オープンワールドFPS『GZW』プレイ映像

CoD:ウォーゾーン:便利な非公式トラッキング・アプリ「Warzone Companion」、全プレイヤーをトラッキング可能で不正横行の懸念も

CoD:ウォーゾーン:有志による最新アプリで全プレイヤーをトラッキング可能に、不正横行の懸念も
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アクティビジョンおよびTreyarchの『Call of Duty: Black Ops Cold War(コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー)』および無料バトロワ『ウォーゾーン』では「シーズン1」が進行中。

今回は、ウォーゾーンのゲーム画面に表示できるプレイヤースタッツ追跡用の最新アプリが、このバトロワタイトルの公正さを損なうのではないかという話です。

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全プレイヤーのスタッツが見られる新アプリ

無料バトロワ『ウォーゾーン』PC版のプレイヤーに向けて、ゲーム内に表示できる最新のトラッキング・アプリ「Warzone Companion」(ベータ版)が公開されました。

このアプリは、自分のこれまでの戦績を確認し、どのくらいスキルが上がってきたかを簡単に確認できる優れものですが、同時にロビーに参加中のすべてのプレイヤーの、キルデス比率や1分あたりのスコアなどの各種スタッツがまとめて確認できる機能もついており、これが不正を招くのではないかという懸念が広がっています。

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自分の成長度が分かりやすい。スキル向上を目指すプレイヤーには最高のアプリだろう

ウォーゾーンにはSBMM(スキル・ベースド・マッチメイキング)が採用されており、スキルの近いプレイヤー同士でマッチが行われるようになっています。しかし最大150人によるバトロワなので、当然全員が同じスキルとはいかず、平均よりもスキルの高いプレイヤーが入ってくることもしばしば見られます。

この仕様に「Warzone Companion」の機能を合わせるとどうなるか。コンテンツクリエーターのJaredFPSは大きな懸念を示しています。

彼のツイートしたクリップでも説明されているように、参加中の全プレイヤーのデータが常に画面上で確認できるため、勝ち目が薄そうだと思ったら一度抜け、自分よりもスキルの低いプレイヤーが多く集まっていそうなロビーを求めてマッチングを繰り返す、といった行為が簡単にできてしまいます

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過去のマッチにいたチーター容疑者を疑惑度(Suspiction)で判定してくれる

また、チーター容疑者追跡機能もついており、チーターを見つけやすいという利点はありそうですが、一方ではプロ級のプレイヤーが誤BANされる可能性も高まることが予想されます。

アプリそのものがBANされる可能性は?

「Warzone Companion」は有志の開発であり、アクティビジョンの公認は得ていません。こうしたアプリがチートツールの一種として削除されるかどうかの基準は、COD APIを通してデータを取得しているか、それともゲーム内メモリから直にデータを引き抜いているかによります(後者の場合はチートツールに該当する)。しかしたとえ構造は合法でも、ゲーム性を著しく損なうとアクティビジョンが判断した場合は削除される可能性があります。

一見すると便利なようで、公正な対戦が成り立たなくなってしまう可能性がある最新アプリ「Warzone Companion」。既に63,000回以上ダウンロードされており、これからも認知度がさらに高まることが予想されますが、果たして『ウォーゾーン』は今後どうなっていくのでしょうか。

『Call of Duty: Black Ops Cold War(コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー)』の発売日は2020年11月13日で、対象機種はPS5 / PS4 / PC / Xbox One / Xbox Series X | S。

Source: CHARLIE INTEL

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コメント一覧 (1件)

  • >勝ち目が薄そうだと思ったら一度抜け、自分よりもスキルの低いプレイヤーが多く集まっていそうなロビーを求めてマッチングを繰り返す、といった行為が簡単にできてしまいます
    そんなの好きにやらせておけよ。
    そのマッチにいる連中にとっては迷惑度ほぼ0なんだから。

    >チーター容疑者追跡機能もついており、チーターを見つけやすいという利点はありそうですが、
    >一方ではプロ級のプレイヤーが誤BANされる可能性も高まることが予想されます。
    これもそうだがプロ級プレイヤーに犠牲になれと言っているわけではないが、
    影響がでるのはごく一握り。

    一番問題なのはチーターが1人でもいると
    そのマッチにいる参加者全員に影響が及び、
    ワーストケースでは1マッチ30分の最後で出会って試合時間を全部無駄にされる。
    結局はチーター排除を迅速に行えない運営が根本的原因。
    ユーザーこの手のツールを使用してロビーにチーター疑惑者がいるか見て自衛するしかない状況。

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