本日2020年11月20日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のPTR(パブリックテストリージョン)に対しアップデートを実施しました。
主なアップデート内容は、開発アップデートで予告のあった、マッチング速度改善策としての新機能「フレックスキュー」と「優先パス」、「リプレイ・ビューア」の追加オプションのテストとなっています。
一般的なアップデート(PTR)
新機能:優先パス
タンク、サポート、ダメージのロール間で生じているプレイヤー人口の偏りと、その偏りによりダメージの待機時間が長くなりがちな状態を改善するため、「優先パス」機能を導入します。「フレックス」でゲームに参加することで、優先パスを獲得できます。参加したゲーム勝利することによって、より多くのパスを獲得できます。獲得した優先パスを使用することで、人気となっているロールの待機時間を短縮することができます。
「フレックスキュー」は、タンク/ダメージ/サポート全てにチェックを入れた状態でマッチングを行うキューで、このキューでマッチングした試合を完遂すると優先パスを獲得できます。優先パスの獲得枚数は、試合に負けた場合よりも勝利した場合の方が多くなります。
「優先パス」は、人気ロールでのマッチングを早めるためのアイテムで、最大40枚までストック可能。また、オフィシャルブログ(英語)によると、 複数人のパーティでプレイする場合に優先パスの恩恵を受けるためには、人気ロールを希望する全員がパスを消費する必要がある(そうでないロールのプレイヤーは無消費)とのこと。
実際の挙動については、合計1時間ほどフレックスキューで待機しましたがマッチングしなかったため確認できず、上記画像のように何故か待ち時間の短いタンクとサポートで優先パスの使用を進められているなど気になる点はありますが、正式に実装されマッチングがスームズになれば嬉しいですね。
機能アップデート:リプレイ・ビューアのカスタム観戦者オプション
リプレイ・ビューアに新しいオプション・メニューを設けました。こちらはメディア・コントロールからアクセス可能です。リプレイをさらに使いやすくし、これまで以上に皆さんが素晴らしいコンテンツを生み出せるよう、リプレイ・ビューアの外観と挙動の自由度を高めました。追加された設定によって、UI要素の個別の切り替え、プレイヤー・アウトライン強度の変更、目標の確保音の無効化、観戦カメラの挙動の調整が可能になります。操作性向上のため、プレイバック速度に0.75倍と1.75倍の倍率を追加しました。
- 新オプション
- チーム1バナー
- チーム1ヒーロー
- チーム2バナー
- チーム2ヒーロー
- ステータス・メッセージ
- プレイバック・インジケーター
- ゲーム・モードHUD
- キル・フィード
- プレイヤー名
- プレイヤーのライフ・ゲージ
- プレイヤー・アウトライン強度
- 一人称視点のライフ
- 一人称視点のアルティメット・ゲージ
- 一人称視点のアビリティと武器情報
- 一人称視点の照準
- 一人称視点のヒーローHUD
- 一人称視点のアクティビティ・フィード
- 目標の確保音
- スキップ間隔の長さ
- ズームごとのFOV変化
- FOV補間率
- フリーカメラ最大FOV
上記の機能とプレイバック速度に0.75倍と1.75倍の倍率が追加され、リプレイ機能がより使いやすくなっています。中でも「スキップ間隔の長さ」オプションは、カーソルによる再生箇所の指定ができないCS版プレイヤーには嬉しい追加機能ではないでしょうか。
その他、ワークショップのアップデートやバグ修正については、パッチノートをご覧ください。
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『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。
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Source: Overwatch
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