。
実装から延々弱体化され続けるブリギッテですが選出率が下がらない以上、やむを得ない対応なのかもしれません。
D.Va(強化)
- 《フュージョン・キャノン》
- 射撃時の移動速度低下ペナルティを50%から40%に緩和
- 《ディフェンス・マトリックス》
- クールタイムを1.5秒から1秒に短縮
- 《マイクロ・ミサイル》
- キー入力から射撃開始までの遅延を0.5秒から0.25秒に短縮
直接的なダメージの上昇等の強化は行われていませんが、元々持っている《ブースター》と合わせ火力と防御の両面において活躍のタイミングを逃し難い、今まで以上に小回りのきくヒーローとなった印象です。
ジャンクラット(強化)
- 《コンカッション・マイン》
- キー入力から起爆までの遅延を0.156秒から0.1秒に短縮
- 《RIPタイヤ》
- タイヤ爆破後、再度ジャンクラットを操作可能になるまでの硬直を1.5秒から0.9秒に短縮
5月後期に強化されたばかりのジャンクラット、強化を受けてなお選出率の伸びが確認できず、追加での強化調整が行われています。こちらもD.Vaへの調整と同様に、スムーズな運用を促す調整となっています。
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