本日2020年12月16日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーに対しアップデートを実施。
アップデート内容は、「ウィンター・ワンダーランド 2020」の開催と、マッチング速度向上のための「優先パス」実装、「リプレイ・ビューア」の機能追加となっています。
追記(2020/12/16):D.Vaの使用制限はウィンター・ワンダーランド初日に解除されました。
ウィンター・ワンダーランド 2020
開催期間は日本時間で2020年12月16日 ~ 2021年1月6日の3週間。チャレンジ限定アイテムを獲得できるウィークリー・チャレンジや、新規限定ゲームモード「フリーズソー・エリミネーション」が実施されています。
ウィークリー・チャレンジ

ウィークリー・チャレンジは、クイック・プレイ、ライバル・プレイ、アーケードでの勝利数がカウントされ、3勝で限定アイコン、6勝で限定スプレー、9勝で限定スキンを獲得できます。

衣装や“RIPタイヤ”に電飾が施されている他、各所に可愛らしい雪だるまの顔も。

クッキー柄のエプロン姿は、アナがファラの母であることを思い出させます。

エピックスキンとは思えないクオリティの高さ、腹部の入れ墨は“HOG”から“SONW”POWERに。
新規追加スキン

“凍結ブラスター”の配色もペンギン風に。

トレーラーを見ると表情のパターンは何種類かありそうです。

“フォージ・ハンマー”が斧になっていますが、威力は同じ55です。

背中には蒸気機関が搭載されており、腕部にはアラスカ州の郵便番号。

ソンブラの「アイスクイーン」、シグマの「ライム」、ドゥームフィストの「ヨトゥン」
リーパーの「シバー」など、タロンは冷気系スキンが多いですね。
その他新規でエモート3種、ビクトリー・ポーズ3種、ボイス・ライン12種、スプレー15種が追加されています。新規エモートは「ウィンター・ワンダーランド 2020」イベントページからも確認することができます。
また、現在ウィンター トレジャー・ボックス50個の購入すると、おまけで10個のウィンター トレジャー・ボックスが貰えるキャンペーンが実施されています。ホリデーシーズンや年末年始が忙しい方は購入を検討してみても良いかもしれません。

新規限定ゲームモード:フリーズソー・エリミネーション

凍てつく4対4バトルが新登場!プレイヤーは倒される代わりに凍結するようになり、凍結したプレイヤーは味方が解凍することで復活できる。立ちはだかる敵を一人残らず凍りつかせて勝利を掴もう。ただし敵にも解凍のチャンスはあるので、裏をかかれないよう要注意です。新しい実績を達成して特別なスプレーを手に入れよう!
一般的なアップデート
PTR(パブリックテストリージョン)でテストされていた、各種新機能がライブサーバーに実装されています。
新機能:優先パス

使用することで優先的に希望するロールでのマッチングが行える「優先パス」が実装されました。優先パスは「フレックス」キュー(全ロール待機)でマッチングした試合を完遂することで、勝利時には6枚、敗北時には2枚獲得できます。
勝敗以外に獲得枚数が変化する要素はないようで、敗北直前のチームに途中参加(ピックと同時に敗北)した場合にも2枚獲得できました。また、この場合既存の機能であった「優先キュー」の権利も同時に獲得。
優先パスは、待ち時間が5分以上のロールに対して使用でき、5人以上のグループでプレイしているときには使用できません(すでにある程度のバランスが取れているため)。

クイック・プレイとライバル・プレイでは、優先パスの種類が異なるためクイックで貯めてライバルで使用するといった使い方はできません。ライバル・プレイ用の優先パスは、「フレックス」でライバルプレイを完遂した時にのみ獲得することができます。
機能アップデート:リプレイ・ビューアのカスタム観戦者オプション

既存のリプレイ・ビューアに以下のオプションが追加されました。
- 新オプション
- チーム1 バナー
- チーム1 ヒーロー
- チーム2 バナー
- チーム2 ヒーロー
- ステータス・メッセージ
- プレイバック・インジケーター
- ゲーム・モードHUD
- キル・フィード
- プレイヤー名
- プレイヤーのライフ・ゲージ
- プレイヤー・アウトライン強度
- 一人称視点のライフ
- 一人称視点のアルティメット・ゲージ
- 一人称視点のアビリティと武器情報
- 一人称視点の照準
- 一人称視点のヒーローHUD
- 一人称視点のアクティビティ・フィード
- 目標の確保音
- スキップ間隔の長さ
- ズームごとのFOV変化
- FOV補間率
- フリーカメラ最大FOV
中でも注目の機能は「スキップ間隔の長さ」、最大で1分ずつのスキップが可能になります。カーソルでの再生位置指定ができないCS版のプレイヤーがライバル・プレイなど長時間の試合を見返す際に役立つと思います。
その他ワークショップのアップデートやバグ修正については、パッチノートをご覧ください。
現在発生している不具合
追記(2020/12/16):D.Vaの使用制限はウィンター・ワンダーランド初日に解除されました。
本日のアップデートの実施後いくつかの不具合が確認されており、中でも深刻なものがD.Vaの不死身化バグです。そのため現在D.Vaは、練習場を含むほぼ全てのモードで使用できなくなっています。

また、上記画像のゲンジの「スキンコンテンダーズ-アウェイ」(ホームも同様)使用時にゲーム中左下に表示されるポートレート周りがうまく表示されませんでした。こちらに関しては個人の環境に依存する可能性もありますが、Twitter上でも何件か同様の報告が確認できました。

今回の調整傾向

今回はヒーローに対する強化、弱体化は行われておらず、年内にそういったアップデートを行う予定は無いとフォーラムにて既に発表されています。
優先パスやリプレイビューアアップデートの実装については、思っていたよりも早い実装だったと感じる方が多いのではないでしょうか。どちらも非常に便利かつ有効な機能だと思うのでオーバーウォッチが盛り上がってくれると嬉しいですね。
追記(2020/12/16):D.Vaの使用制限はウィンター・ワンダーランド初日に解除されました。みんな揃ってホリデーシーズンを迎えることができます。
せっかくの「ウィンター・ワンダーランド」でD.Vaだけ仲間はずれ、というのは少し寂しいのでホリデーシーズンでゆっくりしたい所だと思いますが、Blizzard Entertainmentには早めの修正をお願いしたいです。
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『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。
Source:Overwatch
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